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2007年08月30日

「わたしの意見」に対して区議会事務局長からの回答

本日、郵便にて「わたしの意見」についての回答が、区議会事務局長(なんと、あの庶務課長だった方です。そうです。平成16年の東京都への出張を隠していたうちの一人です。)のお名前で届きました。

わたくしは、27日(月)に、あの↓内容を「質問と要望」ということで、区長と議会議長と企画政策部長あてて提出しました。

クリック!http://www.npo-rprogram.jp/motomachi/blog/200708/000523.html

回答(部分抜粋)です。
「さて、この度議長宛に標記要望書を提出されましたが、議長はご承知のように合議体の長でございますので、議会として決定していない件に対する回答は控えさせていただいております。なお本件につきましては、議会に対する陳情と考え、議会内のルールに基づき議会運営委員会構成議員に配布いたします。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。(8月27日付)」とのこと。

翻訳すると、次の議会の初日に全議員に配布するけど、だからと言ってそれでどうこうなるかどうかは議会決定されるものではないので、そこまでよ。
ということらしい、と了承しました。お返事ありがとうございます。

区長さんと企画政策部長からのお返事は、まだいただいておりません。


2007年08月28日

行く夏を惜しんで 「・・・を観る会」:今回はDVD

大観音盆踊り3070827_1927~01.jpg 大観音盆踊り5070827_1928~02.jpg

昨夜、近くを通りかかったら、大観音さん(光源寺)で盆踊りをやっていました。櫓(やぐら)の上の大きな太鼓を相手に、可愛い女の子のバチさばきが見事でした。ちょうど アンパンマン音頭 が終わって 文京音頭 。なかなかすごい歌詞で、感動しました。音頭のように、誇りを持って暮らせるまちであってほしいと思います。

さて、今回の観る会は ぼうふら ではアリマセン。

■ 「南国土佐をあとにして」(1959年、日活映画)のDVD(部分)を観る会
■ 日時 8月31日(金) 9:30~(雨天決行)
■ 集合場所 元町公園

■ 解説:日本映画のアクション物のスター、小林旭の出世作。
彼の「大部屋時代」はこの映画で終わったのだそうです。この映画のヒットの後、続々と「渡り鳥シリーズ」が撮られていったと伺い、映画のあっけらかんとしたラストシーンに妙に納得しました(なぜかは、おめにかかったときにお話いたしましょう)。

■ 「観る会」 と言っても、映画鑑賞会ではございませんので、そこんとこはご注意。
ぜーんぶを通して観ている時間は残念ながらないのです。というわけで、DVDで下記の部分を中心に ぱぱっと チェック(!)、という企画です。小さなPCの画面で観ますので、たくさんお集まりいただいた場合にはご不便をおかけすると思いますが、文句言いっこなしで、お願いします。

大乱闘シーン:ポイント1)ちらっと見えるはずの元町公園のフェンス、柵(意匠観察)。
         ポイント2)藤棚(屋根部の意匠観察)と柱基礎の謎。
         ポイント3)大広場の高木植栽の様子。

ルリ子ちゃんが駆け寄るシーン:ポイント1)大小広場のつながり(地割、構成の観察)。
                    ポイント2)滑り台の後ろの園丁小屋はどんなたてものか。
                    ポイント3)果たして、SR家のカーテンは映っているのか。
                    ポイント4)南田洋子扮する義姉の視線(個人的興味)。

ラストシーン:ポイント1)建て替え前の警視庁。
        ポイント2)高層ビルのない東京中心部の空の様子。
        ポイント3)南田洋子と浅丘ルリ子は手をつながなかったか(個人的興味)。

■ ご注意! 公園はご家庭ではございませんので、個人でたのしむ人でいてくださいね。
■ DVDの前に、「文環境」のお掃除を手伝うので、濡れてもいい服装でおいでください。
■ 今日はなぜ、盆踊りの写真なのでしょうか? 
  答えはこちら↓

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「南国土佐をあとにして」のクライマックスである大乱闘シーンは、盆踊りの櫓(やぐら)が組まれた元町公園で撮影されました。

田舎に帰らずに東京の盆踊りに集まる人たち。東京のあたらしいまちで「子どもたちにふるさとを」という心意気で、盆踊りや夏祭りを通して地域の絆が紡がれていく様子。公園に櫓・・・という風景は、じつは、それまで地縁や血縁のなかった人たちが力を寄せ合って関係を築いていった「まちづくり」のひとつの風景なのです。そして、1960~70年代の新興住宅地で子ども時代をおくった者にとっては忘れられない、でもあまりに身近過ぎて心の奥の方にある、夏の思い出のワンシーン。今の文京の子どもたちは、どんな夏景色を胸に抱いて大きくなるのでしょうね。

2007年08月28日

昨日も今日も元町公園 040

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毎日こう暑くては、さすがに疲れますね。お昼やすみもぐったりですが、それでも食事を終えた人が木陰で小さな本を開く姿も。
公園のカスケードがきれいだと、ほっといたします。これで、水が流れていてくれたら優しい流れの音がするのですけれど。写真は、文京の文化環境を活かす会がお掃除しているときにちょっぴりだけ水が流れている様子。定期的ではないようですが、こうして大事にお掃除するとどんどんきれいになる、元町公園。愛されるって大切なことね~。否、愛するって大切なことね・・・か。

2007年08月27日

わたしの意見:「総合体育館建て替え地検討協議会(仮称)」に関する疑問と要望

8月25日付で委員の公募が広報されたもの協議会について、ご意見いたします。


■1. 総合体育館を建替えるということは、何を理由として、いつどこでどのようなかたちで決定したのでしょうか。耐震改修等をして使い続けるという選択肢は、今やまったく存在しないのでしょうか。

■2. 8月20日の政策調整会議記録要旨ならびに資料1に基づいての意見です。
「区長の所信表明、都計審等を踏まえ」て立ち上げる検討「協議会は、体育館の建て替え等の検討を行う」とのことで、企画政策部長の説明には「区は複数の案を示し、それぞれのメリット、デメリットを示して委員の意見を伺う。」とあります。協議会のスケジュール(予定)は「10月から始めて」とのことですが、このような短期間でそれぞれのメリットとデメリットを示した複数案のご提示は本当に可能なのでしょうか。説明会への参加や審議会の傍聴等にて昨年来の都市計画審議会他の経緯を知る者としては、質的にどのようなものが示されるのか、大変に不安に思います。
案の作成及びメリットとデメリットの提示は、どの部・課がご担当するのでしょうか。第三者に委託業務、たとえばまたいつもの、○○ッ○等のコンサルタント企業に外注するのでしょうか。

■3. この協議会は通常の審議会と異なり、今回はじめて設置されるものであるので、区民からの公募は、会の委員構成や人数等について開示した上で募集するべきだと考えます。
なぜ、HPや広報紙にそれらを明記しなかったのでしょうか。
今からでも直ちに広く区民が知ることのできるかたちで開示することをつよく願います。

■4. 庁議(8月22日)の「庁議資料」に基づいての意見です。協議会の委員として「学識経験者2名」とは、具体的に何分野の専門性を有する人選とするのでしょうか。協議会では体育館の建設地と体育館建設のことを主として協議するのでしょうから、建築、都市計画の専門家の参画は当然だと考えますが、どこが候補地となっても建物以外のオープンスペースのあり方についての検討は重要な課題だと思いますので、公園緑地計画の専門家の参画も希望します。

■5. 上記の3と同様に、委員の構成に関しての意見です。「町会連合会の推薦による者7名(本郷地区)」となっている、この「本郷地区」とは旧本郷区をさしているのだとは思いますが、区の総合施設としての位置づけ上、区の全域からの推薦を受け付けるべきであると考えます。そうしないのはなぜでしょうか。「旧小石川区にはもう在るから、旧本郷区にも同等のものをひとつ」、というのでは答えになりません。
区の総合施設なのですから全区の区民を対象にした開かれた協議の場を設定すべきだと考えます。

■6. HPならびに広報紙によれば公募委員の選考は、「書類審査・面接」とありますが、どのような選考基準なのか不明なのはおかしいと思います。どんな選考をするのか不明では、積極的な募集は望めません。これでは、区民参画は推進されません。

2007年08月27日

9月1日:防災の日イベントのお知らせ

昨年に引き続き、今年も防災の日にイベントがあります。
みなさん、ふるってご参加ください。
去年はNHKの夕方の首都圏ニュースで報道されました。今年はどうなるでしょうか。

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震災遺産 を継承しよう 2007  

日時 9月1日(土) 9:20~16:30 (雨天決行)
会場 午前中は、シビックセンター4階のシルバーホール
    午後は、元町公園(文京区本郷1-1) です。

【第一部】 『震災遺産からメッセージ この一年間、そしてこれから』
       会場:文京シビックセンター4階ホール   
           9:20~11:30(開場09:10) 
           
            ◆ 報告:震災復興小公園「元町公園」改廃問題のこれまで
            ◆ 公園と小学校の再生を一緒に考えよう ‐トークセッション方式

【第二部】 『現場で考える・・・罹災、そして復興への努力』
       会場:元町公園(文京区本郷1-1、水道橋駅徒歩5分・外堀通り沿い) 
           11:55~16:30
            
            ◆ 11:58 黙祷 大正12(1923)年関東大震災発生
            ◆ 最新技術紹介 防災機材展示解説、「かまどスツール」ほか:
                        造園施設関連企業4社
            ◆ 「すいとん汁」の配給 ‐「食」を通して「罹災生活」を考える
            ◆ 13:45~14:45 プロに学ぶ防災と緊急時の心得:
                        本郷消防署と一緒に「やってみる!自分で出来ること」

            ◆ 現場で語りあう ‐元町公園に込められた防災の知恵と新時代提案
                          (旧元町小学校見学は調整中)
               案内人/有賀一郎(CLA関東支部) 他
                          
            ◆ 閉会あいさつ :(社)日本造園学会関東支部(予定)

■ 資料代: 500円(すいとん込み)
■ 参加申し込み予約必要なし、当日会場にお集まりください。
■ 主 催:(社)ランドスケープコンサルタンツ協会(CLA)関東支部
■ 共 催:(社)日本造園学会関東支部、ぱぱっと会議@元町公園、
       文京の文化環境を活かす会、たてもの応援団、文京まちづくり円卓会議
■ 後 援:(財)都市緑化技術開発機構防災公園普及推進共同研究会(予定)、
       環境緑化新聞社


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午後ですが、暑くてたまらなくなった場合のために「本郷交流館」和室Aを「お休み処」に
使えるように予約してございます。もしも、もしもですが、午後、公園に誰もいなかったら、
それは、みんなで交流館に移動しているということですので、急いで交流館へ~!

■ 本郷交流館:文京区本郷2-21-7
           (三河神社横、昨年、午後の部の会場だったところです)

2007年08月26日

政策調整会議(8月20日)の記録要旨を公開します

先週の金曜日の夕方からシビックセンター2階の行政情報センターで閲覧できるようになりましたが・・・。

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政策調整会議 記録要旨

1 日時:平成18年(ママ!暑いのはみんな同じ。)8月20日(月) 午後1時30分~2時30分
2 場所:16階応接室
3 議題:元町公園関係及び総合体育館の建て替えについて
4 出席者:政策調整会議構成員
       ・区長、副区長、教育長
       幹事
       ・企画政策部長
       関係部長
       ・総務部長、都市計画部長、土木部長、
       関係課長
       ・企画課長、企画政策部特命担当課長、計画調整課長、みどり公園課長
5 資料: 1「総合体育館の建て替え等に関する協議会の設置について」
      2「総合体育館建て替え地検討協議会」概要
6 協議経過
  【企画政策部長説明】
   ・8月6日の都市計画審議会において、「さらに区民をはじめとする広範な方々から意見等を
    聴取するなどして、再検討されたい」との答申を受けた。区としては、区長の所信表明、
    都計審等を踏まえたうえで、検討協議会を立ち上げる。
   ・協議会は、体育館の建て替え地等の検討を行い、区長に答申する。
    区は協議会に現行計画、四中エリアを含む複数案の提示を行う。
   ・協議会は、学識経験者、地元住民、関係団体、公募区民、文化財等の専門家を含む構成
    とする。
   ・区は複数の案を提示し、それぞれのメリット、デメリットを示して委員の意見を伺う。
   ・10月から始めて、翌年の1~2月ごろには一定の結論を出したい。

  【意見等】
   ・協議会には情報を全部出し、率直な意見をもらう必要がある。
   ・体育館建て替え地の検討の結果、元町エリア以外を候補地に剪定した場合は、
    元町エリアのあり方について、別途協議体を設けて検討することが必要。

7 結論
   協議会を設置するという方向を確認するとともに、8月22日に行われる町議に報告するもの
   とする。

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今年は平成19年ですよ~。
区長からついこのあいだ、文書の作成について「間違いが多すぎるから褌を締めなおすよう」
お達しがあったばかりのはずの文京区。あいかわらず、ズルズルのようですな。
職場は冷房、効いているんでしょうにね。
しっかりしてくださーい。

漢字が読めないって!? フンドシです、褌。

2007年08月26日

政策調整会議(8月20日付)の資料を公開します

庁議に先立ち8月20日に開催された政策調整会議の文書の内容を公開します。
以下の通り、1~6までは、さっきブログで公開した「庁議資料」とまったく同じですが、
7番目の「課題」という項目に、ご注目ください!

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総合体育館の建て替え等に関する協議会の設置について

1 経緯
   総合体育館の建て替えについては、元町公園と一体的に整備することとする
 基本方針(h18.2.1)に基づき、都市計画審議会に諮り準備を進めてきたが、
 平成19年8月6日に開催された都市計画審議会において本計画について再検討
 されたいとの答申がなされた。

2 今後の方針
   区長の所信表明及び都市計画審議会の答申を踏まえ、地元住民や公募区民を
 含む「文京区総合体育館建て替え地検討協議会」を設置する。

3 検討内容
   協議会は、体育館の建て替え地等の検討を行い、区長に答申する。その際、区
 は協議会に現行計画、並びに四中エリアを含む複数案の提示を行う。

4 協議会の構成
   学識経験者、地元区民、公募区民、及び文化財の専門家等を含む構成とする。

5 スケジュール(予定)
   10月中旬から平成20年1~3月まで

6 議会への説明(予定)
   ・平成19年第3回定例会 協議会設置の報告
   ・平成19年第4回定例会 検討状況の報告
   ・平成20年第1回定例会 検討結果の報告

7 課題
  (1) 元町公園等の検討
       協議会では、総合体育館の建て替え地の検討を中心に行う。その結果、
       元町エリア以外を候補地に選定した場合には、公園等のあり方について、
       別途協議体を設け検討を行う必要がある。
  (2) 東京大学への対応
       東京大学に対しては、旧四中跡地を総合体育館建て替え地の一つの選
       択肢とする旨の新たな方針を伝える必要がある。


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■ 体育館が元町に移転しなくても、元町のことは何か考えようと思ってくれているのですね。
その際には今度こそ、へんてこな巨大ビル建設ではない、もっとすてきなアイデアをだしていただきたいものです。

■ な~んだ、やっぱり東大とは何らかの話し合い、区の方針のやりとりがあったんですね。

だって「新たな方針を伝える必要がある」と政策調整会議で明記しているのですから。過去に正式なことがらとして何らの取り交わしもしていないと言っていたのは、間違いだったのでしょうか。

ところで、旧四中の地元のみなさんには、3回も四中跡地は東大がどこからかの寄付金でナントカミュージアムのようなもの(会の出席者の感想、ママ)説明会が開かれているという話も聞いています。その3回目には煙山前区長がじきじきにおでまして「いいことばっかりとうとうと喋っていた」(会の出席者の感想、ママ)そうです。ということは、これは、やはり、ある程度公式に決まっていたことなのでしょうか。
それとも、庁議にもかかっていないことを、区民に説明してくださったのでしょうか。

東大と某企業会長の件について区が関与していない、いるについては区民の受け取り方にさまざまな違いがあります。
旧四中跡地の今後について現時点での、つまり、東大が寄付金で何かを建てたいという構想をもっていることについての正確な区の立場を明らかにしていただく必要がありそうですね。
どの会派の方でもけっこうです。区議のみなさん、協議会がスムーズに進行するように事前にきちんとした資料を区側から提出してもらい、関係する区民にお知らせしてくださいませんか。
暑くてたいへんな毎日ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

2007年08月26日

庁議の結果を公開します! その2(8月22日庁議資料)

8月22日の庁議のために企画政策部が作成した「庁議資料」という文書が1まいあります。
その内容は、以下の通りです。

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総合体育館の建て替え等に関する協議会の設置について

1 経緯
   総合体育館の建て替えについては、元町公園と一体的に整備することとする
 基本方針(h18.2.1)に基づき、都市計画審議会に諮り準備を進めてきたが、
 平成19年8月6日に開催された都市計画審議会において本計画について再検討
 されたいとの答申がなされた。

2 今後の方針
   区長の所信表明及び都市計画審議会の答申を踏まえ、地元住民や公募区民を
 含む「文京区総合体育館建て替え地検討協議会」を設置する。

3 検討内容
   協議会は、体育館の建て替え地等の検討を行い、区長に答申する。その際、区
 は協議会に現行計画、並びに四中エリアを含む複数案の提示を行う。

4 協議会の構成
   学識経験者、地元区民、公募区民、及び文化財の専門家等を含む構成とする。

5 スケジュール(予定)
   10月中旬から平成20年1~3月まで

6 議会への説明(予定)
   ・平成19年第3回定例会 協議会設置の報告
   ・平成19年第4回定例会 検討状況の報告
   ・平成20年第1回定例会 検討結果の報告

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■ この資料では「地元住民や公募区民を含む協議会」といっていますが、庁議の結果を読む
と結局のところ、地元住民は、町会連合会が推薦してくれないと公募以外の枠でこの協議会
に参加できないことにされています。

■ さて、じつはほかにも興味深い文書があります。8月20日付政策調整会議の「資料1」という
ものです。乞うご期待。

2007年08月26日

庁議の結果を公開します! その1(建て替え地検討協議会概要)

8月22日、文京区では庁議という会議が開かれ、その結果が金曜日にシビックセンター2階の行政情報センターで閲覧できるようになりました。
つい、先ほどコピーが手に入りましたので、区が公式にやっていることのそのままをなるべく正確にお伝えしたいと思います。

以下、そこにあった文書の内容です。

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総合体育館建て替え地検討協議会 概要

1 目的
  総合体育館の老朽化に伴う建て替え地について、区民参画による検討を行うため、
文京区総合体育館建て替え地検討協議会(以下「協議会」という。)を設置する。

2 所掌事務
  協議会は、区長からの諮問を受け、総合体育館の建て替えに伴う建設場所の選定等
について検討し、区長に対して答申する。

3 委員
  (1)学識経験者   2人
  (2)町会連合会の推薦によるもの    7人(本郷地区)
  (3)青少年対策地区委員会の推薦による者   1人
  (4)青少年委員会の推薦による者   1人
  (5)体育協会の推薦による者   1人
  (6)体育指導会の推薦による者  1人
  (7)文化財等の専門知識を有する者  2人
  (8)公募委員  5人(委員全体の25%)
  ________________________________
     合計        20人

4 幹事
  企画政策部長、総務部長、区民部長、都市計画部長、土木部長、
  教育推進部長、企画課長、企画政策部特命担当課長、
  アカデミー推進課長、計画調整課長、建築課長、みどり公園課長、
  施設管理課長(技術)、庶務課長  計14人

5 期間
  平成19年10月~平成20年3月(月1回程度で、5~6回の開催を予定)

6 事務局
  企画政策部企画課


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■ という紙が1枚。これに、「庁議資料」というオマケがあります。
  別途、すぐに公開します。乞うご期待。
  
       

2007年08月25日

昨日も今日も元町公園 039

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きれいなったカスケード、ちょっと涼しくなったかな?

2007年08月23日

みたび、ぼうふらを観る会

■ 日時 8月24日(金) 午前09:30~10:30
■ 集合場所 元町公園
■ 問合せなし、参加無料

■ 好評だったので? 第三回を開催します。
  今回の蚊学講座は、「驚異の生態。チカイエカの闇に迫る」(参与観察)です。
  迫りすぎると刺されるから、ほどほどにしておきましょう。
  カスケードのお掃除もしますので、ぬれてもいい服装で来てね。

■ 各自、体質に合った虫除け・虫刺され対策を自己責任でお願いします。

2007年08月22日

陳情書:教育長と教育委員会

文京歴史的建物の活用を考える会/文京の文化環境を活かす会/文京まちづくり円卓会議/ぱぱっと会議@元町公園は、月曜日に教育長などにあてて「陳情書」を送付いたしました。

                              

                                              平成19年8月20日


文京区教育長 根岸創造様
文京区教育委員会委員のみなさま

                          陳情書

冠省、みなさまにおかれましては、東洋文庫移転・湯島総合体育館建替え問題及び昨年来の元町公園の都市計画変更案に関する都市計画審議会の経緯は十分ご存知のことと拝察いたし、そのことを踏まえたうえで、ここに下記の五項目を陳情いたします。

現在の湯島総合体育館を建替えるために設置される「協議体」の発足は企画政策部長の言からは今秋、一部の新聞報道では10月と伝え聞いております。わたくしたちはあらためてこの「協議体」の発足以前に、元町公園と旧元町小学校校舎及び旧小学校敷地の扱いについて、文京区の文化財保護行政が正しく機能するよう切望いたします。この「協議体」では、体育館建設用地のすべての候補のメリットとデメリットを並列して検討できるようにするとのことですが、そのためには、元町公園ならびに元町公園と一体のものとして構想された旧元町小学校が、どれほど貴重な資産であるのかを事前に区民に正しく理解してもらうよう努めるのが文京区教育委員会と教育長の重要な責務であると考えます。

ご承知の通り、文化庁の名勝指定基準には「大正12年の関東大震災の復興を契機として開設されたもの」が明示されております。ほぼ完全な形で現存する唯一の復興小公園である元町公園とほぼ当初からの形態を保っている復興小学校である旧元町小学校とがそろってこの基準に合致していることはゆるぎない事実です。
今春、震災復興事業によって架橋された永代橋等が国の重要文化財指定を受けたことに鑑みても、元町公園と旧元町小学校(すなわち、復興小学校と、それに一具のものとして隣地に設けられた小公園)が「一対」で当時の偉業を実体験できる建築・造園・都市計画空間として現存していることの唯一無二性の重要度は、軽視できません。また、戦災経験を重ね合わせて語ることのできる貴重な歴史・生活資産であるということの価値も大きいのではないでしょうか。公園と学校という環境が都市に生まれ育った市民の「ふるさとの象徴」として四分の三世紀以上も存続してきたということの価値も専門家の間できちんと議論すべき点であると考えます。今や文京区の文化財保護行政には、東京都だけではなく国政からも熱い視線が注がれています。全国の市民も文京区の行政の行方に注目しています。

                           記

一.元町公園と旧元町小学校の価値判断等について文化財保護審議会に諮問してください。諮問していただけない場合には、その理由をお答えください。
教育委員会に設置されている文化財保護審議会は、「文化財の保護及び文化財保護活動の育成に関する重要事項を調査審議する機関」とのことですから、一刻も早くこの審議会にしかるべき諮問を行い、文化財保護審議会に本来機能を発揮させるように努めてください。「文化財」という語句は、法的に文化財となっているものだけをさすものではないと信じておりますが、この解釈が間違っているようでしたら、その根拠を示して訂正してくださいますようお願い申し上げます。

一.元町公園が、昨秋に小石川後楽園庭園等とならんで「日本の歴史公園100選」の選定を受けた公園であることと、「日本の歴史公園100選」事業の意味を区民にわかりやすく正確に広報するよう尽力してください。ご尽力いただけない場合は、その理由をお答えください。

一.元町公園を紹介する記事が掲載されるはずであった「ふるさと歴史館だより」が廃棄され、この記事が隠蔽されたことについては前教育長の誤った処置であったことを認め、当該記事を掲載した広報を至急に発行すること(その際、経緯の明示と処分された記事の執筆者である学芸員等の名誉を回復すること)。認めない場合、掲載しない等の場合にはその理由をお答えください。

一.公開請求や傍聴の機会から入手した情報に基づき、わたくしたちは文京区教育委員会のみなさまに、文京区文化財保護審議会委員の諸先生からの二度にわたる意見書の内容とその意味が正確に伝えられているように思えません。教育長はその責任において教育委員会へ正確な内容と意味を伝え、教育委員会はそれに対して正式な見解を区民に開示してください。教育委員会にお伝えいただけない場合、教育委員会が文化財保護審議会委員からの意見書の取り扱いに対して正式な見解を明らかにしない場合等には、その理由をお答えください。

一.昨年来、元町公園の都市計画変更案に関連して文化庁とやりとりをした内容すべてを教育委員会に提出し、詳細を正しく報告してください。報告をしていただけない場合は、その理由をお答えください。


本年は区制60周年を寿ぐ文京区。
将来にわたり悔恨なき行政を期待いたします。

                                                     以上

2007年08月20日

昨日も今日も元町公園 038

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OGさんが広角レンズで撮ってくれた残暑の元町公園。
ひとくちに 「みどり」 と言っても、いろんなカタチの葉っぱのいろんな色の緑があるのですね。
のびやかに豊かなこの空間を、子供たち、そのまた子供たちにも肩肘張らずに伝えていければと思いました。すてきな写真をありがとう。

2007年08月19日

昨日も今日も元町公園 037

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緑陰のふかい元町公園ですが、今はもう、富士山もみえないし、西日はやっぱり暑いです。
元町公園の 「水飲み」 は、かなりなアンティークで人造石研ぎ出しもはげしく剥落していますが、まだまだ現役。今日もたくさんの人が、喉をうるおしたりタオルを濡らしたりていました。
人気番付 「大関~横綱」 クラスと思われます。

2007年08月18日

「文環境」がぱぱっとお掃除:元町公園カスケード

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この夏は、「文京の文化環境を活かす会」 の面々が、元町公園のカスケードをぱぱっとお掃除。
せっかくの美しいカスケードが 「ぼうふら御殿」 になっていることを心配して、ご近所の協力を得て大活躍。わたしたちも、ご一緒していまーす。

2007年08月17日

文京区が都計審の区民委員を公募しています

文京区が「住みよい、安全なまちを創るため、あなたの意見を活かしてみませんか。」という呼びかけとともに、新しい都計審委員の公募をしています。
傍聴席でだまって苦しむ2時間よりはましかもしれません。みんなでどんどん、応募しましょう。

■ 応募資格は、20歳以上の区内在住者(応募時に区の審議会等の委員に2つ以上在籍している方及び公務員を除く)です。
■ 任期は、今年の10月1日より2年(平成19年10月1日から平成21年9月30日まで)。
■ なんと、報酬もあります! 出席するごとに(概ね2時間程度)7,700円もらえるようです。
■ 募集人数は、3人以内。「以内」ってどういうことでしょうね?
だれかが適任者とみなす人からの応募が3人より少なかったら、2人とかひとりってこともあり得るということでしょうか・・・。「合格点」に満たない人ばっかりだったらゼロということもあり得るということでしょうか。正確なところを知りたい人は、下から二行目ををクリックしてね。区の広報の全文を読むことが出来ます。

■ 応募方法と締め切りは、以下のとおりです。
平成19年8月31日(金曜日)までに文京区都市計画審議会区民公募委員申込書(PDFファイル/42KB)に必要事項を明記し、作文「都市計画についての私の意見」(800字程度)を添えて、直接または郵送、FAXで下記に提出。

■ 詳しくは、こちらをご覧ください。 クリック↓
http://www.city.bunkyo.lg.jp/_7235.html

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■ 「傍聴クイーン」さんからの情報によれば、公募区民委員の報酬は、
中野区が激安の3000円(冷ぇ~)、新宿区は1万円だそうです。ご参考まで。

■ ようやく活性化してきた文京区の都市計画審議会。
傍聴席に甘んじていないで、審議会そのものに参加しましょう!
文京区に里帰りした団塊の世代のみなさま! ダンスパーティもいいですが、
都計審も盛り上げてください、お願いします。

2007年08月15日

ぼうふらを観る会ふたたび

■ 日時 8月17日(金) 午前10:00~
■ 集合場所 元町公園
■ 問合せなし、参加無料

■ 好評だったので、第二回を開催します。
  今回は、「江戸狂歌にみる蚊」 と題したミニ講座を予定しています。
  カスケードのお掃除もしますので、ぬれてもいい服装で来てね。

■ ご注意:各自、体質に合った虫除け・虫刺され対策を自己責任でお願いします。

2007年08月14日

昨日も今日も元町公園 036

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なぞなぞ 第二弾です。
コレ、なーんだ?

答えはこちら↓

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そうです。
答えは、「滑り台」。

「カスケード」と並んで元町公園で横綱級の人気者です。
大正から昭和初期モダンデザインの傑作のひとつといわれています。
(ちょっとすべりにくいけどね)

「聖橋」のデザインと仲間なんだよ。 ・・・似てるでしょ?

2007年08月13日

昨日も今日も元町公園 035

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こういうのも咲いているのよ、元町公園。

2007年08月12日

昨日も今日も元町公園 034

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夕方にはここ数日の中では、ちょっと気が休まる涼しげな風が吹いていました。
お知らせしたように、虫の観察会を開きました。
ターゲットは、ずばり「蚊」。
カスケードでたくさん採集できました。もちろんぼうふらです。
奥本先生の書かれた文献など(千駄木のファーブル昆虫館http://www.fabre.jp/にも行ってみてね)に基づいて勉強をした後、それっ、と一斉にぼうふら達を駆逐しました。随分きれいになりましたよっ、と。

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■ 北海道に、かつて 蚊柱村 という名前の村があったそうな。
市町村合併の盛んな昨今、どうなっているでしょうね。
蚊柱村には、「蚊柱村の帆柱石」という旧跡がありました。
蚊柱村はその昔、ニシン漁でたいへん栄え、松前船の行き来もあった土地だそうです。

■ 中国の高級料理に 「蚊の目玉のスープ」 というのがあるそうです。
実際には、エビの目玉が材料だとか。食べたことないし、味はわかりませーん。

2007年08月11日

ぼうふらを観る会!? : ぱぱっと昆虫観察 

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■ 日時 8月12日(日) 午後5:30~
  集合場所 シビックセンター1階ATMコーナー横(集合時間厳守)
  会場 元町公園内 カスケード

■ 観察しよう! ぼうふらの暮らし 
             ‐じょうずに撮れるかな? 昆虫写真に挑戦

■ 参与観察   どっちがかゆいか? アカイエカ と ヒトスジシマカ
■ 実験       銅はホントに効くのか? カスケード大掃除

■ お話: 
    1.蚊は冬はどうしてるの? 蚊の一生
    2.文学世界と蚊 テキスト講読/奥本大三郎 (1998)「蚊鳥風月」

■ フィナーレ  「花火、アリマス」

■ 問い合わせなし、参加無料

■ ご注意! 各自ご自分の体質に合った虫除け・虫刺され対策をして来てください。


                               (写真は名古屋市公式HPより)

     
       


コワイけどみたい、みたいけどかゆい蚊の世界。
昆虫いっぱいの元町公園、あなたの「怖いもの観たさ」にしっかりお応えいたします。

汚れてもいい服装で来てね。

2007年08月11日

昨日も今日も元町公園 033

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連日、たいへんな暑さが続きます。

まちを歩いていると、露地植えで大きく育っているゴムノキに出会うことがあります。
20~30年前にはなかった風景です。どんどん熱帯化しているのでしょうか。

きのうは会合から会合のあいまに偶然、白山通りで友人・知人に出会い 「元町公園で蝉捕りをしよう」 というお誘いに、話が盛り上がりました。
そんなときのみんなの瞳はキラキラしていて、いつも以上にチャーミングです。

写真は、みどりが深い元町公園の夏。

元町公園で会いましょう。

2007年08月10日

もうひとつの傍聴速報:文京区都計審

傍聴できなくて悔し涙を流した多くのみなさまへ、夏休み特別プレゼント!

川の上手(かみて)の方から どんぶらこ~ とやってきた、自称 「傍聴クイーン」 の手による速報です。これは、このかたの所属するMLにアップされたもの。もちろん、当ブログへの転載は、ご本人の承諾済みです。では、お楽しみください。


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文京区都計審を初傍聴しました。(景観審は傍聴済)報道も多数。
目当ては『元町公園』ですが、『環状2号線』の諮問もありました。

■8/6(月) 2時~4時前 シビックセンター24f
■出席委員 14人/16人 紙パックお茶付(註: 流石 クイーン! 委員に供される茶菓子類への目配りも細やか。ちなみに東京都中央区の都計審は 「東京 風月堂」 の熟練・年?メイドさん付のホットコーヒーだそうです。ほんまかいな~!?)

学識は会長/戸沼幸市氏=早大名誉教授 
副会長/大方潤一郎=東大教授 
梶島邦江=埼玉大教授
■傍聴人 25名(事前申込制、資料付)+報道
名物の傍聴キングは、申込に間に合わなかったのですが、会場廊下に来ていたそう。私は15分遅刻。席は有り難いことに確保されていました。傍聴キングに とられなくてよかった!
■次第
2 委員委嘱
3 新委員紹介
4 区長挨拶(昭和41年生まれ、元文京区議長、自民?民社???)
5 諮問
6 議題
 1)東京都市計画道路の変更について(環2)(東京都決定)
 2)継続審議 東京都市計画公園の変更について(文京区決定)

『環2』は、会長自ら早く終わらせようとしていたのが不思議でした。
立ち退きもザッとみるとあるのですが。
将来、一部外堀通り法面は車道になるようです。
7/31の中央区都計審での石川幹子委員の『環境アセスの結果が、都の都計審がある9/11にでるのに今、答申をだせるのか』との意見を共産委員が 引用。
この諮問の順序がおかしいと指摘。
結局、答申は会長一任になったような。?

『元町公園』についての新区長の『所信表明』の解釈はホント、委員によって違う。
が、会長の『これは諮問取り下げに限りなく近い』という解釈にはビック リ! 
ま、でもそれでいいか。

こちらも区議の発言が特に活発。というか、露骨に共産+市民(会派)vs自民。やれやれ。
過去の景観審議会もそんな感じ。相手発言中の私語も多く行儀が悪い。
学識委員は今回各人1回のみ意見表明。梶島氏のカワイイ声にまたビックリ!

中野区も困った区長ですが、この文京区の区長… よっぽど人材不足なんでしょうか?? 
まだ、まだ中野区民でよかった~。

これ本音です。

文京区民のみなさん 勝手なこと言って、ごめんなさい!

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*文中の括弧書「註」は、ぱぱっと 加筆させていただいたもので、原著者文責の範疇外です。

2007年08月09日

都市計画審議会の答申

                              19文都計審第2号
                              平成19年8月7日

文京区長 成澤廣修 様
                           文京区都市計画審議会
                           会長      戸沼幸市

平成18年7月26日付19文都計第265号で諮問のあったこの
ことについて、下記のとおり答申します。

                   記


1 諮問事項
  東京都市計画公園の変更について(文京区決定)

2 答申
    このたびの元町公園に関する都市計画変更案について、
  平成18年度第1回文京区都市計画審議会への諮問に基づ
  き、慎重に審議を行い、審議会の各委員からも様々な意見が
  出されたところであるが、元町公園の歴史性、文化性につい
  てさらに議論を深めるなど、なお検討すべき課題が残っている。
    なお、本都市計画変更案は、社会的影響が大きい内容を
  含んでいるところから、さらに区民をはじめとする広範な方々か
  ら意見等を聴取するなどして、再検討されたい。

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■ 諮問事項であった「東京都市計画公園の変更」の内容とは、現在の元町公園を全廃して、旧元町小学校跡地(つまり、小学校校舎を解体処分してその場所)に代替の都市公園を新設する、というものです。

2007年08月08日

東京新聞にも今朝:文京区都計審の記事

東京新聞、今日の朝刊にも出ました。 
↓クリック
08082007東京新聞

2007年08月08日

元町の模型をみて考えよう:江戸東京博物館(両国)

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江戸東京博物館に、元町公園&元町小学校の「昭和初期推定復元1/200模型」が展示されています。

東京をつくった男、後藤新平。
日本の近代都市づくりの基礎を拓いた画期的な復興計画とその事業の全貌、後藤新平という人物の生きざまのなかに、さん然と輝く元町公園&元町小学校。

わたしたちの、この公園と小学校が東京の、そして日本の近現代を理解する上で、どれほど価値があるものなのか、再び考えさせられます。

 -幕末、東北水沢に生まれた後藤新平は、外科医を初めとして、台湾総督府長官、南満州鉄道株式会社総裁、内務・外務大臣等を歴任します。その後、東京市長、関東大震災直後は、内務大臣・帝都復興院総裁として復興計画を立案し、東京の近代都市としての骨格をつくりあげました。晩年は、 「政治の倫理化」運動やボーイスカウトの活動振興など青少年の育成に尽力しました(展覧会フライヤより抜粋)。 ・・・みんなで元町公園で歌う「東京市歌」を選定したのも行政の広報誌を市民に広めたのも、この人です。


■ 江戸東京博物館 常設展示室6階 
  「後藤新平展 ‐近代日本をデザインした先駆者‐」
  開館時間 09:30-17:30 (土曜日は19:30)
  休館日 毎週月曜日(8月13日は特別開館しています!)

  主催:東京都、財団法人東京都歴史文化財団 東京江戸東京博物館、
      財団法人東京市政調査会、財団法人自治総合センター


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区役所シビックセンターから 都営地下鉄大江戸線 で乗り換え無しで行けます(春日→両国)。

行政マン・ウーマン、議会人ならば、とくに、ぜひみていただきたい展覧会です。
あなたの「半休」、こういうことにも使って ソン はございませんよ。
たまには、寄り道して帰ってもいいではありませんか!!!

ライオンズクラブ、ロータリークラブ、ツーリングクラブイタリアーノのみなさまもお誘いあわせてどうぞ。
ツアー、組みますか? 解説ガイドが必要な場合は、お気軽にお問合せください。


2007年08月08日

都計審の答申はいつ出るの? 

どうやら、審議にはいったんピリオドが打たれたようです。

でも、それでは「案」ではないホンモノの答申は、いつ、区長に出されるのでしょう。また、その内容はどんなものなのでしょうか? ドキドキは、まだまだ続くのでした。

そして、その答申を受けて区長および区はどんな決定をしていくのか、それは、いったい、いつどんな風に開示されるのでしょうか? 答申がでても、ドキドキはまだまだ続くのですね。

2007年08月08日

都市計画審議会、ぱぱっと傍聴速報!後半です

文京区都市計画審議会の続き。 いよいよ後半です。

前半は、白石委員(新任、自由民主党区議)からの質問で、青山企画政策部長が、体育館の建て替えについては対象地として元町だけではなくほかの選択肢も考えている、と答弁をしたところまででした。

それを受けて、
笠原委員(公募区民) 区長の所信表明を読むと、文化財的価値のことには何も触れられていない、これは問題である。また相変わらず元町公園に体育館を持ち込もうとしているように読める。
と異議を唱えます。戸沼会長、再び議論が紛糾しそうなのを避けて、意見をまとめて答申の形をさぐることを提案。村越委員(新任、市民フォーラム区議)、もうひと押し、元町公園における体育館の建て替え案を廃棄したい旨を発言。対して、

菊見委員(新任、自由民主党区議) 文京区の現案をひとつの案として活かし、取り下げる必要はない。選択肢が増えたものと考えている。
国府田委員(日本共産党区議) 一度ここでしめるのは構わない。ただし、この次にどういう形での審議になるのか大いに不安。都市計画審議会から次の新たな組織体に対して、学識経験者などの参画を含めた要望を出すべきではないか。
戸沼会長(早稲田大学名誉教授)、重ねて、そろそろ諮問に結論を出すべきであること、ただし採決をせずという工夫をしたいことを表明。
梶島委員(埼玉大教授) 体育館をどうする、公園をどうするのか、ということを再度検討をしていただきたい。どういう言葉が適切であるかはわからないけれども、差し戻しとさせていただきたい。文化財としての価値に留意をした上で、案を再検討してもらいたい。
村越委員 文京区の教育委員会は、文化財保護審議会に対し、元町公園の文化財的価値については諮問をしないことを決定してしまっている。
大方委員(東京大学教授) 文化財としての価値は認識していると思いますよ。全部保存か部分保存であるかの問題。ただし、東京都の同意を取ってしまった形になっているので計画地の境界線を動かすことができなくなっている。このままでは事務局も身動きが取れなくなっている。再考を要するという言い方なのか、差し戻すのか、いずれにせよ再検討をしてもらうのがよいだろう。
松丸委員(新任、公明党区議) 区長の所信表明が重要、区民の広範な意見を聞くことが大事だとして、この審議会の答申をまとめることにしてもらいたい。

ここで、いよいよ戸沼会長の見せ場です。

戸沼会長 実はちょっと、来る前に答申の案をつくってみました。

というわけで、事務局から委員の皆さんに戸沼会長の答申案が配られます。

戸沼会長 ちょっと読みます。‥‥このたびの元町公園に関する都市計画変更案について、平成18年7月26日開催の平成18年度第一回文京区都市計画審議会への諮問に基づき、慎重に審議を行い、審議会の各委員からも様々な意見が出されてきたところであるが、 ‥‥ここでちょっと付け加えたいのですが‥‥元町公園の歴史性、文化性についてさらに議論を深めるなど‥‥なお検討すべき課題が残っている。また、本都市計画変更案は、社会的影響が大きい内容を含んでいることから、さらに区民をはじめとする広範な方々から意見等を聴取するなどして、再検討されたい。 ‥‥これに加えて次のコメントを添えておきたいのですが‥‥なお、審議会としては継続審議とせず、この案件についての審議を今回を持って打ち切りにしたいと思います。‥‥このコメントを添えて答申案としたいと思います。

設楽委員(公募区民) 異議ではないのですが、付け加えていただきたいのは、大方先生も言っておられたように、線引きがなされてしまっているから窮屈。北側に公園を移転する条件が体育館が来るからなのか何なのか良く見えない。文化財的価値に限らず予条件が曖昧であることが問題ではないかということ。
戸沼会長 ご意見としては伺いますが、答申は簡潔なものにしたい。今までの一連の議論の中で学習も進み、情報もいろいろといただいた。文化財のことや今のお話の線引きのこと、都市計画変更の案の扱いや運営の仕方についてなども随分と学習をしてきたと思う。おそらく4回も、ということは不手際ということかもしれませんが、これはやむを得ない学習であったと思います。

村越委員 都市計画審議会でさえこのように回を重ね、専門家がいないので検討をできないといっているものを、区民の手に委ねてしまうというのはとても重いものだと思う。
国府田委員 組織を新たにつくる場合に専門の方々を入れてもらいたい。体育館や東洋文庫の移転のことも白紙に戻し、東京都から元町公園を東京都指定名勝にしたいとの打診があった資料なども出し、情報をきちんと提示してもらいたい。
ここで、白石委員が、これは区民にとって有益な計画ということで‥‥といいかけたものの、戸沼会長から、そういう議論はあとは区議会でやってください、と斥けられる。

そして、最後の会長の総括のお言葉です。

戸沼会長 4回の継続というのは異例のことであるものの、その間にきちんと学習をしたと思う。景観審議会や文化財保護審議会から意見を聴取したいという手続きは必要なものであって、この4回は無駄ではなかったと思う。しかも今日は全会一致で結論が出ました。この間、文京区の景観審議会や文化財保護審議会、それから関係の学会、そして区民、市民から数々の有益な情報をいただきました。私としましては、市民社会の良識というものに改めて敬意を表したいと思います。本日の審議会をこれで終わります‥‥。

ちょうど4時少し前、こうして、じわーっとしみじみ終わるはずだったのが、
挙手とともに「はいっ」、「はいっ」、と元気な声が響きます。村越委員と国府田委員です。

村越委員 旧元町小学校校舎の解体費用の予算がついていますが、北側への公園の移転がなくなるとなるとその取り扱いはどうなりますか。
青山部長 質問をされたからお答えしますが、現時点では凍結ということになります。
戸沼会長 ありがとうございました。これで終わります。

ということで本当に終わりです。
戸沼会長をはじめとする委員の方々、本当にありがとうございました。
また昨年度までで交代なさった審議会の委員の方々もありがとうございました。いろいろな見せ場をつくっていただきました。

そして、傍聴速報に4回もお付き合いくださったみなさまも、ありがとうございました。

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■ われらが(?)傍聴王 http://www.npo-rprogram.jp/motomachi/blog/200708/000479.html#more は、先着順の争いに敗れた! と悔しそうでした。今回は、たった一日で席が埋まってしまいましたものね。・・・「エレベータで一緒でした」、「廊下で見かけた」などモクゲキ情報が多数寄せられました。登庁にはなったようですね。

■ 元町公園の都市計画変更案について、審議中ついに、一言も発言しなかった区議委員が二人います。山本委員(文京区民主クラブ区議)、前田委員(新任、新風会区議)です。

■ 耳障りな不規則発言の最多者は、白石委員(新任、自由民主党区議)でした。ボーイスカウトらしからぬ恥ずべき態度だと思います。

2007年08月07日

当ブログ8月3日に新聞記事を追加掲載しました

日建新聞のご承諾を得ましたので、8月3日づけのところに新聞記事を掲載しました。
http://www.npo-rprogram.jp/motomachi/blog/200708/000480.html

2007年08月07日

元町公園再生プランのスタディに参加しませんか?

急なお誘いで恐縮ですが・・・。

本夕、ランドスケープアーキテクチュアを学んでいる学生有志が元町公園の再生についての彼らのスタディ過程を ぱぱっと 公開してくれることになりました。専門分野の人だけでなく、一般の方々のご意見もこの機会に、お伺いできればと思っておりますので、ご都合のつくみなさまは、下記の場所にお集まりくださいませ。

■ 本日8月7日(火) 夕方6時~
  東京大学農学部弥生キャンパス(最寄り駅は地下鉄南北線「東大前」)の
  農学部1号館地下1階の生圏会議室。

若者たちも、暑いけどがんばります。

2007年08月07日

毎日新聞にも!:文京区都計審答申案「社会的影響大」

毎日新聞の朝刊にも記事がでました。

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2007年08月07日

昨日も今日も元町公園 032

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朝、8時ごろの元町公園です。元町公園は、朝からにぎわっていますよ~。
ラッコちゃんは今日も、みんなと仲良し。

2007年08月07日

ごあいさつ:4回の都計審の傍聴を終えて

昨日行われた文京区都市計画審議会は、審議打切り という結果となりました。

関東大震災後の復興小公園+復興小学校として唯一当時の姿をとどめている文京区本郷の元町公園を廃し、高層の体育館などの施設を建てるという文京区の案は凍結される見込みとなりました。

一年以上にわたり共に活動したみなさま、ご支援くださったみなさま、本当にありがとうございます。

おかげさまでひとまず何とか、公園の全廃はくいとめられそうです。

ただし、まだあくまで「案の凍結」という状況です。またいつ「解凍」されてしまうやら予断を許しません。

今後は旧元町小学校校舎を含めたリノヴェーション提案をまとめるなど、残された貴重な空間をどういかしていけるかを、これからもみなさまと一緒に考えて、ぱぱっと行動にうつしていきたいと思っています。

あぶなっかしいところ、そそっかしいところも多々ありますが、引き続き、ご参加・ご支援・ご協力のほどをよろしくお願いいたします。

暑いけど、元町公園で会いましょう。


2007年08月07日

朝日新聞:「異例の差し戻し」

今朝の朝日新聞に、都計審の結果を伝える記事がでました。

クリック! ↓
朝日新聞20070807

2007年08月07日

H19年度第一回目でもホントは4回目の都計審、ぱぱっと傍聴録

みなさま、お待ちかね?の傍聴速報です。
 
まずはいきなり結果から。

4回を超える継続審議はまさに異例中の異例であるという戸沼会長(早稲田大学名誉教授)のご判断により、審議打切り、というこれまた実は「異例」なのではないかという幕切れです。

なんのこっちゃようわからん、という方は、あきらめてお付き合いください。例によって、これは非公式記録です。精確なものは文京区の正式なものをご参照ください。

■ 平成19年度第1回文京区都市計画審議会 2007年8月6日 14:00~

3月の区長選挙ならびに区議選挙をうけて、まずは新任の区長から新任の委員の方々への委嘱の儀式です。新任とはいえ、皆さん慣れたものという様子。続いて皆さんお馴染みの小野参事、もとい!部長が今年度から偉くなってしまったので区側の担当説明が高橋参事に替わりました。このちょっと初々しい高橋参事から新任の委員の方々が紹介されます。
 
ついで都市計画審議会ではじめての新区長挨拶、6月の区長所信表明をなぞったもの。これは後で話題になります。
 
今日は実はもうひとつの議題がありまして、環状2号線の変更について、というもの。この諮問セレモニーに続いて、いつものように区長は所用があるため退室。
ここまでに10分。

まずは、環状2号線の変更についての審議です。それはそれで問題をいろいろとはらんでいそうな議題なのですが、これを読んでおられる方々を焦らすのも大概にしようかと思います。都市計画道路の変更についてご興味のある方はそれこそ正式な議事録までお待ちください。

ということであっという間に3時になりました。
戸沼会長も、次の審議がありますので、と再三、委員の方々を促します。ようやく、継続中の審議について、ということになります。文京区は一体どういう新資料を持ち出すものか、と期待が集まる。参考資料3をご覧くださいとの高橋参事の声に緊張が走ります。と、実はこれが今年の6月の区長所信表明。区政運営における当面の課題についてと題して、抜粋が掲載されています。以下、「三点目は、旧元町小学校跡地等の活用について申し上げます。元町公園は、高低差が多く、平地面積が少ないため、敷地の効率的活用や安全面において問題を抱えており、改善が求められています。一方、湯島の総合体育館は、老朽化が著しいことから、建て替えが緊急の課題となっております。現在検討されている、総合体育館を含めた旧元町小学校跡地及び元町公園の一体的な整備案は、公園機能と防災機能の向上を図る観点から有効な方策の一つであると考えておりますが、今後は、区民や広範な方々のご意見、ご要望をお伺いしながら、区民にとって有益な計画となるよう、取り組んでまいります。」

そこで戸沼会長から、継続審議ということなので今日は結論を出したい、新任の委員の方々もおられるので経緯をお話したい、とひとこと:第一回目の都市計画審議会が2006年7月26日に開催され、現元町公園を廃し北側に移すことについて諮問を受けた。理由は、現状が斜面地で高齢者などが使いにくいこと、湯島の総合体育館が老朽化しており、その民活を入れた建て替えの候補地となっていること。審議された内容としては、公園の歴史性に配慮するとはどういうものであるか、景観審議会と文化財保護審議会にも意見を求めることとした。第二回目が12月22日、造園の専門家、景観審議会、文化財保護審議委員などの意見を聞いても概ね反対である。「日本の歴史公園100選」にも選出された。各種団体から保存要望書が多数出ている、というもの。そして第三回目が、2007年3月19日開催。区側からシミュレーションの図案が出されたこと。委員からもいくつか意見が出たこと。ただし、煙山前区長が退陣表明を出していることから、審議継続としたこと。さて、そこで変わったところは何か、新区長にご意見をお聞きしたい。

村越委員(新任、市民フォーラム区議) 区長の所信表明を読んだ限りでは何が変わったのかよくわからない。専門の臨時委員を入れるとの話も今回はないようなので、状況は何も変わっていないのではないか。
戸沼会長 採決をするのであれば臨時委員が必要と考えるが、そこのところも審議会に任されたものと思っている。
服部委員(公募区民) 継続している審議を今日で終わりにしてはどうか。
村越委員 諮問の取り下げとしないのはなぜか。
高橋参事 現案が有効であると考えており、諮問取り下げには至らない。
白石委員(新任、自由民主党区議) この区長の所信表明が大事なものだと思う。具体的な取り組みとしてはどうなっているのか。体育館の建て替えについてはどうか。
青山企画政策部長 区長は現案の評価もしてはいるが、様々な意見が出ていることもあり、区民の意見を含めた広範な意見を、組織体なりをつくってまとめていきたいと考えている。体育館の建て替えはそれなりのウェイトを持ったもの。
白石委員 このまま審議の継続をすると区長の意向とずれてしまうのではないか。
戸沼会長 この所信表明は限りなく取り下げに近いものと受け止めている。
白石委員 体育館建て替えについて、対象地は元町だけなのか。
青山部長 現案を否定しているわけではないが、他の選択肢も考えている。

さて、いよいよ興味深い他の選択肢の話が出ました。果たして‥‥。

続きはまたね。

2007年08月06日

昨日も今日も元町公園 031

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今日も一日、暑かったですね。
傍聴速報の前に、こちらをどうぞ。

元町公園のプラタナス(スズカケノキ)の剪定後の姿を撮ってみました。今まで何度も見ているはずの木なのですが、大発見!幹の中ほどに何かあります。何と木が自分の名札をくわえ込んでしまっています!!「スズカケノキ」という名前が見えなくなるのもそう遠い先のことではない?とは思ったものの、公園が存続すればということが前提ですね。

2007年08月05日

昨日も今日も元町公園 030

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1日から剪定作業が行われ、外堀通り側はごらんのように随分すっきりしました。
パーゴラのフジとプラタナスだけでなく、フジに日が当たるようにするためか、サクラの枝おろしもかなり大胆に実施されています。サクラは、「ひこばえ」もすっかりなくなり、外堀通りに面している部分の公園の雰囲気は、とても明るくなりました。

2007年08月03日

カウントダウン都計審:4回目まで、あと3日

文京区都市計画審議会の みどころ&おさえどころ

■ ポイントその4: 造園(公園緑地)学等の専門家は、臨時委員として出席するのか?


答えは、いいえ です。

事務局は、そんな準備はしていません。
3回目の〆のところで、会長からそういう要望があったように思いますが。
記憶違い・・・ってことないよね。
文京区は、なんと、またまた宿題を済ませずに、審議会を開くつもりです。
前回から何が進展しているのでしょうか。
何を解決してくれているのでしょうか???
・・・どうやら、何にも変化はないようなのですね。では、そんな状態でどうして、審議会が開けるのでしょうか?

この疑問について、いろいろな仮説を立てて予習しておきましょう。
予習しておかないと、4回目のあまりに唖然とする展開を面白がることはむずかしいでしょう。

2007年08月03日

写真が増えました:昨日も今日も元町公園

なぞなぞを出題した、昨日も今日も元町公園 029 に写真が増えました。↓
http://www.npo-rprogram.jp/motomachi/blog/200708/000476.html#more

2007年08月03日

『建築ジャーナル』 8月号にも!

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雑誌 『建築ジャーナル』 の8月号、「地域の話題/東日本」の頁に、高層ビルの総合体育館は必要なのか -元町公園と旧元町小学校校舎を未来につなぐ試み という見出しで、日大のみなさんのスタディを囲んで開催した 「壊すより工夫を凝らそう! 再生ワークショップその1」 (6月11日、本郷交流館)の記事がでました。

8月号の特集は、「止める! 東京大破壊」 です。特集内にも元町公園と本郷館のことが採り上げられています。この内容で900円とは、お買い得。さあ、本屋さんへGo!
(本屋さんになかったら、直接注文してね → http://www.kj-web.or.jp/

2007年08月03日

日建新聞に

日建新聞第318号(2007年08月01日発行)に、七夕の夜に元町公園に集まったときの記事がでました。

記事はこちらから → 日建新聞01082007

註)記事中の模型は、「模型、いいね。よし!」と、ぱぱっと集まってぱぱっと決めた人たちによって発注され、つくられたものです。

2007年08月02日

カウントダウン都計審:4回目まで、あと4日

文京区都市計画審議会の みどころ&おさえどころ

■ ポイントその3: 傍聴席

都市計画審議会にしろ、景観審議会にしろ、傍聴希望者に対してこのところ、抽選方式をやめて先着順を採用している文京区。抽選の不透明さよりは、早いもの順の方がまだ、ましな気もします。でも、傍聴席を獲得するのはとても大変です。定員25名というのは他区と比べて少ないんです。何とかなりませんかね。わたしたちと報道の人が苦情を言うまでは、報道関係者と 25しかない席 を分け合っていたのです。
さて、傍聴席の「おさえどころ」です。

先ずは、いつもの傍聴王(翁)がどちらにあらせられるかを確認すること。王様は何せ、傍聴大好き。議題が何であろうと必ずおいでになる(そうである)。毎回、ぶつぶつ小さな声で感想や意見を呪文のように間断なくうなりながらご堪能。ついつい王様の世界に引きずり込まれそうになるのだが、そうなると本来の審議を聴く能力が著しく低下するおそれあり。
王の存在感を跳ね返して 「よし、集中するぞ!」 と、身も心も引き締めた後、王とのバランスを熟慮して席を決めるのが肝要です。
というわけで、この筋金入りの「傍聴さん」を拝んでからはじめるのが、たのしい傍聴タイムを過ごすための心得。

王様、好機と見るや、事務局の不手際を叱り飛ばしたりして、魅せてくれます。

このホンモノの傍聴さん、一部では、「リア王」と呼ばれるナレアイを好まぬ名物、いえいえ傑物です。

或るサイトのスレッドが沸騰した「バイトの傍聴さん」の姿をさがしてみるのも一興です。

メモもとらず、資料も読まず、話を聞いている風でもなくただ黙って一人ですわっている人。存在感がほとんどなく、終わるとさびしい背中を向けて、ひゅるる~っと会議室を後にするおじさん。あ、女性のそれらしい人をみたことがないのでうっかり性別を限定してしまいましたが、もしかすると女性もいるかもしれません。
王様のように毎回のおでましではないようですが、王様と同様に、「群れない人」がソレらしい、との噂。でも、見分けはけっこう難しいので傍聴歴5回以上の人にそれとなくアドバイスをもらうのがよろしいかと思います。
アルバイトとしては、つらいんだか楽勝なんだか判断はそれぞれですよね。2時間黙って寝ないですわっていると、時給でいくらもらえるのでしょうね。でも、議会のはじめから終わりまで寝てる議員さんもいます。議員さんの月給の1/100くらいはもらうんだろうか・・・って、本当にいるならば、、、の話ですよバイトの傍聴さんが。
目星をつけておいた人にまた次の傍聴席で会える・・・と心をときめかす。二度と再会できないかもしれないし、また、会えるかもしれないし。そんな風に後を引く楽しみ方をするのが、「バイトの傍聴さん探し」の醍醐味ではないでしょうか。「この人」っていうお目当ての人ができるようになれば、もう、あなた自身がはたから見れば立派な「傍聴さん」???

余談ですが、後部座席にすわると、ほほえましくも飴ちゃんが袋ごと廻ってきたりして 「ここは何処・・・!?」とクラクラするようなこともあります。文京区ってひとくちに言っても、いろいろよ。

2007年08月02日

昨日も今日も元町公園 029

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なぞなぞ です。 コレ、なーんだ? 

答えはこちら
     ↓

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そうです。
答えは 「ラッコちゃん(青)のおへそ」 でした。

簡単すぎたかな?

元町公園にはラッコちゃんが二頭。雰囲気からちょっと浮いてる~、と言われることもありますが、これでけっこう人気者なんです。もちろん、小さな子供にも、高校生のカップルにも、そして、写真のような大きいおにいちゃんたちにも。

2007年08月01日

イベントのお知らせ:9月22日

9月もいろいろな催し物が目白押しです。

「美しい東京をつくる都民会議」(非営利任意団体) が、下記の まち歩き を開催します。

■ 「東京モダンをあるく ‐震災復興デザインを中心に」

9月22日(土) 13:00、JR御茶ノ水駅聖橋口集合
                  (解散予定時刻 17:00ごろ)


行 程    聖橋 → 湯島聖堂 → 元町公園
参加費無料
お申し込みは、ファックスで 03-3465-2025 (世田谷区北沢 大村事務所)
締め切り 9月20日(木)

主催 美しい東京をつくる都民会議
 会長  進士五十八 農大教授(まち歩き当日のリーダー)
 副会長 石川金治  元東京都技監(技術副知事)
 副会長 東郷尚武  元東京市政調査会常務理事

■ 3月17日に、シビックセンターで進士先生と出会って「面白かったな~、ためになったな。」と思った方は、お友達を誘ってぜひまた、どうぞ。

2007年08月01日

カウントダウン都計審:4回目まで、あと5日

8月6日、この日・・・ナニカ記憶にあるなあ、と思っていたのです。
原爆・・・ということはもとより、元町公園に関係がある日づけだったようだがなあ、と思い、いろいろ手元の文書やメモをひっくり返してみたところ、わかりました。
一年前のことです。

■ ポイントその2 : 8月6日という日
それは、胸に ずしん と響く一通の「意見書」が、文京区役所都市計画部都市計画担当にあてて書かれた日なのです。
都市計画 や まちづくり を仕事にする多くの人、 社会工学 や 景観学 に取り組む若者たちと市民のつながりをさらに確かなものにしてくれた、重要な「意見書」です。

以下、本文のみ抜粋で掲載いたします。

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前略、文京区元町公園が都市計画事業により消え去ろうとしているとの報道に接し、愕然とし、また悲しみに絶えません。

言うまでも無く、本公園は小学校と公園を一体として、ひとつの都市空間を創ると言うすぐれた震災復興記念事業の成果として、永く歴史に残すべきものであります。

思うに、我が国は、戦後の復興から高度成長の過程において、様々な公共土木施設、無数の建築をばらばらに重ねてまいりました。が、結局、都市をつくることに失敗したのではないか、そのようにかんがえると、頭をたれざるをえません。

元町公園は、都市を創る志しとはなにか、それを黙示しております。この貴重なメッセージの刻印を消しさろうとするなら、それを説得するだけの都市のグランドデザイン提示が求められるでしょう。 

まずは、その文化的歴史的価値を肝に銘じ、保存へむけたご決定をなさいますよう、願ってやみません。

およそ都市計画におけるわれわれ現代人の決定権は3分の1、のこりの権利は、過去と未来の人間に存するものと愚考いたします。文京区役所関係者の英断を切望いたします。

                      2006年8月6日

                          中村良夫

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■ やっぱり「ど真ん中」のおさえどころも、避けては通れませんやね。 

昨年度までの担当はこの春に異動(というか、部長に昇進)してしまったので、新しい都市計画参事さんに、審議会前にとくに、読んでいただきたいのでご紹介いたしました。
もちろん、成澤区長と企画政策部長にもお読みいただきたいと願っております。

2007年08月01日

昨日も今日も元町公園 028

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公園に何か見慣れぬ掲示物があります(園内2箇所)。
みどり公園課からの「お知らせ」でした。本日8月1日の朝からパーゴラのフジ等の選定作業が始まるようです(8月1日~17日)。

「フジがまた咲くようになるといいね~」と、いつも言ってるMさん、Nさん。願いがみどり公園課に届いたのでしょうか。樹木医さんと一緒に駆けつけてくれたFさん、電話もしてくれたし、いろいろご苦労様。
樹木医さんに診てもらった甲斐があった! とみんなで喜べるようになるといいですね。

お知らせボードによると、工事内容は右の通り:プラタナス剪定・低木刈込・フジツル剪定。
施工業者(問い合わせ先)は、藤田観光工営株式会社(電話03-5805-1031)。発注元は、文京区みどり公園課です。

でも・・・真夏に剪定って、大丈夫なのかしらん。
作業員の方々もたいへんですね。熱射病にかからないよう、お気をつけください。