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2007年02月28日

区民の希望は4中跡地か現地の湯島:総合体育館

現在湯島にある総合体育館の建替えは、近くの4中跡地もしくは、現所在地である湯島を希望する声がたくさん集まりました。元町公園に移設を賛成する人は一人もいませんでした。

全27頁の報告書中、圧巻なのは8頁~です。
アンケート結果(←クリック)

2007年02月28日

請願を不採択にしたのは誰?

旧元町小学校校舎の解体予算1億円に係る請願を不採択にした人は、新生クラブの斉田区議と白石区議、自民党から離れたんだかどうなんだかよく分からない角野区議、それから公明党の堀内区議です。

2007年02月27日

区の横暴、ここにも大噴出!:新生文京いきいきプラン

■ 旧元町公園跡地 ってどういうことよ?

文京区HPに、新行財政改革推進計画(新生文京いきいきプラン)の見直し案への意見募集 というニュースがでました。なんでも「計画の進捗状況をお示しするとともに、さらなる職員数の適正化や未実施の施設計画への取り組み等を明らかにしています。」(HPより抜粋)とのことで、その中身をみてびっくり。

元町公園を総合体育館の建設用地へ、という方針は区の当初予定(昨年の秋には共同事業者も、もうオープンにするはずだった!?)から大きく外れていまだに審議中、つまり 未決定 であるにもかかわらず、なんと、この見直し案の文中では、元町公園を指してあらわすヶ所(24頁)に、「旧元町公園跡地」 という記述が。


この見直し案への意見募集期間は、平成19年2月25日(日)~3月15日(木)だそうです。もちろん、意見、ありま~すっ!!! 先ずはひと言、ふざけるな。

http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_kikaku_ikiikiplan_minaoshi.html(↑クリック)

こんなこと書いて平気な人たちって、誰だよ~と思って、この見直し案作成にかかわっている人たちの名簿を見たら、やっぱりいた、いた、案の定、、、都市○○のあの部長さんやあの参事さん、そして、きわめつけ、企画○○のあの人のお名前がずらり。・・・この人たちに「気配り」がないとしても、このような記述(現役の公園ですよ元町公園は!)でOKを出してるのは、区長、あなたですね? ・・・っと、見落とすところでした。あちこちでへんなご発言をなさる助役と、 おお、教育長のお名前もありましたなあ。 ここまで区民の気持ちを逆なでして、事態をむずかしくしているのは、あなたがたですよ。 われわれ、もう、スロットル全開で許しませんから。

2007年02月27日

請願は不採択:旧元町小学校校舎解体予算は見直さない!?

昨日、今日と二日間にわたり、総務区民委員会が開催されました。
校舎を壊さないで! という請願が出されていましたが先ほど、この請願には不採択の結論が下されたという報告をお聞きしました。
どなたが採択で、どなたが不採択としたのかという内訳については追ってお知らせいたします。

長時間、議論をしようとしていろいろ質問や意見を投げてくださった一部の区議さん、そして苦渋の傍聴をしてくださった皆様、ごくろうさまです。
たいへん残念です。でも、あきらめないで力をあわせて頑張りましょう。まだまだこれからです。おかしな政策には断固としてNO!の意志を表明し続けましょう。

不規則発言を繰り返した区議さん、あなたみっともないですよ。反省しなさい。

2007年02月27日

朝日新聞02月27日朝刊:監査結果の記事

朝日新聞の朝刊に、「ふるさと歴史館だより」の監査結果について記事がでました。区議会議長の成沢氏(新生クラブ、つまり民主党)が区長選に無所属で出馬することについての記事のすぐ下です。

■ オマケ:成沢氏、元町公園の問題について例の常套句:「見直し」とのこと。わたしたち、もうこの「見直し」ってのはいんちきだって知っていますからね。はっきり言ってくださらないと困りますよ、ご意見は。

2007年02月24日

傍らで聴くしかないのか、わたしたちには!

傍聴。 これを初めて体験したのは去年のことでした。傍聴に行って毎回思うのは、なぜ、私たちには黙ってすわっていることしか許されないのか! ということです。

文京区の会議に黙って数時間すわっているのは、耐え難い苦痛です。

会議録が公開されるのがとても遅い文京区ですので、わたしたちはメモを取るのに必死です。寝ている暇なんてありませんし、指をしゃぶることもお茶を飲んでいることもできません(傍聴人は飲食禁止なんですから)。ですけれど、聞き捨てならぬ答弁や意見、あいまいな説明、中途半端な突っ込み等々に、思わず発言したくなる場面がいっぱいあります。いつぞやの委員会で「はい、はーい!」と挙手をしてしまった傍聴人の方がいましたが、本当に、傍聴人はみんなこんな感じで、うずうずイライラしてすわっているのです。

以下、ご参照ください。
http://gakkou-chiiki.net/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=79&forum=2&post_id=567#forumpost567(←クリック)


■ 傍聴、、、、、、傍らで聴かせていただくしかできないのか、わたしたちには!
そんなはずはない。区議さんは、わたしたちの意見を伝えてください。
区長さんと教育長さんは、わたしたちの声をきいてください。

■ 提案:傍聴人には、後日傍聴の感想や意見を投稿できるようにしていただくとか、閉会後に退室する傍聴人にアンケート用紙を配って送ってもらうとか、意見聴取のシステムを設けていただきたいです。だって区長さんは大抵、「諮問」のセレモニーだけして、サッサとその場から消えちゃうんですから、どんな様子だったかご存じないわけですよね。知りたいでしょ? 
わたしたち有権者の感想。

2007年02月24日

文教委員会傍聴速報! 02月22、23日

残念な結果に終わった文教委員会ですが、傍聴なさった方々の速報が
http://gakkou-chiiki.net/(クリック)
のスレッド 「一言いわせて」にどんどん掲載されています。元町公園に関しての議論の様子もレポートしてくださっています。ぜひ、お読みください。

2007年02月23日

庶務課長殿:まじめに受け止めてる? 再要望書。

文京区文化財保護審議会の委員全員が連名で提出した 02月10日づけ(区の受理は02月13日とのことです)の要望書に対して、非公式の場ではありますが或る区議が庶務課長に質問。
教育委員会はこれについてどのような対処をなさるおつもりであるか? という問いに対して、原口庶務課長は、あの要望書は区長と都市計画審議会会長に宛てて出されているので、教育委員会としては何をどうするといういうことはない、と回答したそうです。

■ 自発的には動かんよ、という意味なのかもしれませんが、公式発言ではなくても、こんなふうにおっしゃっては大きな「誤解」を招きます。前回、そして前々回の景観審議会という公式の場でのご姿勢も問題ありと拝察しております。責任ある立場にいる人として、無責任な発言が多すぎやしませんか? どうみたって教育委員会、そして文京区政への不評に拍車をかけるようなことになっていますよ。

■ こういうことに対して苦情を申し立てるには、わたしたち区民には、(残念ながら)どうやら「区長宛公聴はがき」というものしか直接手段がないようですので(選挙で区長と区議は選べても、課長や部長は選べないのですから)今度シビックセンターに行ったら、どっさり「はがき」をもらってこようと思っています。煙山区長の在職中にきちんとしたお返事がいただけるか、心配ですが(昨年の07月に出した「はがき」にいまだに返信をもらっていないので、このシステムにも信用おけない気分)。

■ オマケ
今どき、文化財行政を「庶務課」が担当している役所って、文京区くらいではないでしょうか、全国的にみても。そうだ、これも煙山区長に聞いてみよっと。

2007年02月22日

東京新聞02月22日朝刊:監査結果の記事

東京新聞の朝刊に、「ふるさと歴史館だより」の監査結果について記事がでました。記事を読むには、こちらをクリック↓
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20070222/lcl_____tko_____002.shtml

2007年02月22日

残念。文教委員会:請願すべて不採択! 

子供たちのために-学校・地域が大好き@文京区のHP に本日の文教委員会にかかった請願の結果についてスレッドが立ちましたので、お知らせいたします。大変に残念ながら、請願はことごとく粉砕され、不採択になりました。
く~・・・。

子供たちのために-学校・地域が大好き@文京区
常に情報満載でとくに、区議さんたちの活動状況を知るにはもってこいのサイトです。

請願結果は↓をクリック。
http://gakkou-chiiki.net/

2007年02月22日

これであなたも文京博士!?

指ヶ谷(さすがや)小学校から地域の未来を創る会のHPに、『週刊東洋経済』のあの記事の掲載許可を受けました、というお知らせが。週刊誌を買い損なったあなたもわたしも、よかったね。
ありがとうございます! これを読めば、文京区の小中学校将来ビジョンがどんなにひどい構想だか、あなたもわたしも 文京ドミノ倒し博士 になれます。元町公園と体育館の問題も、小中学校統廃合とつながっているんだよ~!

指ヶ谷(さすがや)小学校から地域の未来を創る会 のHPには、「大好きな文京区で子供たちを健やかに育てたい」という願いが込められています。「サスガやね~」 (こりゃまた失礼いたしました~)ぜひ、ご愛読ください。

『週刊東洋経済』の記事は下記をクリックして、「文書資料室」へGO!
http://chiikinomirai.net/

2007年02月21日

請願審査は明日に持ち越し! 本日の文教委員会

傍聴人として出席した方のご報告によりますと、本日の文教委員会は審議未了のため、「延会」。ということで、請願の審査も、明日に持ち越しとなったとのことです。

2007年02月21日

02月27日(火)、総務区民委員会を傍聴しよう! 請願のゆくえは

来週の火曜日、27日は総務区民委員会です。朝10:00開催予定。

旧元町小学校の解体予算案が1億余円計上されたことに対して、それを取り消すようお願いした請願が提出されています。みなさんの「やめて!」という思いが区議会でどのように扱われるのか、しっかりと見届けましょう。

■ 議会(委員会)傍聴の基礎知識
まず、シビックセンター23階区議会事務局受付に行きます。
委員会では先着順で25名が傍聴票をもらうことができます。
(本会議には計63名の傍聴が可能です)
傍聴希望者が受付開始時に定員を超えたら抽選になります。
傍聴受付は、会議当日の午前8時30分から開始されます。
会議の開始時間は、原則として本会議が午後2時、委員会が午前10時です。

2007年02月21日

今日10:00からの文教委員会に注目! 請願のゆくえは

02月21日朝10:00から文教委員会があります。
今回の文教委員会には、注目の請願が2本! 元町公園&小学校について、と新大塚公園http://sakura.web5.jp/yybbs/yybbs.cgiについて。

傍聴にいける人は、シビックセンターへ。
選挙も近いことですし、区議ならびに職員の方々の全てに注目!

2007年02月20日

「歴史館だより」の監査結果にモノ申す

今回の監査結果、つまり「監査の結果について決定をなしえなかった」としたことに対して、意見いたします。

地方自治法第199条によれば、「監査委員は、普通地方公共団体の財務に関する事務の失効及び普通地方公共団体の経営に係る事業の管理を監査する」のだそうです。
この第199条は第2項に、次のように続きます;
監査委員は、前項に定めるもののほか、必要があると認めるときには、普通地方公共団体の事務(自治事務にあっては労働委員会及び収用委員会の権限に属する事務で政令で定めるものを除き、法定受託事務にあっては国の安全を害するおそれがあることその他の事由により監査委員の監査の対象とすることが適当でないものとして政令で定めるものを除く。)の執行について監査をすることができる。

■ 監査結果の11~12ページ
(4)判断 ア 3監査委員の共通意見に不服です。
事務、つまり政策判断に基づいて記事の訂正版を必要としたという支出負担行為の決定という「事務」の違法・不当について監査をしていただけなかったことは、なすべき職務を十分に果たしていただけなかったと理解いたします。大変に遺憾であります。


2007年02月20日

文京区、オドロキの詫び状を公開します!

シビックセンター建設のときに、文京区は2つのことで文化財保護法に違反したと言われています。ひとつは、小石川後楽園庭園の景観破壊、そしてもうひとつは、埋蔵文化財の破壊(あるとわかっていて調査をせずに破壊)です。

文京区長も教育長もすっかりお惚けを決め込んでいらっしゃるので、今日は、そのときの「詫び状」(平成03年12月03日づけ)をみんなで一緒に鑑賞いたしましょう。
なんでも、現区長は、あれは遠藤区長のときのことだから、、、とおっしゃったとか。ご自分の代になったら関係ないってか!? そんなわけないだろ。

文京区長から文化庁長官への詫び状(←クリック)

文京区教育長から東京都教育長への詫び状(←クリック)


2007年02月20日

速報! 歴史館だよりの監査請求の結果 その3

監査結果の報告を添付いたしました。
全13ページあり、ちょっと大変ですが、じっくりお目通しください。56人の請求人には、今日明日には郵便で届くと思われます。

「意見が調わなかったので、監査の結果について決定をなしえなかった」って、じゃあ、どうしろというのでしょうか? 皆様、ぜひお知恵を貸してください!


「歴史館だより」監査結果(←クリック!)

2007年02月20日

速報! 歴史館だよりの監査請求の結果 その2

先ほどの速報1 において、渡辺監査委員のことを書きませんでした。訂正します。

■ 訂正
渡辺区議委員の意見は、猿橋監査委員と同意見でした。
違法・不当と判断  猿橋・渡辺監査委員
違法・不当ではない 廣田監査委員

2007年02月20日

速報! 歴史館だよりの監査請求の結果 その1

文書をみていないので、詳しいことは不明ですが、速報です。

昨日、ふるさと歴史館だより第13号に係る公金支出の返還を求める住民監査請求についての監査結果がでたようです。

結論は、意見が対立して「決定をなしえなかった」、つまり、違法・不当と判断
(猿橋監査委員)、違法・不当ではない(廣田監査委員)の意見の一致が見られ
なかった、とのこと。

詳しくは続報にて本日中に。

■ 決定をなし得なかった! などという結果の出し方があるのでしょうか!?
あ~情けなや!!!
残された手段は、「訴訟」しかない、ということなのでしょうか!? 監査委員は手当てを支給されて委員の任にあるのではないのでしょうか。
それなのに、わたしたちは裁判費用を捻出して訴訟しなければならないなんて、とっても理不尽な気分です。


2007年02月19日

全員連名の再要望書! 文化財保護審議会

02月05、06日の二日間にわたり、文化財保護審議会の委員の先生方が文京区から「説明」を受けた件については、既に当ブログでご報告いたしましたが、この「説明会」(?)をふまえて、保護審議会の先生方は02月10日づけ全員で、再び要望書を区長と都市計画審議会会長に提出しました。

文化財保護審議会の先生方は、昨年09月に続いて二度も要望書を出すことになったことについて 「理解不能なところや疑問な点が数多 くありましたので、委員全員で要望書を再度提出することになりました」 と述べておられます。
以下、02月10日づけ要望書です。

                         ◇◇◇

                                      2007年2月10日
 

文京区長 煙山 力 殿
文京区都市計画審議会会長 戸沼幸市 殿 

                      文京区文化財審議会委員  内田 青蔵  
                      同   副島 弘道  
                      同   谷川 章雄  
                      同   中村ひろ子  
                      同   林  亮勝 
                      同   藤井英 二郎  
                      同   宮崎 勝美


元町公園・元町小学校の保存・活用に関する意見および要望書

元町公園・元町小学校の保存・活用については、昨年9月8日に要望書を提出いたしましたが、本年1月22日に企画政策部長・教育委員会教育推進部長より検討結果の資料が文化財審議委員宛に送付され、2月5日・6日にその資料にもとづく説明会が開催されました。こうした経緯を踏まえて、ここに再度、 元町公園・元町小学校の保存・活用についての意見および要望書を提出することにいたします。

今回提示された検討結果については、以下のような点が指摘できます。すなわち、「文京区元町公園現況調査報告書」(平成18年11月)には、・日本の近代公園史および東京の都市史における震災復興公園の位置づけ、・他の震災復興小公園の現状、すなわち元町公園が現在原型をとどめる唯一の震災復興小公園であること、・元町公園が東京の都市生活において果たしてきた役割等、元町公園の震災復興小公園としての歴史的・文化的側面に関する記述がほとんど見られないなど、文化財として元町公園を評価するには不十分な内容であると言わざるをえません。それとともに、元町公園と一体であった、元町小学校校舎の構造や外部意匠をはじめとする近代建築としての詳細な調査および評価も、今後必要不可欠だと考えております。

また、今回示された建築計画は不確定な部分が多く、何よりも東広場・小広場およびその周辺を壊した後に再整備するという案に賛同することはできません。

元町公園・元町小学校は、関東大震災後に設置された52箇所の中で、唯一当時の姿をよくとどめている極めて貴重な文化財であり、すでに平成16年3月の「東京都史跡等整備検討委員会報告」では名勝指定対象とするべき公園の筆頭にあげられ、昨年7月には文化庁文化審議会文化財分科会第三専門調査会名勝委員会から文化庁長官に対し保存要望書が提出されておりますように、国もしくは都の文化財として指定されるにふさわしいものと考えております。したがって、今後、元町公園・元町小学校の文化財としての価値を減じることなく、保存・活用の措置をとることを強く要望いたします。

                                                 以上

2007年02月17日

元町公園&元町小学校、新たな『100選』に入選 : 美しい日本の歴史的風土100選

P1010409-3再切り抜き.jpg foto-001parteparte.jpg

古都保存法施行40周年を記念して、「美しい日本の歴史的風土100選」が選ばれました。このイベントは、歴史的風土の保存と継承、観光立国、風格ある美しい活力に満ちた地域社会の実現等に資することを目的として実施されました。実行委員会では、歴史的風土に係る各界の専門家からなる「美しい日本の歴史的風土100選選定委員会」(委員長:高階秀爾 東京大学名誉教授)において、特に優れた「美しい日本の歴史的風土」を有する100都市を選定するとともに、それに準ずる100都市を選定したそうです。先月末に選考審査会が開かれていましたが、その結果が本日さきほど主催団体のHPに公開されました。

元町小学校&元町公園もこの100選の栄誉に輝いたようです!!!


■ 東京都千代田区・中央区・文京区・港区・新宿区
【地域名称】江戸の城下町、明治の市区改正、帝都復興の遺産、根津・千駄木、神楽坂
【地域概要】内堀、外堀、皇居外苑、日比谷公園、神宮外苑、都心の並木道など歴史的資産としての都市空間、根津・千駄木、神楽坂の街並みが江戸東京の雰囲気を伝えている。


■ オマケ:東京都内は、もう一件「台東区」が選定されています:寛永寺・上野公園、谷中の街並み、とのこと。 ということは、中も津も駄木もこの100選に選ばれたってことですね。


わ~い、みんなでお祝いしましょう。

写真は、公園の喜寿のお祝いのときのケーキと饅頭のお熨斗(部分)です。
美味しかったね。

                       
                        ◇◇◇

「美しい日本の歴史的風土100選」選定の目的
(財団法人 古都保存財団のHPより)

 平成18年は、わが国往時の政治、文化の中心等として国民がひとしくその恵沢を享受し、後代の国民に継承されるべき古都における歴史的風土の保存を目的とした「古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法」(以下、「古都保存法」という。)が施行されて40周年に当たる。

 古都保存法は、わが国往時の政治、文化の中心等として歴史上重要な地位を有する京都市、奈良市、鎌倉市など限定10都市を対象に、歴史上意義を有する建造物、遺跡等が周囲の山丘などの自然的環境と一体をなして古都における独特の風情をかもし出している様を「歴史的風土」と定義し、様々な保存施策を講じている。

 一方、長い歴史と伝統を有し、豊かな自然に恵まれたわが国では、古都以外にも歴史的・文化的資産が、山丘や樹林地などの自然的環境と一体となった美しい「歴史的風土」を形成している地域が全国各地に多数存在する。これらの歴史的風土は、わが国の自然、歴史や伝統の積み重ねに裏打ちされた美しい日本の国土の源であり、国民共有の文化的資産として保存・継承していく必要がある。

 このため、次世代に継承すべき美しい日本の歴史的風土が良好に保存されている全国の事例について、これらの魅力を国の内外に広く伝えるとともに、歴史的風土の保存と継承、観光立国、風格ある美しい活力に満ちた地域社会の実現等に資することを目的として「美しい日本の歴史的風土100選」選定事業を実施する。

【主催】
美しい日本の歴史的風土100選実行委員会
 顧 問:平山 郁夫 (財)古都保存財団会長
 会 長:田邊 昇學 (財)古都保存財団理事長
【構成】
(財)古都保存財団、(社)日本公園緑地協会、(財)公園緑地管理財団、(財)海洋博覧会記念公園管理財団、(社)全日本屋外広告業団体連合会、(財)国際花と緑の博覧会記念協会、(社)建設広報協議会、(独)国際観光振興機構、(財)日本ナショナルトラスト、(財)日本観光協会
【後援】
国土交通省、文化庁、全国地方新聞社連合会、JR北海道(株)、JR東日本(株)、JR東海(株)、JR西日本(株)JR四国(株)、JR九州(株)、 (社)日本民営鉄道協会、全国伝統的建造物群保存地区協議会、歴史的景観都市協議会 ほか(予定)

財団法人 古都保存財団HPは、こちら↓
http://www.kotohozon.or.jp/best.html

2007年02月16日

元町公園ぱぱっとかるた:本日の一札 「く」 にコメントが追加

■ 01月13日初出の一札 「く」 にコメントが追加されました。

2007年02月16日

本日の一札 「く」

「苦心して 復原したのに なぜ壊す」

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【解説】
「造園史上極めて貴重」であると文京区では、昭和60年に復元修復しました。当時の広報(昭和60年4月広報ぶんきょう)には「昭和初期へあなたもタイムトリップ」と載っています。

*第1号の句は、このかるたの大事なキーワードでもあります。壊してしまったら、決してもとには戻らないもの・・・お気に入りの豚の貯金箱と元町公園。直して、また壊されようとしている豚の貯金箱が泣いています。

*小学校の校舎の話ですが、ちょっと一言。
校舎の解体費として1億円の予算案が立てられてびっくり。去年の秋まで月額500万円以上の賃貸料を稼いでいた現役の施設なんですよ。各室にエアコンも完備しています。壊すなんて、もったいない。

(画像の無断転載を禁ず)

2007年02月16日

昨日も今日も元町公園 009

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元町公園の外堀通りに面した正面入り口付近には、ほとんどいつも、大型工事車両が停車しています。なぜでしょうか。運転手さんが教えてくれました。 「民有地の横に止めるよりも苦情が少ないからね。」 工事のおじさんたちにとっては 「ここは車の中継地点、時間調整してるんだよ。」 だって。
よろしくないことだよなあ、と思いつつ、不思議に思っていたことに答えがみつかったので、ちょっぴり納得・・・。でも、やっぱりよくないよね。

2007年02月15日

元町公園ぱぱっとかるた:本日の一札 「ら」 にコメントが追加

■ 01月17日初出の 「ら」 にコメントが追加されました。

2007年02月15日

本日の一札 「ら」

「落水にモダンの輝きカスケード」

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【解説】
本郷台地の水が神田川へ向かって流れていく・・・。カスケード(水の階段)での流れの表現は、それまでには無い、とっても新鮮なものでした。

*元町公園の最大の魅力は、カスケードです。静かに落つる水音・・・・ある意味、日本的で奥ゆかしい情緒も感じられます。この美しい水の流れを、再び目にする日がやって来ますように。

*水道橋のたもとに何年か前にできたステンレス製の飾りがバブリーな「装飾池」は、今では打ち捨てられてゴミだらけ。水も出ていないし、清掃日をお知らせする区の掲示板も雑草に埋もれて情けない限りです。でも、これは確か、神田川の緑と歴史・自然を大事にするってことでつくったのではなかったかしら!?庁舎建設のことで文化庁と東京都に「ごめんなさい」って言った後に罪滅ぼしでつくったのではなかったかしら!?

*現在、コインパーキング(公園の東側)になっているところに昔、金魚屋があったとか。台地の端っこの崖線には、きれいな水が湧くところが多いのです。そんな湧き水を利用して本郷には金魚屋が繁盛していたそうな。今では、「金魚坂」と呼ばれているところが一軒。養魚池にたくさんの種類の金魚を飼っています。夏にはビールをやりながら金魚すくいも楽しめる隠れた(?)名所です。

(画像の無断転載を禁ず)

2007年02月15日

昨日も今日も元町公園 008

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今日の夕方は大変な雨でした。みなさん風邪にはお気をつけくださいね。
暖かい日が続いたので、湯島天神や小石川後楽園庭園でも梅の花がすっかり見ごろとなったようです。雨の元町公園の写真を撮りたかったのですが、バッテリーが切れていました。というわけで、写真の白梅は、月曜日のかるた大会の日に光源寺で撮影したものです。
12月に元町公園で写真撮影会を催してくださったカメラマンの小須田さんが、写真展を企画中とのことです。楽しみですね。

2007年02月14日

昨日も今日も元町公園 007

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先週の土曜日、国際シンポジウムのために来日中のナポリ大学のエミリアさん(Ms. Emilia Allevato)と元町公園を訪れました。お茶の水駅に行く前に、NPO緑のごみ銀行の活動場所(生ゴミの堆肥化&腐葉土づくり実験のためのコンポストが設置されている緑地)も橋の上から観察。彼女は、好奇心旺盛な農学部の博士課程の学生さんです。「イタリアでは公園がドラッグ売買の温床になることもありますが、だからといって公園をなくせなんて誰も言いません。」「元町公園は、とても魅力的な素敵な公園。ナポリでも80年代の大地震の後、たくさんの人が亡くなったことを忘れないように、そして、防災のために公園がつくられました。」「体育館建替えのためとはいえ、公園を民間のビル用地にするなんて考え方は信じられない。」と憤慨。 


■ NPO緑のごみ銀行のHPはこちら↓
http://hw001.gate01.com/m53/index.html

2007年02月13日

かるた大会ご参加ありがとうございました

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2月12日に向丘の光源寺さんで、元町公園ぱぱっとかるた大会を開きました。暦どおりの春が来たかのような気持ちの良いお天気で、梅見の散歩の方もふらっと立ち寄っていただいたり、とても楽しい休日の午後となりました。みなさまありがとうございました。
前半は、谷根千の「一葉 恋すごろく」で遊び、後半は「元町公園ぱぱっとかるた」で遊びながら、改めて元町公園のいろいろな事蹟、思い出などをかみしめることができました。

2007年02月10日

本日の一札 「に」

いよいよ明後日、かるた大会です。当日に向け、鋭意かるた制作中のため、少々間があいてしまいました。
皆さん遊びにいらしてくださいね。

「日本の宝だ!元町公園」

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【解説】
我国の公共デザインの一つの原点である震災復興52小公園も、当時の姿を残すのは元町公園だけになってしまいました。「日本の歴史的公園100選」にも選ばれた「お宝」です。

*てづくりカルタの真骨頂。声を大にして言いたい「心の声」も、大事な一札になれます。宝船よ、元町公園に良風を運んで来ておくれ!!
(画像の無断転載を禁ず)

2007年02月10日

わたしの意見:「ふるさと歴史館だより」13号をめぐる住民監査請求

■ 勇気を出して監査請求を出しましょうと呼びかけた、区民 AAAA さんの意見陳述です、長いけど読んでください。


先ず初めに、本日のこの機会に 新たな証拠 として、昨年09月27日に開催された総務区民委員会会議録から 「ふるさと歴史館だより」 に関係する部分の抜粋と、シビックセンター建設に関して文京区長や教育長が文化庁長官ならびに東京都教育長に宛てた 「詫び状」 等の文書を提出いたします。

意見陳述を行なう前に、現在の心境を述べさせていただきます。
私は、ここまでに至る数々のできごとに困惑し、あきれ果てております。はっきり申し上げます、現区政に深く失望しています。

企画課、都市計画(調整)課、広報課、庶務課、特命課、教育委員会に対して隠し様のない怒りと悲しみでいっぱいですが、監査委員会においては公明正大なことが行なわれると信じ、希望をつなげてここに参りました。

それでは、私の意見を陳述いたします。
文京ふるさと歴史館が毎年発行している 「ふるさと歴史館だより」 の第13号が、2回にわたって印刷納入され、二重の支出がされていたことは、極めて不当な税金の支出であり、到底承服できかねます。「ふるさと歴史館だより第13号」は当初、関東大震災の復興計画で整備された「復興公園」の中で、当時の面影を残す元町公園を紹介する内容を掲載する予定でした。しかし、それは区民にとっては、まさに、闇から闇へとしか言いようのないやり方で廃棄され、最終的にはこの部分にあたる見開き2ページを削除したものが発行されました。

この経緯について、昨年09月27日に開催された第三回定例会総務区民委員会において 小野澤アカデミー推進課長 から説明があり、本件に関しての質問と答弁のやり取りが、少なからぬ時間を費やして行なわれましたが、結局のところ、印刷納品されたものを廃棄して、新たな13号を作成する必要性、つまり私たちが返還を要求している支出の妥当性は、見出せません。

私たちが返還を求めている支出は、09月27日の 総務区民委員会 における 小野澤課長 ほかの説明に基づいて整理すると、次のようなことから発生したものです。
 ― 昨年03月25日号の区報に、元町公園の都市計画変更に係る説明会の実施の記事が出た。元町公園の都市計画を変更する手続きを進めてここを体育館移設の用地にすることが区の方針として固められて行こうとしていた、そのことを迂闊にも、その区報を見るまできちんと認識していなかった、そこで慌てて歴史館館長と教育委員会の事務局、当時は生涯学習部とが相談をして、「元町公園の由来や特徴を紹介する記事が載った13号を区民の手に届けるのはまずい」 「区民の混乱を招く原因になる」 という判断をし、その判断、つまり、一部納品されていたものを溶解、つまり溶かして、跡形もなく処分し、かつ、その「区民にみせてはまずい」と判断されたページを抜いたものを納品させてそれを配布する、ということを 教育長 が了承した、とこういうことです。
これは、はっきり申し上げて私たち区民にとっては大変な事件です。少なくとも私たち56人の区民は、これによって、現在の区政への信頼を根幹から揺さぶられたわけです。区政にとって、大変な事件です。真摯に受け止めていただきたいと思います。

文京区に元町公園という公園があって、それは実はかくかくしかじかの由来で誕生した公園で、こういう特徴があって、という紹介の記事を区民の手元に届けることの、何がいけないのですか。

区民の混乱を招くというのは、どういうことなのですか。

元町公園を体育館用地にすることで突っ走って行かねばならないときに、そういうことが 区長部局 で決まってきたその時期に、この公園の興味深い歴史と特徴、この公園の魅力のようなことを区民に教えてしまっては、反対する声が区民から出てくるかもしれない、そういうことになったら体育館の建替えが予定通りに進まなくなるからまずい、と、まあ、このようにお考えになったのでしょうね。おそらく。

しかし、隠すのはいけなかったですよ。まったくもってよろしくありません。文化財行政に携わるセクションが率先してそんなことをする必要はまったくなかった。出すことになっていて印刷も終わり、一部納品もされていたんだから、廃棄なんてしないで堂々と出すべきだったのです。

元町公園のようなものが、区内にあることを多くの区民が知らなかった。これだけ問題になっている今現在でさえ、どんな公園か知らない人が多い。しかし、「区内に、こんなに面白くてこんなに素敵なところがありますよ」 と、そういうことを私たちに教えてくれる、そういうことをするのが ふるさと歴史館だより のひとつの重要な役割であり、教育委員会の存在意義のひとつではないでしょうか。

東京都の教育長文化庁長官詫びまで入れてシビックセンター建設をごり押しで進めたことの反省として、 「確約書」 があるのです。そこには、「新しい文化財の発掘や指定に積極的に対処していく」 と明言しているのですよ。

廃棄した、溶かして捨てさせた元町公園の記事は、この文脈にあって、区の教育長 が、歴史館館長 から相談を受けても「問題なし、このまま出すべし」と判断すれこそ、「廃棄」を了承するなどということはもってのほかではないでしょうか。私たちが返還を要求している税金を使う必要なんて、どこにもありません。
時期が悪い、今これを出したら区民が混乱するなんて、そんなの言い訳になりません。やったことの重要性をきちんと理解していただきたい。

私たちは、廃棄さえされなければこの記事を読むはずだったのです。

元町公園の都市計画変更は、当時も今も、まだ決定されていません。最初の13号を処分して作り直した、記事の存在を隠蔽してとぼけていた、これがどんなに重たい過失であるか、よく考えて、少なくとも 「リーフレットの印刷」 として契約して支出した税金を返していただきたいと強く要求します。

私たち区民は、元町公園の都市計画変更案、区が起案したこの変更、すなわち元町公園が存在している区有地を都市公園ではないとする手続きのプロセスで、この隠蔽された記事を読むはずだったのです。

それのどこが「混乱を招く」のでしょうか。
私たちは、法的に保障された権利として、区が起案したこの都市計画変更に対して賛成か反対かを「意見書」として提出することができるのです。私たちはこの記事を読んだ上で、自分が賛成か反対かじっくり考えることができたはずなのです。意見書の提出、というのは、私たちが都市計画法に基づいてもっている、まちづくりへの参加の機会なのです。
処分されてしまった記事は、明らかに、私たちが、この都市計画変更について賛成か反対かを決める判断材料のひとつだったのです。それを読ませてもらえなかったというのは、意図的な隠蔽ではないですか。捨て置きがたい大変な事件です。

さらに、申し上げたいことがあります。私たちが返還を要求している税金の支出は、「リーフレットの印刷」 という名前で契約されています。
なぜ、リーフレットの印刷としたのでしょうか。
歴史館だよりを二回つくることをごまかそうとしているとしか思えません。

総務区民委員会で 小野澤課長 はこのことについて、「リーフレットという言い方をして冊子の(特定の)タイトルを乗せないままの契約もないわけではない」 と言ったようなことを答弁なさり、続けてのご発言で、業者からの見積もりにそう書いてあったからそのままリーフレットという件名になったと言い訳なさっている。理の通らない誰も納得できない話です。業者は、発注者から言われた件名でしか見積もり書を出しませんよ。そんなの常識ではないですか。ですから、発注者が意図的に 「ふるさと歴史館だより」 というのを避けたとしか考えられません。ずっとこれまで だより といって発注してきたものが突然、この契約だけ リーフレット なんて不自然です、尋常ではありません。
さらにおかしいのは、09月27日の総務区民委員会の会議録によると小野澤課長は、05月30日に納入されて同日に検査された 「リーフレット」 なる物があるのか、という質問に対して、「その日に納入された物はございません」とおっしゃっていることです。
さらにさらに、この 「リーフレットの印刷」 という契約の中に、先に印刷した13号を溶かして捨てるという処分の経費が入っていることを答弁で認めています。そんなことは契約の文書のどこにも書いていないにもかかわらず、です。

ということは、私たちが返還を要求している税金の支出にまつわる文書は、虚偽の公文書ということですか。

私たちはこの半年近くというもの、まったくもって区政に信頼が置けない、悲しい情けない気分になっております。今回の監査請求について監査委員のみなさまが正しい結論をお出しになるためにも、また、信頼の回復のためにも、この点については、小野澤課長ほか関係した区の職員の方々ならびに総務区民委員会で質問をなさった区議の方々のご協力をいただいて、監査委員会として詳細な調査をかけて、その結果を私たち区民に公開していただきたい。このような調査は、本監査請求に正しい結論を出すために必要不可欠なものであります。何卒、よろしくお取り組みくださいますよう、お願い申し上げます。

以上

                        ◇◇◇

文京区のトリオ・ザ・かんさ は以下の通りです。
(1)猿橋弘恭:代表監査委員、区職OB
(2)廣田達人:代表監査委員職務代理人、信州大学の若先生
(3)渡辺雅史:新生クラブ区議

十分な調査とその開示、適切なご判断をよろしくお願いいたします。


2007年02月09日

昨日も今日も元町公園 006

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昨日は、湯島天神梅祭りの初日。暖かでおだやかな一日で、大変な賑わいでした。梅花の見ごろはもう少し後のようですが、辺り一面に清々しい香りが漂い、うっとりとした気分。氏子会の方々もきりっと大集合、区議も多数参集してみんな、にこにこ。梅祭りは今年で50回を記念しました。

元町公園から、ビルの向こうに落ちる夕日を眺めていたら、なんだかとっても切ない気持ちに。

「区長が変わろうと、どうあろうと区は粛々と進めるだけです。」
「歴史公園に選ばれたことには、文京区としては縛られない。」
                 ・・・こんなことを区民に言う担当課。

地元の有志が、240名の署名とともに07月18日に提出した 嘆願書 には6つのお願いが書いてあります。いまだに、これに回答も対応も示していない文京区。 どうしてなの? 「回答は速やかに文書にてお願います」と書いてあったでしょ、見落としているのですか?


■ 6つの嘆願

1.湯島の総合体育館を建て替えなければならない理由が区民に十分理解されていないように思います。詳しくご説明いただきたい。かつ、現在の場所で建て替えることを十分に検討し、その結果を区民に説明会をもって開示していただきたい。 
 -「東京都の建築安全条令に適さない」、ということをご説明いただいておりますが、建築審査会の同意を得るなどして適用を除外できる可能性があるはずです。

2.元町公園と旧元町小学校は現状を大きく変えることなく再整備してより積極的に活用できる方策を、時間をかけて協議・検討させていただきたい。

3.上記1をふまえた上で体育館を元町公園と元町小学校跡地に計画せざるを得ない場合には、体育館は小学校側に建設していただきたい。

4.上記1~3について、都市計画審議会の開催前に、先般元一会総会の際に担当課長が明言された地域説明会を開催し、ご回答いただきたい。

5.元町公園と旧元町小学校の利活用検討のための委員会を設置していただきたい。 
 -この委員会には、少なくとも、地元住民代表の委員数名と公募による区民委員3名、学識経験者(造園学、都市計画学、建築学、土木学から少なくとも各1名)の参加をお願いいたします。

6.現在の公園を破壊して移転する理由の説明に、「地元からの苦情」ということを挙げるのはやめていただきたい。
 -公園を壊してつくり直さなければならないほどの深刻な苦情や要望を地元から提出した事実はございません。

2007年02月08日

企画課&特命課は区民に最新の情報をなぜ、隠す?!

■ 今日、約一ヶ月ぶりで、企画課の徳田課長を訪ねた、というある区民。
そこで徳田企画課長と神野特命課長のお二人から見せられたのは、A案・B案・C案 という3つの絵。

それらは、わたしたちが「元町公園半壊案」あるいは「トンネル嵩上げ半壊案」と呼んでいる 区の方針の図&解説 に至る一歩てまえの段階のものです。昨年の09月に、3人の学者や文化財保護審議会の委員の先生たちに見せたイメージ図です。
この後、文京区は、12月22日には、都市計画審議会で「これらを踏まえた検討結果はコレです。」と言って、自らが C案の発展形 と称する「建築計画」を開示しています。01月16日の教育委員会にも ソレ(A3ぺら一枚ですが) を資料として提出しています。01月22日の景観審議会にも ソレ(A3ぺら一枚ですが) を、「現在の、区の検討結果です。」と言って出しています。
おとといの景観審議会にだって ソレ を出しているではありませんか。

それなのに、公園の近隣に住む区民に、去年の秋の絵(5ヶ月も前のプラン)を見せる とは、どういうことなのでしょう!?
企画課と特命課は、元町公園の今後を心配して訪ねて来た区民に対して、なぜ、最新の情報を隠すのか。 

■ 「今の元町公園なんかいらない」と言う、区の方針が最善と信じる(あるいは、に逆らえない?)地元フィクサーが、地元の要人を訪ね歩いて見せている絵も、なんと、A案・B案・C案・・・。

■ 元区議の紳士もあちこちに出向いて、A案・B案・C案を見せては「タイヘンなことになった」と(イマサラ)言ってまわっているそうな。

■ おとといの「トーフ」の絵をなぜ、見せないんだい?

                        ◇◇◇

大人気のない 情報隠し と 情報かく乱 は、いいから加減、タイガイにしてほしいものです。温厚な気質が魅力の本郷元町の住民も怒ると、トーゼンですが、こわいわよ。

2007年02月08日

忙中閑あり~! 「元町公園ぱぱっとかるた」で遊ぼう

02月12日は、「元町公園ぱぱっとかるた」と谷根千「一葉すごろく」で遊ぼう!

元町公園は先月25日に、めでたく喜寿(77歳)を迎えた長寿の公園です。

元町公園の魅力や面白さ、そして直面している問題をもっともっとたくさんの人と共有したくて、「かるた」をつくってみました。わたしたちは、百歳のお祝いもまた、あの場所でできるように願っています。

大事に永く使っていくために、この公園の「これまで」をみんなで振り返り、「これから」を語りあってみませんか。元町公園が誕生した経緯、ここにあり続けてきた意味、公園とともに送った日々の思い出、4世代にわたる利用者の声、近隣だけでなくひろく多くの人に愛されてきたこと、みんながそれぞれに考えるこの公園の価値って何? …いろいろ楽しく交歓したいと思います。

わたしたちも、わたしたちがまだまだ知らない元町公園の魅力をみなさんに教えていただけることを楽しみにしています。

善男善女は大観音に集合~! ふらっと立ち寄りも大歓迎。数に限りはありましょうが、お茶の用意などしてお待ちしていますので、お散歩がてら是非、足をお運びください。

                        ◇◇◇

■ 日時 02月12日(月)午後1時から夕方ごろまで

■ 場所 大観音さん (光源寺) 境内の 蓮華堂(れんげどう)
            文京区向丘2-38-22
            団子坂の駒込学園前バス停最寄、
            白山上交差点から徒歩5分。
            (団子坂を下から来る場合は徒歩10分くらいかな。)


■ ご参加の方へ 「すごろくやるぞ!」という方は午後01:00に集合。
            「かるた」は午後02:00ごろからの予定です。

            参加費無料、「かるた」頒布もいたします。
            カンパ歓迎。

■ 問合せ先 電話 080-5485-9217 


■ オマケ:光源寺は、天正17(1589)年に神田に創建され、慶安元(1648)年に現在の場所にお移りになったお寺で、境内には、元禄10(1697)年にできた御丈08?の十一面観音像があったそうです。この観音様は『江戸名所図会』に登場する有名な〈駒込大観音〉だったのですが、残念なことに東京大空襲で消失してしまいました。現在は、平成05(1993)年に再建された御丈06?余の観音様がわたしたちをお迎えしてくださいます。光源寺=大観音さん、「ほうずき市」などで、ご存知の方もたくさんいらっしゃいますね!? 

(ご注意:一部の方々には、光源寺の所在地を「千駄木」と誤ってお伝えしてしまいました。正しくは上記のとおり、「向丘」です。申し訳ございません。お詫びして訂正いたします。)


2007年02月07日

請願:元町小学校校舎解体費

元町小学校校舎の解体に、1億余円の予算が計上されている文京区19年度予算案。

これを白紙に戻してください、という請願が本日づけで提出されました。

都計審の審議も継続中なのに、変ですよ。首長が変わるのに、変ですよ。昨夜の徳田課長のお説には、まったく納得できませんね。


【請願理由】

平成19年度予算案に、旧元町小学校校舎の解体工事費用100,118千円が計上されておりますが、現在、一体のものとして計画された元町公園の都市計画変更については、都市計画審議会等で継続審議中の事項であります。

煙山力区長は4月の区長選挙に出馬しないことを記者会見等で明言していますので、元町公園の都市計画変更と旧元町小学校の跡地の活用については、次期区長が正式に政策決定を行うのが民主主義のルールであり、解体工事について現区長が予算化することは、区政に不要な混乱を拡大するものです。

解体の対象となっている旧元町小学校校舎は、元町公園と一体をなすものとして、主要な関連学術団体から保存要望書が提出され、さらには文京区文化財保護審議会委員全員の連名による保存要望書も提出されております。このように、旧元町小学校校舎と元町公園は「一体のもの」としての文化財的価値が広く認知されるに至っていることを十二分に踏まえていただきたく存じます。
東京都からは、既に文化財指定を打診してきており、具体的に指定をすすめるための事務手続きの方法・流れや指定後の扱いについての説明が都の担当者から区の関係者(課長他)に対して行なわれているだけでなく、国においても指定の検討がなされていると聞き及んでおります。文京区としては、このような状況を真摯に受け止めるべきで、旧元町小学校解体のための予算計上は、拙速にすぎる判断です。元町公園と旧元町小学校の今後のあり方については、議論不足と情報開示の不透明・不足も大きな問題となっており、多くの区民が区政に対しての不安・不満を募らせています。現時点における事実上の旧元町小学校校舎の解体決定は、必ずや後世に悔いを残すことになるでしょう。

【請願事項】

 平成19年度予算案に計上された、旧元町小学校解体工事費用100,118千円の削除を行うよう文京区長に求めること。

2007年02月07日

わたしの意見:「ふるさと歴史館だより」13号をめぐる住民監査請求

■ 勇気をだして意見陳述した、区民 AAA さんの言葉です、読んでください。

文京区内の文化資料を紹介する広報誌「文京ふるさと歴史館だより」第13号が、元町公園の紹介記事を削除し、異なった内容で二回にわたって発行された事は、税金の二重支出・税金の無駄遣いに他なりません。

私たち区民は、住民税の引き上げや国民健康保険料、介護保険料の引き上げなどで大変厳しい暮らしを強いられており、このような不当な税金の支出は金額の多少に係わらず到底認めることはできません。

元町公園については、すでに区に対し、多くの区民や文京区の文化財保護審議会の全委員、(社)日本造園学会をはじめとする学術団体などの専門家から、保存の要望が数多く提出されています。

本来なら、「文京ふるさと歴史館だより」を通じて元町公園の歴史や特徴を広く区民に知らせ、区民の理解や関心、議論を深めるべきところを税金の二重支出までして、記事を差し止めるという措置は区民にとってあまりにも不自然で納得がいかぬばかりか、区政のあり方にも疑問を抱かずにはいられません。

煙山区長は常々、「文の京」をより輝かせ、「区民と智に生きる区政」を強調しておられますが、名実共にその実現のためにも、どうぞ、私たち区民の本請求に対し誠意を持って対応して頂きたく、切に要望いたします。


                        ◇◇◇

文京区のトリオ・ザ・かんさ は以下の通りです。
(1)猿橋弘恭:代表監査委員、区職OB
(2)廣田達人:代表監査委員職務代理人、信州大学の若先生
(3)渡辺雅史:新生クラブ区議

十分な調査とその開示、適切なご判断をよろしくお願いいたします。


■オマケ: お年賀状でも「区民と共に生きる区政」他を標榜しておられますね。出しちゃっているのですから、そう言っておられるのですから、そのようにやっていただきたいな、残りの区政。ご尽力ください。

2007年02月07日

「文京ドミノ倒し、昭和小学校&東洋文庫編」 の行方は? : 与党3会派による要望書

与党3会派(文京区議会新生クラブ・公明党文京区議団・自由民主党無所属クラブ文京区議団)が「文京区立小・中学校将来ビジョン(素案)」(以下、「将来ビジョン(素案)」)見直しに関する要望書を文京区教育委員会 宮下教育長に提出(02月02日付)。

1.「将来ビジョン(素案)」について、大規模校対策など早急に見直しを行うこと。
2.今後の検討に当たっては、幅広く文京区民の意見を反映し、意見集約を図るため保護者、地域代表者等を含めた協議機関を設置すること。

彼らの要望は、上記の2点。これまで「将来ビジョン(素案)」をめぐってその撤回や大幅修正を求めてきた多くの区民には、喜びや安堵の気持ちは訪れない。与党の態度の「ブレ」ぶりに、疑問はふくらむばかりである。

与党3会派の神経を疑わざるを得ないのは、元町公園と体育館の件にも顕著。
本気で元町公園への体育館移転にストップをかけてくれるならば、大歓迎ですが、昨日の景観審議会の与党区議の様子は、はっきりしなかった。

■昭和小学校の大規模化がストップすれば体育館移転問題は白紙でしょ!?
隣地の東洋文庫の土地が小学校拡張用地として取得できなかったら駕籠町小学校との統合プランは成り立たないのだから。    

■宙に浮くのか? 東洋文庫との「かけひき」。
湯島の区立総合体育館の敷地は、昭和小学校の隣にある東洋文庫に明け渡すということが根回しされている(あちこちで聞いてみると「決定ではない」と言いつつ誰一人、否定はしないし、新聞にも関連事項が報道されている)。

-東洋文庫は、手狭になったこと等を理由に移転を予定。

-東洋文庫の跡地を区が手に入れて昭和小学校を拡大、というのが「将来ビジョン(素案)」の一端(駕籠町小が吸収合併される模様)。

-現職の文京区長煙山氏は、東洋文庫が区外に転出してしまうのは惜しいと発言し、湯島の体育館の敷地は、東洋文庫にあげる(交換?)・売却・貸借する等で明け渡すという構図を画策。新しい体育館が現在の場所に建て替えられない本当の理由は、コレである。


■オマケ:現在、文京区には20校の区立小学校と11校の区立中学校があります。「将来ビジョン(素案)」に描かれた小中学校の統廃合計画によると、来年度からむこう12年間のあいだに、小・中学校がそれぞれ13校と8校に統廃合されることになっています。

2007年02月07日

昨夜の景観審議会:「任意の会議」ってナニ?

昨夜、異例の時刻(18:30~)に景観審議会が開催されましたが、イントロの部分で小野課長から「資料の説明の前に」と、ことわりがあり、この会議の位置づけについてオドロキの宣言がなされました。

小野「この会議は、景観条例に基づかない任意の会議である。都市計画審議会会長から(景観審議会に)意見を聞くように、と言われた(だけで)、景観審議会での審議は任意のものである。したがって、区の検討結果についてのもので、区の検討結果以外の議論については、都市計画審議会と切り離す。」

■一同、ざわめきましたよ。
この発言は、どう理解すればいいのでしょう?

「任意の会議」ってナニ? 

そういえば、正式の会ならばいるはずの煙山区長も欠席でしたし、通常あるはずの区長による諮問という「儀式」もありませんでした。ということは、これは正式な景観審議会ではないということでしょうか? でも、広報には「第17回景観審議会」と書いてありましたし、会議の「次第」にもそう明記されています。

                       ◇◇◇

議題は1つ:元町公園に関する検討結果について、でした。

新提示の資料、つまり、「区が行なった元町公園に関する検討の結果」を説明する資料は、な、な、なんと、白黒写真にトーフを立てたようなビル(?)の絵が合成されたA4判コピーがぺら一枚!!!


・・・はぁ~、先が思いやられます。

というところで、続きは別途予定の傍聴速報をご期待ください。

■オマケノタメイキ
区職員は、今日の景観審議会について時間外手当をもらうのですか?
何か、さむ~い気分です。わたしたちは、仕事や家事や子供やらの世話を四苦八苦やりくりして駆けつけているのにな。

■オマケノ一句
「ささやかな 怒号も飛び出る審議会、A4ぺらで今日も○○」

2007年02月06日

本日の一札 「と」

「鳥小屋で、白いオウムが「おたけさん」」

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【解説】
誰かが教えた言葉を喋るオウムがいるなど、公園ではまちの公共空間として新しい取り組みがいっぱいありました。

*余談ですが、図鑑マニアの知人によると、古の鳥類図鑑のオウムのところには、「最初に「おたけさん」と覚えさせる」と説明してあったそうです。(へぇ、へぇ、へぇ~)公園のオウムに「おたけさん」を教えた人も、もしやこの図鑑を読んだのでしょうか?!!

私の知る頃にはすでになかった鳥小屋。一体いつ頃まであったのでしょう? 皆さんの頃にはどうでしたか?

*オウムや九官鳥など人間の言葉を喋る鳥に教える言葉は、なぜ「おたけさん」か? 以下、何かで読んだか聞いた話です。
大正~昭和初期、この手の鳥を飼うことが一部の或る程度裕福なおうちで流行り、そういうお宅には、大抵、お手伝いさんがいたそうな。当時のお手伝いさんの名前(通り名)が「おたけさん」だそうで、それをご主人や奥様、子供たちが鳥に教えたのが始まりだ、ということです。

鳥小屋情報など、待ってます。 「アドレスは「motomachikaruta」と「@yahoo.co.jp」をつなぎ、タイトルは「かるたについて」と書いて、メールで教えて下さいね。(画像の無断転載を禁ず)

2007年02月06日

今夜、景観審議会が! 委員会ぞくぞく緊急開催の怪

怪奇 5、6日に目白押し

(1)教育委員会
昨日、教育委員会(第二回定例会)が開かれました。01月16日に一回目が開かれて、すぐです。急な開催で、みなさんも傍聴に行くのが大変だったようですね。

(2)景観審議会
景観審議会は、01月22日に開催され、元町公園のことで紛糾し、継続審議のようなかたちで終了しました。ところがびっくり、こちらもなんと今日、次の審議会が開催されるのです。それも時刻は、夜の18:30~20:00 とのこと。

こんなスケジュールで無理やりに開催する理由は何でしょう

(3)文化財保護審議会委員への「説明会」
昨日の18:00~第一回目。
今日の15:00~第二回目。
これは、区長部局が保護審委員の先生方へ元町公園と元町小学校の跡地利用について、体育館移転について、区の方針を説明して「説得」するために開催される会のようです。傍聴はできません、区議にも区民にも非公開の会議です

保護審議会委員のみなさんは、「全員が揃える日を希望」していたにもかかわらず、区は一方的に上記の日程を決定してきたようです。オマケに、昨日の回に出席したお二人の委員の方は、「02月05日の出席者が自分たちだけだ、ということを区から知らされていなかった」そうです。

こんなにどたばたと失礼を重ねてまで、今、いろいろやらなければならないのは、ナゼ???

つまり今週末あるいは来週、都市計画審議会を緊急開催するってことなのかい

どうしても、どうしても、どうしても、「後退することのないように」(小堀教育委員会委員長の言葉)、、、というようにすすめるこの姿勢の裏に、どんなわるいことが隠されているのか、想像するだけでも恐ろしい。

2007年02月06日

本日の一札 「へ」

「壁泉の裏は抜け道?小学校」

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【解説】
小学校への秘密の抜け道がある?!という都市伝説です。江戸城からの抜け道がこの辺りに続いていた、という伝統も受け継いでいます。

*先日、この抜け道はどう続いていたのか、真面目に考えてみました。学校・公園、ひとつでふたつ・・・一体的使用から、こうした伝説が生まれたのかもしれませんね。・・・・浪漫ですねぇ・・・。
(画像の無断転載を禁ず)

2007年02月05日

「お願い!校舎残して」 卒業生らが保存の会、元町小学校:毎日新聞02月04日づけ記事

毎日新聞に、元町小学校を残そう! と行動を起こし始めた小学校OBの方々の記事が載りました。

http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20070204ddlk13040119000c.html  
(↑クリックしてね)

2007年02月04日

わたしの意見:「ふるさと歴史館だより」13号をめぐる住民監査請求

■ 勇気をだして意見陳述した、区民 AA さんの言葉です、読んでください。

私が返還を求めている16万6950円という金額は、区の年間予算からすればごく小さいものです。しかし、2つの点で小さな金額といえども、無視し得ないものであることは自明のことであります。

1つ、それが、区民の貴重な税金にから支出されたこと(小生の住民税月額32500円の5ヶ月分)。納税者の立場からするとけして小さな額ではありません。2つ、単年度の財政収支では黒字とはいうものの膨大な累積負債(バランスシートによると平成17年3月末で501億円)が存する状況下での不適切な出費であること、この2つの理由で看過できないものであります。

『ふるさと歴史館だより』から元町公園の記事を削除したのは区民から同公園の文化的価値を隠蔽し、区政を恣意的に執行しようという不当な動機によってなされた区民を裏切る行為であります。記事削除という、ふるさと歴史館館長と教育委員会事務局の判断は不適切なもので、不法行為といって良いと思います。区政は公明正大で透明で無駄のないものであるべきです。

今回の返還請求は印刷制作費に限ったものとされていますが、本来ならば、不当な廃棄にかかった諸経費(廃棄のための運搬費、廃棄処分費用、廃棄に関わった職員の人件費等)も区長は返還すべきと思います。


                        ◇◇◇

文京区のトリオ・ザ・かんさ は以下の通りです。
(1)猿橋弘恭:代表監査委員、区職OB
(2)廣田達人:代表監査委員職務代理人、信州大学の若先生
(3)渡辺雅史:新生クラブ区議

十分な調査とその開示、適切なご判断をよろしくお願いいたします。


               

2007年02月04日

かるたについての「一言」をお寄せ下さい!!

元町公園ぱぱっとかるたは、お楽しみいただいてますでしょ
うか?ぱぱっと会議@元町公園では、「本日の一札」に関して
、皆さんの想い出話や「私の頃はここが違う」というご意見、
感想なんでも募集しています。一言コメントでも結構です。

私たちの知らない「元町公園+元町小学校」情報をぜひお寄せ
下さい。皆様の声をお待ちしております。
(その場合、必ずタイトルは「かるたについて」と入れて下さい)

タイトル:かるたについて
メール送信先:「motomachikaruta」と、「yahoo.co.jp」を@マークでつないでください。

2007年02月02日

元町公園ぱぱっとかるた:本日の一札 「こ」&「り」 にコメントが追加

■01月28日初出の本日の一札「こ」に、コメントが2つ追加されました。

■02月02日初出の本日の一札「り」に、早速コメントが3つも追加されました。

2007年02月02日

本日の一札 「こ」

「公園の下には田の字の防空壕。陥没したこともあります」

ko.jpg

【解説】
戦時中は、公園の下に田の字型の防空壕が掘られました。今でも西側の斜面には当時の入口跡がくっきりと残っています。

*文京区に住んでる時には全く気づかなかった防空壕入口跡。未知への入口のようで、その場に立つとドキドキします。昭和第一高校側です。現地にいらしたら是非ご覧下さい。ここにも戦争という現実の傷痕が色濃く遺っています。

*「元町公園と元町小学校のところで火が止まり、町が焼けずにすんだのですよ」「戦争が終わって小学校の屋上に上がったら、タイルの上に焼夷弾の痕がいっぱいで怖かったな。屋上から見た夕日がまぶしかった。」というお話をお聞きしたことがあります。

*「子供でしたからね、防空壕の入り口で遠くに見える飛行機や焼夷弾の嵐を見ては興奮して面白がって、母に叱られましたよ。」という思い出もあります。

(画像の無断転載を禁ず)

2007年02月02日

本日の一札 「り」

「理科の授業、生き物観察おまかせあれ」

ri.jpg

【解説】
先生に連れられていった公園、大木となった園内の木々、そして草地や低木には、多様な生き物や季節・時の流れとの出会いがあります。

*鳥の話題が出たのでこの一札。都心にあって、いとうらやましきこの環境。後付けで造成される緑地とはくらべものになりません。

*初夏にはいろんなアゲハ蝶がやって来る元町公園。言うまでもなく、夏には蝉も。蝉の幼虫は7年間、土の中で暮らしているのでしたよね、確か。

*雨上がりに行くと、でんでんむしもたくさんいますよ。でんでんむし、ミノムシ、都会ではすっかり姿を消しましたよね。

*虫とのつきあいから、コドモは多くのことを学んで育ちます。残したい元町公園。

(画像の無断転載を禁ず)

2007年02月01日

わたしの意見:「ふるさと歴史館だより」13号をめぐる住民監査請求

■ 勇気をだして意見陳述した、区民 A さんの言葉です、読んでください。

さる12月に提出いたしました「ふるさと歴史館だより」13号の印刷をめぐる住民監査請求書に基づきまして、意見陳述をさせていただきます。

趣旨はすでに請求書にて述べておりますのでここでは繰り返しません。わたくしは、こうした監査請求が出されるに至った背景には、単に16万6950円という額の予算(これはもちろん区民の血税の一部であるわけですが)が浪費されたという事実だけがあるのではなく、そこに区民に対する行政の背信行為があったと考える方々がたくさんいらっしゃったためだと考えております。

当初の「ふるさと歴史館だより」が秘密裏に廃棄され、もう一度刷り直されたという事実は、すでに広く知られるところとなっております。区は、自らが推し進める元町公園の取り壊しと高層ビルの建設という計画(もちろんこれは正式に決定されたことでも何でもなく、いわば区関係者による一構想に過ぎませんが)にとって、大きな障害となり得ると判断された元町公園関連の記事を削除させるという暴挙を行いました。

      ここにはいくつかの重大な問題が含まれています。

第一に、ふるさと歴史館の学芸員が、区内のさまざまな文化財・歴史的建造物等をひろく区民に広報することは当然の職務ですし、区民にとって重要な住民サービスの一環であります。またそこには、さして根拠のないお国自慢ではなく、専門的見地からみても重要度が高いと判断された文化財が紹介されることが大事であり、それであればこそ、学芸員という適正な資格を有する職員がその作業に当たっているわけです。その専門の学芸員が区民に対する広報・啓蒙活動のためにしたためた記事を、行政側の目論み(まさしくその時点でも、また現時点でも単なる目論見でしかないわけですが)のために差し止めるというのは、 「住民サービスに対する甚だしい妨害行為」ではないでしょうか。

第二に、この区の削除行為が、行政による明らかな「情報操作」である という点が重大です。と言うのも、ふるさと歴史館のパンフに元町公園の紹介記事が載ることは、その取り壊しを目論む区にとってみれば大いに都合の悪いものであり、そのために区はその号の廃棄・記事の削除を命じたのであろうことは、通常の判断力をもつ区民であれば誰しもがただちに理解するところです。しかし、区が推し進めようとする元町公園の取り壊し・移転・新体育館の建設といった一連の計画は、昨年3月段階では、区民にはいっさい知らされておらず、したがって何らの法的拘束力もありませんでした。もちろんそれは今でもそうです。そうした取り壊しやビル建設が、はたして区民にとってどれほどメリットのあるものなのか、あるいは適正なものなのかは、元町公園の文化財価値を含めた十分な情報にもとづいて、区民自身が吟味・判断すべきは当然のことで、その判断材料を得る正当な機会を奪ったという点で、歴史館だよりの廃棄は行政にあってはならない逸脱行為であったと言うことができましょう。それとも、いったい区の予算には、こうした情報操作のための経費でも計上されていて、そこから今回の再出版費が捻出されたとでもおっしゃるのでしょうか。そうだとすれば、それはそれで、かりにも民主主義を標榜する行政府にあってゆゆしき問題です。

第三に、元町公園の記事を載せたふるさと歴史館だよりの廃棄によって、区が、事実上、「文化財破壊行為」をあらかじめ隠蔽しようとしたことが重大と考えます。この間の元町公園取り壊し反対の運動のなかで、すでに公園の文化財的価値の高さ、貴重さは、多くの専門家によって論証されてきております。元町公園は、もはやひとり文京区の区有財産であるばかりでなく、都民、国民にとっても貴重な歴史的遺産であることは疑う余地がありません。そうした文化財を、文京区の、道理のないスクラップアンドビルド計画のなかに埋没させ、区民に知らしめることなく姑息に破壊してしまおうとする意図が、この廃棄事件の裏に隠されていたと理解いたします。わたくしは、一区民としてこうした文化財の破壊行為に自分の納めた税金が一円でも使われることにまったく納得がまいりません。 

以上、大きくは三つの理由から、ふるさと歴史館だよりの再出版費16万6950円の返還を区長に対して請求するものです。


                        ◇◇◇

文京区のトリオ・ザ・かんさ は以下の通りです。
(1)猿橋弘恭:代表監査委員、区職OB
(2)廣田達人:代表監査委員職務代理人、信州大学の若先生
(3)渡辺雅史:新生クラブ区議

十分な調査とその開示、適切なご判断をよろしくお願いいたします。

■ おまけ ■■■ 
 「監査委員は、地方自治法第195条の規定により普通地方公共団体の長が議会の同意を得て選任する もので、その定数は文京区の場合、条例の定めるところにより3人とされてい」るのだそうです。「文京区では識見を有する者から選任された委員(識見委員)2人と区議会議員から選任された委員(議選委員)1人で構成されています。監査委員の任期は識見を有する者から選任された委員は4年、区議会議員から選任された委員は議員の任期によるとされています。」(文京区HPより、太字強調は引用者)

 ってことは、渡辺雅史さんは、次も当選したらまだまだ監査委員ということですね。ずっと当選し続けたら、ずっと一人の人がやり続けるのかな? あ、今度の春に落選したらおしまいってこと? え、違うの? 4年ごとに交代ということですか。じゃ、どうして渡辺さんは去年の07月からなのかな。く~、わかんないよ、文京区。お手当てをみんなで共有するために「持ち回り」なのかな。区長と議長が決めて、3人のうち一人は区職OBで一人は与党区議で、ダイジョウブかしらん。

トリオ・ザ・かんさ の就任年月日 は、それぞれ以下の通りです。
猿橋弘恭  H18.07.21
廣田達人  H16.12.21
渡辺雅史  H18.07.13


2007年02月01日

環境緑化新聞02月01日号に記事

環境緑化新聞に昨年の第二回目の都計審(12月22日)からつい先日開催(01月22日)された景観審議会までの時間枠で、元町公園もんだいの記事が掲載されています。

・・・・・紛糾した景観審議会、疑問深まる都計審。

2007年02月01日

イケンチンジュツ録、掲載のお知らせ

01月26日に開催された意見陳述会で申し述べられた区民の声を、当ブログのカテゴリー「わたしの意見」として、ぽちぽちっと公開していきますので、どうぞよろしくご愛読ください。

「ふるさと歴史館だより」問題(元町公園の記事を隠蔽、広報誌の溶解廃棄、二度刷り等)の住民監査請求について設けられた意見陳述の機会から拾ったものです。

この監査請求の結果は、監査委員会から02月20日までに、56人の監査請求人すべてに宛てて郵送されるそうです。その結果にも不服だったら、どうしようかな~!?