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2007年07月31日

忙中閑あり:蓮、真夏のお花見をどうぞ

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元町公園では今、フヨウやキバナコスモスがひっそりと咲いています。

さてさて、東京大学本郷キャンパスでは、8月10日(金)まで、創立130周年記念事業 「花蓮 -歴史と夢」と題して、安田講堂前広場で花ハスの展示をしています。

有名な「大賀蓮」だけでなく、多くの品種を持つ花ハスの面白さ美しさや東大緑地植物実験所についてみなさまに親しんでいただこうという企画で、緑地植物実験所が栽培している品種の中から70余品種を選んでの大展示です。今日の午前中には、ハス葉のお茶の試飲会も開かれました。

大学の開門中はご自由にご覧いただけますのでお誘い合わせの上、ぜひお運びください。見ごろは午前中がよろしいかと思います。

子供たちよ、ラジオ体操が終わったら大人を誘って見においで~。
三四郎池の亀も君たちが遊びに来るのを待っとるよ。

2007年07月31日

昨日も今日も元町公園 027

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昨日の雨はすごかったですね。雷もずいぶん近くで鳴っていました。みなさん無事ですかー?
元町公園の辺りもけっこうな雨量だったようで、排水がオーバーフローしたのか、なんと「壁泉」に水痕が! 「コンクリ」の壁もしっとりして、いい風情でした。
元町公園よりひとつお兄ちゃんの「ご近所」の一言 「カスケードもだけど、昔は四六時中ね、水が流れていたんです。あの頃は貧しかったけれど、そういうところはケチケチしない、まちの豊かさはあった今より、、、ね。今じゃ公園を壊すなんて言う始末で、情けないよ。」

目覚めよ、文京区。

2007年07月31日

カウントダウン都計審:4回目の審議会まで、あと6日

元町公園の都市計画変更の可否をめぐる審議会まで、あと6日を数えるのみと迫りました。
今日から、今度の審議会の 「みどころ、おさえどころ」 ???を ぱぱっと ご紹介していきたいと思います。但し、ど真ん中の周りをぐるぐるするかも。

■ ポイント その1 ‐新区長さんは審議会に出席!?

今度の審議会は、年度がかわり、選挙もあったことから新任の委員さんが大勢います。
ずいぶんと顔ぶれが新しくなったようです。こういう場合、区長さんは、新しいみなさんに「よろしく頼みますよ」という挨拶?の儀式をしに来るのが通常のスタイルです。なにぶん、通常でなかったこれまでの文京区都市計画審議会でありますゆえ、異例の事態もあるかもしれませんが、こんなところで波風立ててもしょうがないので、まずは、おいでになるでしょう。でも、儀式のあとは「別の用事がありますので」ということで退席なさるのもフツーのこと。さて、今回はどうなることやら。お忙しいそうで、なかなかおめにかかれない区長さん。6日にはぜひ、わたしたちの声を聞いてほしいな。・・・って、あっそうか。わたしたち傍聴人は黙ーってすわってなくちゃならないんでした。残念!

2007年07月31日

再生プロジェクト:お隣りさんの先行事例

「こんなのがあったよ。」と、夏休み中の友人から電子メールをいただきました。不勉強でくわしいことはわかりませんが、何だか面白そうです。
それは、新宿区にある 芸能花伝舎 ↓クリック
http://www.geidankyo.or.jp/12kaden/index.shtml

壊さず活かすまちづくりのひとつです。

ここを運営している芸団協という団体は、人々が、多彩で深く、芸能を楽しみ豊かな心を育む社会を実現することを目指しているんだそうです。
芸能花伝舎を、演劇・音楽・舞踊・演芸など多様な芸能の関係者が集い交流する場、芸能が持つ力を地域に社会に還元するための基点として機能させるべく、がんばっています。

芸能花伝舎には、芸能関連団体の事務所や創作空間、フリースペースが用意されています。

廃校になった校舎と敷地を再生させる取り組みは、文京区の周りだけに限っても、先行事例がけっこうたくさんあります。

行こう、行こう、見に行こう! ツアーを組んであちこち見学に行こう。


2007年07月30日

谷中では今夜:「美しい日本の歴史的風土100選」を機に

谷中では今夜、まさに今、「美しい日本の歴史的風土100選」に、寛永寺・上野公園、谷中の町並みが選ばれたことを機会に、谷中コミュニティセンターでシンポジウムが開かれています。

今年は、谷中五重塔が焼失して50年(昭和32年7月6日)、幸田露伴没後60年(昭和22年7月30日)にあたるそうです。
露伴の谷中五重塔の再建を願って、「谷中と五重塔」の今昔、これからを語る夕べが開催中。

 

■ 「谷中五重塔、今、昔、これから」を語る
谷中コミュニティセンター会議室(台東区谷中5-6-5 電話03-3824-4041)

基調講演 
 前野まさる (東京藝術大学名誉教授、全国町並み保存連名理事長)

「谷中五重塔、今、昔、これから」を語る
 浦井 正明 (東叡山寛永寺執事長)
 海老名香葉子(エッセイスト)
 野池 幸三 (谷中地区町会連合会会長)
 浅尾 空人 (谷中コミュニティ委員会会長)

主催 谷中地区町会連合会
協力 谷中コミュニティ委員会 
    命と愛のメッセージ実行委員会
協賛 下谷観光連盟/上野観光連盟
後援 東京都/東京都教育委員会/台東区
    東京藝術大学/江戸東京博物館
    (財)台東区芸術文化財団/(財)荒川区地域振興公社

2007年07月30日

近代建築スケッチ展:ウェブ観覧できます

先日ご紹介した近代建築スケッチ展(アユミギャラリー、神楽坂)。
最新作もウェブ観覧できますので、下記からご覧ください。
↓クリック
http://www.ayumi-g.com/kindaikenchiku/kinken18/kinken18ex/html/list-2.html

2007年07月30日

模型、大人気!:盛況です、江戸東京博物館

24日からはじまった「後藤新平展」(江戸東京博物館、両国)が盛況です。

一度だけではなく、何度も会場に足を運んで、すすんで元町の模型の傍らに立って「説明」をしてくださっている方もいます。ごくろうさまです!
以下は、その方からのご報告の一部:

【見学者その?】
熱心にデジカメで撮影中。東京新聞を見てきた。元町幼稚園に通った。
小学校は本郷小学校へ。何しろ懐かしい・・・!
田中千代学園(田中千代服飾専門学校)に貸している時に現場に行ったが、貸せるほどシッカリしている建物なんだ―と思っていたのに・・・。保存協力しますよ。

【見学者その?】
娘が卒業した学校。区外に越してこんな所に飾るなんて、そんなにすごい学校だったのですね。ビックリ! 以前TVで見て、その後、どうなったのかと思っていました。
引っ越しても私たちの自慢のできる文京区でいてくれないと…。
「よろしく」とさ。

【見学者その?】
壊すの?皆なくなったのに、ここまで残ったのだから残すべきだね。

_________
熱心に写真撮影している人がほんとに多いです。
嬉しいですね。
わたくしも非力ながらなるべく恥ずかしがらないで(!)、模型をみてくださっている人にご迷惑にならないようにと思いつつ、お声をかけるようにしています。先日は、国のエライお役人(総務省?で都市再生のことをやっている人)にお話し申し上げましたところ「文京区はけしからん! 価値も何もわかっていない。区民も分かっていない人が多すぎる!」「もっとがんばれ」と、口角泡飛ばして叱咤激励されました。

■ ガクシャだけじゃないよ。数は少ないけれど自発的にできることを自分で思いついて行動にうつしている区民がいます。

■ ガクシャだけじゃないよ。多くの心ある行政マンは、知っているよ、行動しているよ。
周囲をよくみてください、文京区! ぼやぼやしてたら、とりかえしがつきませんぞ。


2007年07月30日

区に寄付金の怪:警大跡地開発問題(中野区)

文京区の審議会等にぱぱっとやってきてわたしたちと交流してくださっている中野区&杉並区を中心とする市民のみなさん、かれらも警大跡地開発問題で行政のやりかたに頭を抱えるほどあきれ、苦しめられています。
中野区の状況を断片的にではありますが知ることができる投書記事をご紹介いたします。

この開発で特に著しい利益を受ける事業者等から寄付金を受けるしくみ をつくった中野区に対して、これでは 官製談合による補助金の搾取 と同じだ と指摘する意見です。中野区は、大手ゼネコン7社と非公開の勉強会を重ねているそうです。

■ いずこも同じ、、、とためいきをつくのではなく、あきらめないでいきましょう。

クリック → 東京新聞17072007

2007年07月29日

昨日も今日も元町公園 026

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旧元町小学校は投票会場なので今日はにぎわっています。
親御さんと一緒に来た子供たちが校庭の遊具で遊んでいました。
学校のウンテイや滑り台、鉄棒は、わんぱくな子供たちを迎えて、嬉しそうにはりきっていました。
公園は今日も、新聞を読む人や猫や小鳥に語りかける人に、そっと寄り添う佇まいでした。


2007年07月29日

昨日も今日も元町公園 025

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元町公園は昨日、業者さんが来てきれいに草刈・草引きしてもらっていました。
今日は投票日。
公園のお隣りの小学校体育館が会場です。

2007年07月28日

旧カクエイ邸:目白台緑地はどうなった?

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『週刊新潮』(現在店頭に並んでいる8月2日、第29号)に、田中真紀子さんが「解体されて捨てられるのを回避するためにお屋敷の門柱と門を私費で取り外す」という記事がグラビア頁で大きく取り上げられています。ニーガタ(長岡)にでも持っていくのでしょうか。

えーっ、じゃあ、駐車場予定地の樹木や草地は、いま、どうなっているの・・・!? どうなるの??? 写真は先月30日に現地を見せていただいたときのものです。

2007年07月27日

湯立坂:納涼イベントのおしらせ

茗荷谷、湯立坂の景観破壊問題も解決したわけではありません。

8月4日(土)に、夏休み納涼イベントが開催されます。↓
http://www.geocities.jp/akaganegoten/bun/mookou-kaidan.htm

2007年07月27日

えっ、バイトの傍聴さん?:都市計画審議会

次回の都市計画審議会の傍聴席が、あっという間に埋まってしまったようです。
傍聴の受付がはじまった日の翌日(つまり、昨日)の朝8時半過ぎにはもう24番目(定員は25名)だったという報告がありました。

関連するおはなしをもっと読みたい人は、

「現在の元町公園の状況は、戦争による空襲よりも、さらに強い、破壊の危機にさらされている。
戦争さえ乗り切った公園が、戦争のときにこの公園が救ったであろう、文京区の人間によって壊されようとしている。恐ろしい話ではないでしょうか。」

という書き込みがある下記のサイトをご覧ください。 ↓クリック一発
http://gakkou-chiiki.net/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=256&forum=2&post_id=1139#forumpost1139

2007年07月26日

ちょっぴり写真がふえました:昨日も今日も 021

あーら驚いた。
「昨日も今日も元町公園 021」 に、こっそり写真がふえています。 ↓
http://www.npo-rprogram.jp/motomachi/blog/200707/000429.html

2007年07月26日

忙中閑・・・アリ? :ブログでお散歩

調べものをしていて、とあるブログに出会いました。
静謐でありながら、豊かな物語に耳を傾けたくなる、そんな素敵なブログです。
ブログマスターのcucchi3141氏のご承諾を得ましたので、以下からご覧いただけます。

このブログの森のなかを散策していたら、なんと元町公園のこともみつめてくださっていた頁がありました。

■ 元町公園1 → http://cucchi3141.exblog.jp/5478185
■ 元町公園2 → http://cucchi3141.exblog.jp/5485694


■ 根津神社へはこちらから → http://cucchi3141.exblog.jp/d2007-07-14

■ 去年の11月、今年の7月を訪問すると、「東京大学」へも行けます。

2007年07月26日

東京都建設局河川部:またも展覧会のお知らせデス

7月7日が「川の日」ってご存知でしたか? いやぁ、わたしは知りませんでした。

さて、東京都は毎年7月の河川愛護月間に 「川のパネル展」 を開催し、東京の河川事業や都民との協働の取組み、川と自然との関わりなど、川に関する様々な情報を紹介しています。
今年は、「教えてください、東京の川のお気に入りスポット! -みつけよう!身近な川、東京の川」 という催しを実施(東京都建設局河川部)しています。

■ 今月23日から、この「お気に入りスポット」の紹介展示がはじまっています。
場所は、下記のとおり。
7月23日(月)から27日(金):新宿駅西口広場イベントコーナー
7月30日(月)から31日(火):都庁都政ギャラリー(都議会議事堂1階)

展示終了後にはパンフレットが作成され、東京都建設局のHPでも紹介されるそうです。

都内の川、ステキなお気に入りの場所のひとつとして、元町公園も選ばれました!

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■ 河川愛護月間について
身近な自然環境である河川への国民の関心の高まりに応えるため、流域全体の良好な河川環境の保全・再生への取組みを積極的に推進するとともに、国民の河川愛護意識を醸成することを目的とするもので、昭和49年に、建設省(現国土交通省)が広報活動の一環として制定されました。

2007年07月26日

千駄木の旧安田邸:防空壕公開のお知らせ

千駄木にある旧安田邸は、毎週水曜日と土曜日に一般公開を実施しています。
8月18日(土)には特別に、「残月の間」の下に隠された防空壕の公開をしてくださることになりましたのでお知らせいたします。 詳しくは下記をご覧ください。
旧安田邸、防空壕公開.gif


■ 公開はしていませんが、元町公園の下にも防空壕があるんだよ。

2007年07月25日

都市計画審議会を傍聴しよう!

今朝の8時半から傍聴の申し込みが解禁になりました。
席数にかぎりがございますので、早めにお申し込みください。

■ 平成19年度第1回文京区都市計画審議会

【日時】平成19年8月6日(月)午後2時~4時

【場所】文京シビックセンター24階区議会第1委員会室

【議題】
  (1)東京都市計画道路(外堀通り)の変更について
  (2)東京都市計画公園(元町公園)の変更について

【傍聴】申込みは電話で下記へ(申込順で定員25人に達した時点で締切り)

【問合せ先】03-5803-1239

2007年07月25日

NHKラジオでも!:江戸東京博物館

午前中、NHKのラジオ放送のニュースで、江戸東京博物館で開催されている 「後藤新平展 -近代日本をデザインした先駆者」 の案内がありました。夏休みということでもありますし、たくさんの子ども達にも行っていただければいいなと思っています。
9月9日までですので、お見逃しなきよう。


展覧会の入口は、博物館内の日本橋をわたって行くかたちになっています。
そこで最初に出会うのは、巨大な「大東京」の模型です。
この模型はもう、模型そのものが文化財級の代物です。「タクミノワザ」だわね、これは。面白いですよ~。ちょうど同時開催の鉄道関係の展覧会にいらした人たちにもたいへんな人気のようです。てっちゃんは、ジオラマ狂の人が多いですもんね。

眼をこらしてよーくみてほしいのですが、壊れやすいので触ったりしないように気をつけてくださいね。復興小学校と復興小公園は「くの字型」の校舎と公園、というようにパターン化された模型パーツになっていますが、それらをこの大きな模型の中のそこここに見出していくことによって、下町を中心として新しい東京にまさに、ちりばめるように配置された様子がよくわかります。

復興事業そのもの、全体が、「タクミノワザ」なんですね。

元町公園&小学校の1/200模型の展示場所は、隅田公園の模型のお隣りで~す。

2007年07月25日

「美しい日本の歴史風土100選」:パンフレットができました

昨年度は、 「歴史公園100選」 に続いて 「美しい日本の歴史的風土100選」 という事業が実施されました。風土・・・の方はちょっとわかりづらいのですが、元町公園は、このふたつの100選のどちらにも選ばれています。

このたび、 「美しい日本の歴史的風土100選」 のパンフレットができましたので、事業主体の財団法人のHPをあらためて、ご紹介いたします。

「美しい日本の歴史的風土100選」は、平成18年が、「古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法(以下、「古都保存法」という。)」(昭和41年施行)の40周年に当たる年であるということで、開催された催しで、その目的は、古都保存に関する理念の普及啓発と歴史的風土の次世代への継承、地域の観光振興です。

京都、奈良、鎌倉など古都における歴史的風土は、古都保存法に基づく取り組みにより、概ね良好に現在まで保存・継承されてきました。
しかし、わが国には、古都以外にも歴史的・文化的資産が山丘、河川などの自然的環境と一体となった美しい「歴史的風土」を形成している地域が沢山あります。これらの歴史的風土は、わが国の自然、歴史や伝統の積み重ねに裏打ちされた美しい日本の国土の源であり、次世代に継承されるべき国民共有の文化的資産ですが、住民の日常生活の場であるために、残念ながら近年、生活様式の変化や、土地利用の変化などにより消失する例が生じてきており、価値の再認識につながる取り組みが必要となっています。
また、現在、政府において推進されている観光立国施策においても、地域の魅力を向上させ、国内外からの観光客を誘致し、国際的相互理解を深めるうえで、わが国固有の歴史や文化を保存・継承し、地域づくりに活かすことが重要な課題となっています。

このため、古都保存法施行40周年を記念するとともに、観光立国の推進に資するため、次世代に継承すべき美しい日本の歴史的風土が良好に保存されている全国の事例について、それらの魅力を国内外に広く伝える事業が実施されることとになったのだそうです。

この事業は、わが国固有の文化的資産としての歴史的風土の保存と継承、観光振興、風格ある美しい活力に満ちた地域社会の実現等に資することを目的として、国土交通省所管公益法人等10団体によって実行委員会を設立し、(財)古都保存財団を事務局担当として実施されました。

(以上、財団法人古都保存財団HP より引用要約)
HPにいくにはこちらをクリック! → http://www.kotohozon.or.jp/best.html

2007年07月24日

後藤新平生誕150周年記念事業いよいよスタート!

今日からさまざまなイベント(主催:財団法人東京市政調査会ほか)がスタートします。

■ 後藤新平展 -近代日本をデザインした先駆者 7月24日~9月9日、江戸東京博物館6階
■ 公開講座 経世家・後藤新平 -その生涯と業績を語る 9月1日、江戸東京博物館1階ホール
■ 映画『帝都復興』上映会 9月2日、江戸東京博物館1階会議室

元町公園&小学校の模型、みにきてくださいね。


2007年07月24日

昨日も今日も元町公園 024

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元町公園にお住まいの蛙ちゃんのご紹介。
今年のシーズン(6月下旬~)に3個体と遭遇しています。「東京都の絶滅危惧種C」・・・とか。
いるよ~、元町に!!!


2007年07月23日

学生たちのプレゼンテーション:次にもご期待ください!

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複数の学生グループが、元町公園と旧元町小学校校舎をめぐるコンヴァージョン案の検討を続けています。上記の写真3点は、日大短大の皆さんが先月11日に本郷交流館で発表してくださったときのものです。ど迫力の1/100模型に先ず、驚かされました。軽やかなガラスの屋根にも感嘆の声があがりました。

さて、どうやら学生さんたちの「労作」を囲むワークショップ第二弾も、そろそろ開催できるかもしれません。今度は、CGを駆使してのプレゼンテーションになりそう、、、とか。
楽しみですね。

2007年07月23日

新大塚公園:統合校の工事説明会出席者のメモ

先週の金曜日、5中と7中の統合校の工事説明会に出席した方から届いたメモを以下に掲載いたします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大まかな話の内容です。


?この計画が、地域にどのようなメリットがあるのか、が見えない。
 屋上に、プールだけでなく災害時のための、水がめを作るべきではないか。

 →回答・特になし。

?この学校に子どもを入れると言う人は、学区域小学校全体の調査で、30人足らず。現在の五中、七中合わせての一年生の人数は40人に満たない。それなのに、こんな、一学年4クラスの400人規模の教室が必要なのか。

 →回答・将来のことは分からない。
 →それに対して、「これは将来ビジョンで、10年先まで見通した計画だろう」という反論あり。

?建設業者が決まっていないと言うことだが

 →回答・建設業者は決まっていない。

?(最重要質問)区長への質問書の回答として、徳田教育改革担当部長から、「7月20日に住民説明会を開く」と言う回答が着たが、この説明会は「建築紛争を予防する条例に基づいての工事説明」と、ここでは説明している。矛盾するのではないか。

 →回答・区側の出席者も、この話は知らなかった模様。あとで、徳田部長に確認するとのこと。

?住民には何の広報も周知もされていない。知らせは、教育センターに張ったチラシ一枚か。広報誌などで、なぜ知らせなかったのか。

 →回答・教育センターに貼ったチラシ一枚である。そこだけ貼れば、住民に周知されると考えた。

?徳田部長からの回答書のことを今日の、区側の出席者が知らないと言うのはどういうことか。役所内での連絡はどうなっているのか。

 →区側は沈黙。

?七中跡地の校庭は具体的にどうなるのか。統合校の校庭は、あくまで、この七中跡地なのか。

 →回答・統合校の校庭は、あくまで七中跡地で、校舎に隣接したグラウンドは公園である。

?工事では、公園のトイレを壊すと言うことだが、公園のトイレを壊すと言うことは大変な問題である。

 →回答・工事車両の搬入場所として、このトイレがある一体を使う。グラウンドには工事車両が入らないというための配慮である。工事期間中は公園に仮設トイレを設ける。

?屋上緑化をすると言うことだが、この屋上に生徒が自由に出入りすると、周辺のマンション完全に見えるようになる。これは問題である。

 →回答・安全と、近隣への配慮のため、フェンスを設ける。

?(上の回答に対して)それはおかしい。フェンスで囲むと、屋上緑化のために必要な日光が入らないではないか。

?この計画図では、正門にしか入り口がなく、緊急避難用の裏口や、避難経路がない。どうなっているのか。

 →回答・これから検討していく。

?この学校ができることで、工事の影響や、校舎完成後、プールなどがこの統合校から丸見えになる、と言う不安を筑波大学付属中、高等学校から聞いた。そこはどうなるのか。筑波には説明はしたのか。

 →回答・筑波大付属には説明した。

?アスベスト飛散への不安も、筑波大付属からは出ている。

 →回答・適切に除去し、飛散しないようにしている。筑波大付属への説明はする。

?毎回、説明会を開くたびに、公園課がいないとか、防災課がいないとか、教育局がいないとか、ばらばらだ。これでは説明にならない。区として、これだけの大工事をするのだから、なぜ、部局横断的なプロジェクトチームを作らないのか。

 →特に回答なし

以上、大まかには,こんな内容でした。役所側の回答は、「建築紛争防止条例に基づく説明会」という一点張りでした。ただ、徳田部長の回答にある「住民説明会」とは別のものだと言うことは(大方)役所側も認め、業者が決まった時などに再度説明会をする、と言うことを「持ち帰って検討し、説明会の意見は区長に伝える」ということで締めくくられました。

さすがに、説明会のほとんど直前で、教育センター前に張られた一枚のチラシだけの周知ですから、出席者自体が少なくて、15人程度でした。

成澤区長はさかんに「対立と調整の関係」から「信頼と対話の関係」にするといっていますが、相変わらず、「対立と調整の関係」が続いています。
 それと、統合協議会は、相変わらず「傍聴不可能」で、委員からオブザーバーの要請があっても、一切「傍聴とみなして、参加を許さない」問う言う姿勢を貫いているようです。何か、傍聴されることを極端に「恐れている」ようです。

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■ 将来のことはわからない !?
「現在の五中、七中合わせての一年生の人数は40人に満たないのに、一学年4クラスの400人規模の教室が必要なのか。」という質問に、「将来のことは分からない。」と回答するような人たちには、やっぱり安心してまかせておけないなあ。すっとこどっこいもやすみやすみにしてくれ、文京区!

2007年07月22日

1/200模型、江戸東京博物館に搬入

湯島聖堂に展示されていた「元町公園&小学校1/200模型」が江戸東京博物館に搬入されました。斯文会のみなさま、本当にありがとうございます。
さて、『近代をデザインした先駆者 後藤新平展』 は、いよいよこの火曜日24日からです。昨日の夜は、閉館後の博物館という、不思議な空間を体験させていただきました。気分はちょっぴり「おしゃれ泥棒」のオードリー・ヘップバーンでした!?

2007年07月18日

新大塚公園 :統合校建築工事説明会7月20日午後6時半~

新大塚公園を守る会の方から連絡がありました。

五中・七中の統合校建設のために取り壊しがすすめられている新大塚公園横の旧教育センターの工事現場に、下記のような掲示があったそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【統合校建築工事説明会のお知らせ】 7月12日付
文京区の建築に関する紛争予防と調整及び開発事業の周知に関する条例
に基づいて開催する。

日時:7月20日午後6時30分から 
場所:窪町小学校第一会議室

計画建物の敷地境界から27m以内の人は是非、
54m以内の人 は希望があればご出席下さい。

連絡先:学務課 相馬・河合 5803-1296 
施設管理課  川村・前田・菅原 5803-1275
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


■ 掲示にもかかわらず、誰でも参加できるとのことです。
  お時間に都合のつく方はぜひ、集合しましょう。


「文京区の建築に関する紛争予防と調整及び開発事業の周知に関する条例 」 だって・・・。 そんな条例、文京区にもあったの!? 

Oh!!! 施設管理課って、アノ みどり公園課長さんがこの春に異動した行き先だね~。

2007年07月18日

昨日も今日も元町公園 023

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どなたがいつの頃に植えたのでしょうか、元町公園には黄色いカンナがひっそりと咲きます。
そろそろ盛りも過ぎそうですので雨に濡れていますが、つややかな写真を一枚・・・。

元町公園には毎週、月・水・金とお掃除のおじさんが来てくれます。いつもとても丁寧に仕事をしてくれるおじさんたち。
朝早くからお昼過ぎまで ありがとう、ごくろうさま!

2007年07月18日

スケッチ展のおしらせ:「近代建築史への旅 第18回スケッチ展」

神楽坂の アユミギャラリー で、20日(金)から 「近代建築史への旅 第18回スケッチ展」 が開催されます。

この催しは、全国各地の有名・無名の歴史的建造物を描くことで建物へのエールを送ろう、という趣旨で1993年から始まったものだそうです。

元町公園を描いた作品もありますよ~! 
「元町公園はね、描きたくなる、絵筆をとりたくなる公園」なのだそうです。
愛されて77年、元町公園。
アユミギャラリーも趣のある、とってもすてきなところです。
みんなで行きましょう。


■ 東京・神楽坂展
2007年7月20日(金)~7月25日(水) 11:00~19:00(最終日は18:00まで)
オープニングパーティ 21日(土)18:00~

詳細は、ギャラリーのHPからどうぞ ↓
http://www.ayumi-g.com/index.shtml

2007年07月17日

旧四中跡地についての要望書がでています:6月29日づけ

先月の29日に、湯島・本郷地区の住民有志と体育館プール利用者らが、区長に面談を申し込み、832筆の署名と共に 体育館の元町公園への移転計画を中止 するよう求める等、4点を掲げた要望書を提出しています。


■ 要望書はこちらをクリック! → 区民本位の利用を求める会0629

要望書を提出したみなさんは、「この問題は区長の公約が守られるかどうかの試金石である」と述べています。

2007年07月17日

区民の不安&不満解消せず:「文環境」が再度の要望書

文京の文化環境を活かす会が、5月末に提出した要望書への回答について、下記のような内容で、質問と再度の要望書を提出しました。

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                                          平成19年7月12日


文京区長 成澤廣修様                         
文京区企画課長 小野澤勝美様


                                    文京の文化環境を活かす会
                                       代表 ■■ ■■

「旧元町小学校校舎を文京区立文学館として保存活用することに関する要望書」の回答に対する質問、および再度の要望


 5月31日に成澤区長に「文京の文化環境を活かす会」(以下当会)を代表して3名が面談をいたしました。その際、要望書を手渡し、区長の回答をいただきました。

 この回答の中に「元町公園と旧元町小学校(以下元町)は湯島総合体育館建て替え問題が発端である。目下、都市計画審議会(以下都計審)に諮っている事であり、区民の意見を聞き、選択肢を広げて体育館用地を決めるのが先である。元町に決まらなければ旧元町小学校解体予算が付いているが、校舎の取り壊しはしない。又、旧校舎を文学館としての活用は別問題で、区が文学館の必要性、あり方は別途考えなければならない」ということでした。 私たちは元町問題がまだ正式には決まっておらず、体育館の移設問題が先決であると認識いたしました。

 ところが区長は6月11日の本会議における所信表明では、「総合体育館を含めた元町の一体的な整備案は公園機能と防災機能の向上を図る観点から有効な方策の一つ」と述べられていました。また市民フォーラム田中議員の質問に対して同様な答弁をされ、「地元住民には区としての考え方を整理した上で説明を行ってまいりました」とあります。
 一方、6月5日付けの小野澤企画課課長よりの回答〈添付〉では一体整備案は「有効な方策の一つ」が「有効な方策」に変わっております。 元町公園が体育館用地の一選択肢と言う意味合いは薄れ、選択肢を広げるということはどこからも読取れません。 区長の口頭での回答と企画課長の書面回答との整合性についてご説明ください。(質問?)
 さらにマニフェストで元町公園に関しては「見直し」と言っておられる区長が、所信表明で従来の整備案を有効と断ぜられたこと、また、それを前提に説明をすることは、区民に先入観を与え、幅広い意見を封じることが懸念されています。
 「区民の意見を聞き、多様な選択肢の幅を広げる」という面談での回答と矛盾する上、 区長の行動理念や区政運営の原則にも反すると考えますが、いかがでしょうか。(質問?)
 また、当会で調査したところ、区の言う「地元住民」とは町会長など地域の役員のみで、一般住民には知らされず、説明会も開いていないと聞いております。
 区の説明を受けた町会役員も「旧小学校跡地に体育館がくる」という認識で、区の計画しているようなプロポーザル方式の巨大なビルを南側に建設、そのビル北側の日陰に新公園が出来るとは誰一人として認識していませんでした。

 区は、誤解を招くような説明を一部の住民に行なったとしか思えません。この事は昨年7月の第17条縦覧でも行なわれ、元町に関する第一回の都計審でも「校舎を壊し、そこに公園を新たに作る」ということだけの審議で済まそうとした事と同じです。

 区長の所信表明の通り元町に関しては、正確な情報を区民に広く公開した上で、「区民や広範な方々の意見・要望を伺う」と言うことを実行してください。
それが協働協治の本来の姿と考えます。そして、5月31日の面談回答通り、今後、新区政体制で湯島体育館建て替え用地の決定は、区民の意見を聞き、多様な選択肢からまず検討されることを要望いたします。(要望?)
 
 なお、小野澤企画課長よりの回答の中に「高低差が多く、平地面積が少ないなど、敷地の効率的活用や安全面において問題を抱えており、近隣の利用者からは、快適性や防災的な機能の向上など、改善が求められている」とありますが、文京区では「景観を形成する要素として、起伏に富んだ地形を縁取る斜面緑地、風景の奥行きを深くしている坂道」と文京区を特徴づける「坂・緑・史跡」をつなぎ、文京区らしい景観形成を図ることを以前から謳ってきました。
 その事を公園近隣の意見を理由に否定する事は、区自ら理念を曲げる事になります。どのようにお考えかお聞かせください。(質問?)
また、別添の企画課長からの回答中「区の樋口一葉顕彰の資料としてご協力を・・・」とありますが、これは当会への要望なのでしょうか。当会は収集資料の整理をお手伝いしましたが、これ等の資料は個人の所有物で当会とは関係は
ございません。この件につきましては、前回の要望書をどのように区が考えているかをお伺いしたい次第です。(質問?) また、収集家と前助役関氏は面談した時、収集資料のリストは、ご本人が区に提出しております。

 なお、この質問4点・要望書1点に対するご回答は書面においてお願い申し上げます。


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2007年07月17日

昨日も今日も元町公園 022

七夕の日の元町公園、第二弾です。
萩原さん、すてきな写真をありがとう!!!

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2007年07月16日

湯島聖堂に展示しています: 「元町公園と旧元町小学校1/200模型」

■ごあいさつ
 財団法人斯文会の方々のご高誼を賜り、14日から21日まで一週間、「元町公園と旧元町小学校1/200模型」を湯島聖堂に展示いたします。
 ご高覧の機会に恵まれましたことを心から感謝いたします。
 この模型は、今月24日(火)から江戸東京博物館で開催される「後藤新平展(生誕150年記念)‐近代日本をデザインした先駆者‐」に出品されるもので、元町公園と小学校をこよなく愛し、その存続を願う文京区民有志が制作を起案し、建築模型作家によって作成された精巧な1/200昭和初期推定復元模型です。どうぞ、お誘い合わせの上、湯島聖堂においでください。
お気軽にご覧いただけるよう、斯文会の会館入り口ホールに置かせていただいています。正面扉から入るとすぐ左手にあります。斯文会の会館へは、外堀通りからアクセスするのが便利です。御茶ノ水駅から徒歩3分、もちろん入場無料です。

■危機に瀕する震災復興小公園と小学校:湯島の文京区総合体育館の移設計画
 元町公園(昭和5年開設、本郷一丁目)は、関東大震災復興事業の一環として、東京市(当時)が設置した52か所の小公園のひとつです。一方の元町小学校(昭和2年に現在の建物竣工~平成10年閉校)は、関東大震災罹災前は基本的に木造であった小学校を一新した耐震耐火鉄筋コンクリート造の建築で、セントラルヒーティング、水洗トイレ完備を誇る当時最新設備の小学校のひとつです。震災時に防災と罹災者救護に大きな可能性を示した公園の数を増やし、同時に、近所の子供たちが遊び・学ぶ場所として公園を小学校に隣接させる新しいアイディアを実現させたものです。
 都心の再開発がすすむ中で、この特別な空間を体験できる場所は、今やこの元町公園と旧元町小学校のただ一箇所だけとなってしまいました。本郷台地から神田川へと下る崖線の地形を巧みに活かし見事にデザインされた緑の空間は、カスケード(水階段)やテラス状の広場、パーゴラ、滑り台など大正・昭和初期モダニズムの造形美にあふれています。
 元町公園は今年の1月25日で開園77年、喜寿を迎えました。昨秋には都市公園法50周年記念事業「日本の歴史公園百選」にも選ばれました。上野公園、日比谷公園、新宿御苑に続く由緒ある公園です。歳月を重ね、人々の日常に寄り添いながら東京の暮らしを支えてきたこの公園には、ここにしかない風格があります。
 しかし、文京区は元町公園と小学校の歴史的・文化的価値を軽んじ、緑地と工作物の一部分だけを残してこの場所に高層ビル建設を計画しています。旧元町小学校校舎はまだまだ使える堅牢なたてものですが、一億円の解体予算が計上されています。わたしたちは、機能や経済効率で割り切ろうとする“心と品位のない”まちづくりの再考を呼びかけ、公園と小学校の保全・再生を協議する場をつくろうと活動しています。

■この模型にご興味を寄せてくださる皆様にお願い申し上げます。
 わたしたちは、模型づくりとその公開をひとつの新しい出発点だと考えています。
 模型を囲んで新しいコミュニケーションが生まれたり、失われていた記憶がよみがえり、場所への思いをよりいっそう共有できるようになるといいな、と思っています。
 どうぞ模型を見に来てください、そして元町公園にもぜひ、足をお運びください。
 御茶ノ水駅から水道橋方面に徒歩10分です。水道橋駅からですと、徒歩5分強。
 広重や逸見亨が描いた江戸名所・東京百景のひとつ、神田川沿いのこの貴重なオープンスペースを残す意義を実体験してください。

■湯島聖堂と財団法人斯文会について少々・・・
 湯島聖堂は大正11年(1922)国の史跡に指定されましたが、翌12年(1923)関東大震災が起こり、わずかに入徳門と水屋を残し、すべてを焼失いたしました。この復興は斯文会が中心となり、昭和10年(1935)工学博士東京帝国大学伊東忠太教授の設計と?大林組の施工により、寛政時代の旧制を模し、鉄筋コンクリート造りで再建を果たしました。この建物が現在の湯島聖堂で、昭和61年度(1986)から文化庁による保存修理工事が、奇しくも再び?大林組の施工で行われ、平成5年(1993)三月竣工いたしました(財団法人斯文会HPから引用 )。
 湯島聖堂は、ただいま一大再生プロジェクトの真っ最中。建造物の修復だけでなく茂り過ぎた樹木を整理したり、がんばっています。少し前よりもずいぶんと明るくなった聖堂に、お散歩にいらしてください。いろいろな文化講座も開設していますよ。湯島聖堂 財団法人斯文会は、わが国でもっとも古い歴史をもつ財団法人です。
斯文会のHPはこちらからどうぞ → http://www.seido.or.jp/

2007年07月14日

都市計画審議会が開催されます

文京区が、来月に 都市計画審議会 を開くことにしたようです。

「現在の委員の任期中(9月まで)にはもう一度は開かれるであろう」とうわさされていましたが、区はちゃくちゃくと、準備していたのですね。

■ 日時 8月6日(月)14:00~16:00
■ 議題 1.元町公園の都市計画変更について
        2.環状2号線外堀通りの都市計画変更について

元町小学校校舎の解体は、今年度の予算が計上されてしまっています。
この都市計画審議会は、またまた 天王山 です。
みなさま、体調をととのえて万全の体勢でのぞみましょう。

都市計画審議会委員のみなさまもどうぞ、後世に悔いのないようにしっかりと納得のいく仕事をしてくださいますよう、お願い申し上げます。

なお、区のHPには現時点ではまだ「お知らせ」も「傍聴の申し込みについて」の問い合わせ先も何も掲載されていませんが、いつものところへ電話するのだと思われます。月曜日に様子をみてみましょう。


 

2007年07月11日

渡り鳥、もとまちに還る

あの日の 小林旭 と、もう一度!

■ 夏休み おたのしみ企画 として 幻燈会 ヤリマス
                
 『南国土佐を後にして』(日活、1959年)


数々のヒットを飛ばした ”渡り鳥”シリーズの元祖 となった映画。
元町公園が、劇中の重要なシーンのロケ地になっています。
ご近所のあいだでは思い出ふかーく語られる映画ですが、なぜか「観た」という人はそんなに多くない映画。この映画を 元町公園 で観たいな~と思います。

盆踊り会場での大乱闘。 
アノスベリダイの方から走り寄るヒロイン・・・。
背景には今はなきSH家、窓のカーテンがちらりと映っているとか、いないとか。

元町公園、警視庁、銀座・神楽坂?等々、、、オリンピック(1964年)以前の東京の様子をたいへん面白く垣間見ることができます。
のちに水戸黄門まで演ずることになった 西村晃 のチンピラぶりもステキです。義姉を演ずる 南田洋子 の意味深な”眼ぢから” にもご注目。 もちろん、主演は 小林旭、浅丘ルリ子!  

小林旭には「渡り鳥北へ帰る」という作品がありますが、今回の幻燈会で、アキラはもとまちへ帰還するのだ~。農大アキラ会のみなさまも、この夏は 元町公園 で同窓会、いかがでしょう。

■ 日時は後日発表、カナラズ。
       

2007年07月09日

昨日も今日も元町公園 021

七夕の日の元町公園です。
午後には、キャッチボールのグループ、夕方には浴衣で花火を楽しむ人が集まり、暗くなる頃には人の輪がいっそう広がり大きくなりました。


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2007年07月08日

どうする、どうなる新大塚公園

新大塚公園を守る会 も がんばっています!

■ どうする、どうなる新大塚公園 報告と話し合いの集い
・「新しい学校づくり協議会」ってナニ? 
・公園のグラウンドは使えなくなるの?
・どうしたら公園は守れるのか?

日時:7月22日(日) 10:00~12:00
場所:大塚地域活動センター2階(TEL 3947-2624)

2007年07月07日

お忘れもの

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今夜、元町公園に帽子と扇子の忘れ物がありました。
お預かりしていますので、右記の電話番号にご連絡ください → 080-54859217。
たっつん、あなたの「消せる赤鉛筆」が当方の荷物の中に入っていましたので、今度会うときにお渡しします。
また、近いうちに、元町公園で会いましょう・・・ね!

2007年07月05日

七夕 7日(土)の夜

元町公園で会いましょう。


江戸東京博物館に展示する元町公園&小学校の模型のお披露目をしたいと思っています。
素晴らしいできばえです。
新しい発見があります。

旧安田邸(千駄木 http://www.toshima.ne.jp/~tatemono/ から「七夕」の項をクリック! )等、他所でもイベントが盛りだくさんの日ですが、夜はやっぱり元町公園!
電車の音をBGMにして、元町公園のハートとあなたの鼓動がびりびり共振します。

■ 1/200模型のお披露目
■ 写真家 萩原義広氏 と一緒に元町公園の魅力に迫ろう
■ 昭和初期、戦前、戦中の元町公園 -家族の写真帖が静かに語る「暮らしと公園」

等々、盛りだくさん? の内容をお送りします。
NHK特集(文京区景観審議会会長の西村幸夫教授が番組ナビゲータ)を見逃した方も、ここに来れば見られるかもよ。
  

7月7日(土) 19:30~21:00 
          雨天の場合は、ぱぱっと切り上げます(ので、雨天決行)。
場所 元町公園(文京区本郷1丁目)
フリードリンク (って、つまりは、各自調達・持参のことです)

21:00から30分程度、笹飾りのあとかたづけをお手伝いくださる方のご参集も心からお待ち申し上げます(終わったら、一緒に水分&活力の補充をしましょう)。


■ 写真家 萩原義広さんのインフォメーションはこちら(ニコンウェブギャラリー7月中は萩原さんがトップです) ↓
http://www.nikon.co.jp/main/jpn/feelnikon/comfort/webgallery/index.htm

*補足:萩原氏の写真は、ゆっくりと時を経た場所の記憶を、アーティスティックにかつ繊細に暴き出します。今回の写真も、元町公園の美しさが際立っており、必見ですよ。

2007年07月04日

かるたの作家さん展覧会!

みなさまお馴染みの「元町公園かるた」の絵札の作家さんである白濱雅也さんが、2人展を日本橋で開催しています。今週中ですのでぜひ忘れずに行ってみてください。いつも時間に余裕のないことですみません。でも行ってみて決して損はしませんよ。

「白濱雅也+府川和生展」 期間  6月25日~7月7日 13:00-20:00
 田中画廊 中央区日本橋3-5-7

詳しくは http://blog.so-net.ne.jp/gallerytanaka/2007-06-23-1

「元町公園ぱぱっとかるた」新宿のジュンク堂書店で好評販売中です! よろしくね。

2007年07月03日

昨日も今日も元町公園 020

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七夕の笹の準備ができました。ご協力くださったみなさま、ありがとうございます。
どしどし短冊に願い事をかいて飾りにきてね。

夜の元町公園もステキですよ~。

2007年07月03日

今日から元町公園に七夕の笹を飾ります

今年もまた、地元ならびに遠方の方々のご協力もいただき、今日から、元町公園に七夕の笹かざりが出現します。

今日の夕方に設営作業をおこないますので 「手伝ってもいいよ」 という方は17:25に春日通りの地下鉄水道橋駅A5出口(地上部)に集合してください。作業は17:30からスタートです。人手が足りないので猫の手でもけっこうです。わいわい楽しくやりましょう。大したことはできませんが、どうぞふるってご参加ください。

2007年07月03日

裁判の傍聴に行こう!:『歴史館だより廃棄事件』に関するお知らせ

来たる金曜日、7月6日午前11:10から標記の裁判について、第二回目の法廷が開かれます。

霞ヶ関の東京地方裁判所 7階 708号法廷です。
定刻に開始されますので時間厳守で現地集合ということでお願いします。
法廷のあと、弁護士さんを囲んでちょっとしたミーティングが予定されています。
お天気がよければ、また日比谷公園でランチというのも、すてきですね。

今回は、被告からの答弁書に対して原告側が反論を提出します。

提訴は、受けた損害をお金に換算して起こさざるを得ないところがあって、そんなわけで損害賠償を求めているのですが、大切なのは、区民が本来的に知るはずであった元町公園についての記事(学芸員さんが一所懸命調べて書いたものです)がこっそり廃棄されて、都市計画変更の手続きに入る前に隠蔽されてしまった、ということが、たいへんに重大かつ残念な過失であり、これを認めて反省してよりよき行政をおこなうようになってほしい、ということです。

2007年07月01日

目白台物納緑地と旧KKR運動場を見学しました

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06月30日、文京区内のもうひとつの激震地である目白台物納緑地を見学に行ってきました。
03時からはみどり公園課の説明で旧KKRの運動場も拝見しました。
本郷に戻ってくる途中で新大塚公園に寄って、散歩がてら本法寺さん(夏目家の菩提寺、境内の清らかな湧き水に沢蟹が生息しています)の前を通過。
近所の桜木神社は、夏の大祓でにぎわっていました。