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2007年06月29日

また「江戸百」です

もうすぐ終わってしまうのですが、紀尾井のニューオータニ美術館で広重の「江戸名所百景」のオリジナル(150年前のもの!)が見られる展覧会を開催しています。実は4月からやっていたのです。7月1日には終わってしまいます。必見!なのですが、お知らせが遅くなってしまいました。すみません。お近くの方は何とかぜひ行ってみて下さい。百景と今の写真とを並べたスライド映写もあります。
詳しくは http://www.newotani.co.jp/group/museum/exhibition/edo100_200705/index.html

2007年06月28日

震災復興小公園&小学校、模型完成まぢか!!!

模型写真0626b.JPG

えっへん。
元町公園と小学校の1/200スケールの模型が、もうすぐ完成します。
公園の開設時(昭和初期)に東京市が発行した『公園案内』のパンフレットを元に、ご近所の小学校卒業生有志の声をお聞きして、模型づくりのプロが腕をふるって作成中です。
もうすぐ出来上がりますので、楽しみにしていてくださいね。お披露目は、七夕の夜かな~?

この模型は、なんと! 江戸東京博物館(両国、東京)での展示が内定しています。

今春、国の重要文化財になった永代橋や同潤会アパートの模型と一緒に並びます。


2007年06月27日

目白台物納緑地を見に行こう!

「文京区のみどりを守る会」のかたからご連絡がありました。
今度の金曜日と土曜日に、もう一度、あの「緑地」の現状を踏査する機会ができたようです。参加希望のかたは、29日(金)は午前10時、30日(土)は午後14時に、いずれも公園工事現場横の田中邸黒門前に集合してください。

とにかく、一人でも多くの方々にこの緑地をみてほしい!

とおっしゃっています。大きな木々の力強い美しさもさることながら、昭和史が刻み込まれた風情の草地が素晴らしいという声が多数あがっています。

なお、土曜日を希望する人は、かならず下記へファックスにて参加人数を事前にご連絡ください。お問合せはファックスでお願いします。  
「文京のみどりを守る会」 FAX 03-3945-6965 あるいは03-3941-3662

新聞記事の一例です、クリックしてどうぞ → 目白台 06月15日東京新聞夕刊

2007年06月26日

第7回まちづくりサロンのお知らせ

みなさま、文京区に「まちづくりサロン」という集まりがあることをご存知でしょうか?
7月2日(月)に第7回めのサロンが開催されます。区内で一所懸命勉強の機会をつくってくれている仲間がいます。


どなたでもご参加いただけ、またご発表の機会もあります。
会員は入会金2000円、1回当り参加費500円。ビジター参加費は1回当り1000円です。

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■第7回TM(タウンマネージメント)研究会 のご案内 
            まちづくりサロン
============================================
開催日時:7月2日(月) 18:30~20:30

テーマ: 「景観法に基づく景観計画策定の現状」       

講 師:井上景観研究所
      井上正良氏 (NPOまちづくり協会理事)     
    
開催場所:中央支会事務所(定例会場です)
       東京都文京区小石川1-1-12本間小石川ビル1F
(白山通り、東京都民銀行とシェル(ろうきんATM設置)の間の道路より入る。約70m先の突き当りビルの1階です)

  

これまでの実績については、下記の通りです。


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■第1回TM研究会(まちづくりサロン) 
開催日時:1月19日(金)18:30~20:30
テーマ: 「TM研究会の発足・改正まちづくり三法」について
講師:三橋重昭(NPO法人まちづくり協会理事長)
開催場所:中央支会事務所(定例会場)

■第2回TM研究会(まちづくりサロン) 
開催日時:1月19日(金)18:30~20:30
テーマ:「世界各国のタウンマネジメント体制」
     付)改正中心市街地活性化法における法定中心市街地活性化
       協議会に関する情報交換等
講師:南部繁樹氏(NPOまちづくり協会専務理事)
開催場所:中央支会事務所(定例会場)

■第3回TM研究会(まちづくりサロン) 
開催日時:3月12日(月)18:30~20:30
テーマ:「まちづくりと交通」
講師:阿部等氏(株)ライトレール 代表取締役社長)
開催場所:中央支会事務所(定例会場)

■第4回TM研究会 (まちづくりサロン) 
開催日時:4月9日(月)18:30~20:30
テーマ:「商店街のまちづくり-事例紹介・・大阪天神橋筋商店街」
講師:三橋重昭(NPO法人まちづくり協会理事長)
配布資料: ・「専門店」2007.3 通巻676号
          (大阪天神橋筋商店街記事 6ページ含む)
        「魅力ある地域へのガイドマップ」、
        「同施策集」、「政策体系図」 --全、約200ページ
開催場所:中央支会事務所(定例会場)
     
■第5回TM研究会 (まちづくりサロン) 
開催日時:5月7日(月) 18:30~ 
テーマ:都市整備・住宅サイドからみた
          「まちづくり」(中心市街地活性化、都市再生)
講師:村主英明(すぐり・ひであき)氏
        (国土交通省より出向中)
          衆議院 調査局 国土交通調査室 
          (担当:住宅、都市・地域整備)
開催場所:中央支会事務所(定例会場です)

■第6回TM研究会 (まちづくりサロン)
開催日時:6月4日(月)18:30~20:30
テーマ:「私のまちづくりへの取組みについての考え」
        ~秋葉原、東久留米等の事例等~    
講 師:(財)都市みらい推進機構/n            企画調整部長 篠原康明氏


2007年06月16日

いよいよ七夕準備

S&I.jpg S&T.jpg

いよいよ今日から、今年も「元町公園七夕まつり」の準備に入りました。ちょっと早いですけど。みなさん、7月になったら、七夕のお願いを書いて公園に飾りつけに来てくださいね。

2007年06月14日

短報:11日のご報告

11日夕刻に開催いたしました「本郷元町パブリックデザイン連考02/「壊(こわ)すより、工夫を凝らそう! 再生ワークショップ vol. 1」は、おかげさまで参加者40名を超える大盛況でした。ありがとうございます。

「千葉まで持って帰っちゃうの~?」と名残を惜しまれた力作の 1/100 模型は、地元の篤志家のご好意により、本郷に保管することになりました!

21世紀に活きる震災復興小学校と小公園!

学生たちによるコンヴァージョン・プランは、この後も続々(?)登場の予定です。
お楽しみに~。
 

2007年06月13日

副区長&教育長、就任前に・・・。

マルヤマサンのブログに、就任前の副区長のご様子など 興味ふかい記事があります。 元町公園のことも次のように書いておられます。
「元町公園については、(中略)、地形を巧みに利用して、最大限の平地を生み出していると思います。」
おっしゃる通りですよね。詳しくは
クリック→ http://blog.goo.ne.jp/komamotomirai/

2007年06月13日

06月12日:議会にて2つの質問

今日の区議会では、元町公園の問題について区長に対して2つの質問がありました。
1つは、自民党の武澤区議によるもの、もう1つは共産党の小林区議のものです。

この2つの質問は、まったく対極にあるもののようです。
以下にそれぞれ、元町公園に関する部分のみ引用し、ご紹介いたします。


1.武澤氏による自民党の代表質問
 質問の第八は、元町公園と旧元町小学校跡地の整備などについてであります。
 この計画は、喫緊の課題である老朽化した総合体育館の移設 (下線は引用者、以下同) を行うとともに、元町公園と旧元町小学校跡地を一体的に整備し、公園機能と防災面の向上を図るものだと認識しております。
 湯島の総合体育館は、現在も多くの区民に利用されている、大変に有益な区民施設であります。この建て替えは、多くの区民の望むところであり、早急に取り組むべきものであります。
 一方、現在の元町公園は、段差が多く、暗いなど使い勝手が良くないため、利用者も少なく、非常に残念な状況です
 また、元町公園は、都内52ヶ所造られた震災復興小公園としては、現存する唯一のものであります。このため元町公園の詳細な現況調査が行われ(?! 記号は引用者、以下同)、専門家の意見聴取がなされたものと認識しております。その上で開催された都市計画審議会においては、都市計画分野のみならず、景観的な側面や文化財的視点から広範な議論がなされ、現在、継続審議となっております。
 この公園に対しては、区民からも様々な要望などが寄せられておりますが、区長は、所信表明において区民参画を区政運営の基本原則に掲げ、区民と協働し、正面から向き合う区政運営を推進されるとのことであります。
 そこで伺いますが、この元町公園においては、区民ニーズを踏まえ、総合体育館の建て替えや地域の防災機能の向上、利用しやすい公園づくりに取り組んでいただきたいと願うものであります。そのためには、さらなる区民参画を求め、広範な意見や要望を汲み取っていくことが肝要であると考えますが、今後の取り組みについて区長のお考えを伺います。

2.小林氏による共産党の代表質問
 次に、いまや全国的、全都的に大問題となっている元町公園について伺います。
 元町公園廃止についての都市計画審議会は、3月19日、三度目の継続審議となりました。これは、全国の都市計画審議会でも極めて異例の事態であり、全国的にも都市計画や造園・文化財関係者、マスコミからも注目を浴びています。また、新区長の掲げる区政運営の四原則という「手法」を元町公園問題で行うのか、区長への評価がかかっていると言っても過言ではありません。
 区教育委員会は最後まで、元町公園の文化財指定について諮問することを拒否しましたが、当の「文京区文化財審議会」の委員全員による「元町公園・元町小学校の保存・活用に関する意見および要望書」が提出されました。公園の一部保存案については、「東広場・小広場およびその周辺を壊した後に再整備するという案に賛同することはできません。」とし、元町公園が、「国もしくは都の文化財として指定されるに相応しい」ので「今後、元町公園・旧元町小学校の文化財としての価値を減ずることなく、保存・活用の措置を取る事を強く要望いたします」と、強く表明される内容となっています。
 さらに、国の文化財審議会第三専門部会の名勝委員会からも、文化庁長官あてに「東京都文京区元町公園の保存に関する意見書」が再度提出され、区の一部保存案に対して「公園から切り離された施設は公園ではなくなり、名勝としての価値を消滅させるもの」と断じ、「この公園は国の名勝に相応しいもの」と言い切り、「文化財として指定をする絶好の機会である」と提案しているのです。
 区長は昨日、所信表明演説で元町公園について、「高低差が多く、平地面積が少ないため敷地の効率的活用や安全面において問題を抱えており、改善が求められて」いると述べましたが、区長がいまだにこのようなレベルの認識で元町公園を語っていることは驚きであります(太字強調は引用者、以下同)。
 この公園は、「日本の歴史公園100選」で、小石川後楽園、六義園等と並んで選ばれた公園であり、「日本の美しい歴史風土100選」にも選ばれている、いまや「文京区の宝」です。「日本の元町公園」だと都市計画審議会の席上、学識経験者の審議委員から指摘されるような公園ではありませんか。「利用上の問題があるとすれば、ひとえに維持管理のあり方に帰す」と、景観審議会委員の斉藤教授ほか多くの研究者が明らかにしているところです。利用上における議論はすでに都市計画審議会でも、景観審議会でも、幾多の学会の要望書でも繰り返し行われており、高低差も安全問題等も元町公園の文化財としての価値を損なうものではなく、現状保存しない理由にはなり得ないのであります(?)。
 文京区の文化財審議会委員全員と東京都教育委員会の史跡等整備委員会、さらに、日本を代表する国の文化財審議会が「文化財」とであると言っているのですから、いまや元町公園が文化財であることは疑いようもありません。
 そこで伺います。区長は元町公園について、文化財ということには昨日の所信表明も含め、まったく触れていません。元町公園が文化財であることを認められるかどうか、明確に答えてください。また、仮に公園を部分的に残しても、それは「名勝としての価値」の「消滅」になると指摘されたことを、どのように受け止め、どうするのが良いと考えるのか伺います。
 また、文化庁文化財部記念物課は地域住民・行政・学識経験者と合意形成を図ることを区に求めています。区長は区長選に立候補を表明した2月に、朝日新聞のインタビューに答えて『「都市計画決定を急ぐのではなく、関係者の合意が得られるようあらゆる可能性を検討すべきだ」として、総合体育館の公園への移設計画見直しも含めた議論を提案している。』と報道されていますし、選挙後の5月18日付けの都政新報では、「計画の全体像が見えていない段階で公園の移設だけの話になった。」ことを問題点としてあげています。そして「公園に隣接している元町小学校に体育館を建てること」も「理屈上可能」とし、「いろんな選択肢があって、どれがいいか、集約の作業があっても良かった。」と語っています(そういう作業なく、公園をつぶす案が暴走していたのか!引用者だまっていられず・・・)。
 所信表明では、「総合体育館を含めた一体的整備案は、公園機能と防災機能の向上を図る視点から有効な方策の一つであると考えております。」としていますが、区長のお考え通り、都市計画決定を急がず、あらゆる可能性の検討こそ、今行うべきではないでしょうか。元町公園を「文の京」に相応しく保存し、観光資源としても生かすのか、文化財を破壊した区長として名を残すのか、いま問われています。
 都市計画審議会戸沼会長と学識経験者の方々は、第三回都市計画審議会の前にこの都市計画変更案を取り下げるよう進言していました。三度も継続となった都市計画案は一旦取り下げ、区民も研究者も参画した協議機関を設置し、再度計画を練り直し、合意形成に向けて仕切りなおすのが最善と考えますが、区長の見解を伺います  。


・・・さて、区長の答弁は?

2007年06月12日

工事着工は延期:「新大塚公園を守る会」、抗議文提出!

既に読売新聞 (読売0612新大塚) をお読みの方は、概ねご存知かとも思いますが、「新大塚公園を守る会」のある方から昨日の「抗議集会」の様子について報告をいただきましたので、ご紹介いたします。

***
当初は抗議文を読んで手渡すだけの予定でしたが、
・解体工事の説明会がまだ地元にきちんとなされていないこと、
・公園の植栽を養生囲い設置のため移動することについて聞いていないこと、
・教育センターの樹木の伐採についてもどのような予定か知らせて欲しい、

と言った内容をその場で申し入れ、回答を求めました。

参加者は30名ほどでしたが、飛び入りの発言もあり、とてもこのまま着工と言う雰囲気ではなく、今日のところは着工延期ということになりました。

今日(12日)に現場を見に行った方のご報告では今日も工事は着手なし、という様子(午前中の時点)で、森閑として何もしていませんでした。 とのことです。

「新大塚公園を守る会」は、区からの回答待ち。

抗議文を下に貼付いたしましたので、クリックしてご覧下さい。

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文京区長 成 澤 廣 修 様

抗 議 文

 文京区は旧教育センター敷地に区立第五中学校と第七中学校の統合校を建設する計画に基づき、旧教育センター建物の解体工事を業者に発注し、このたび、解体工事が着手されることになりました。

 両校の統合計画は、『区立小・中学校将来ビジョン』の先行として一昨年秋に突然区民に提示され、今日まで進められてきました。しかし、新しい統合校を教育センター敷地に建設することは、煙山前区長のいわばトップダウンで進められてきた計画で、開かれた区民参画のもとに策定された計画とはいえません。さまざまな説明会の場で多くの疑義が呈されただけでなく、第五中学校あるいは第七中学校での建設の可能性についても区民の納得できるような十分な検討・説明もなされませんでした。しかし、区の計画は若干の変更のみで、今ここに専用の隣接校庭もない学校が敷地一杯に建てられ、新大塚公園は大きくその姿を変えられようとしています。
 さらに、旧教育センターの建物のうち新館は未だ築20数年であり、十分使用に耐えるものです。にもかかわらず、それを無為に取り壊すことは区民の税金の無駄遣いに他なりません。
 
 私たちは、新大塚公園の分断・縮小をもたらす変則的な学校建設のために旧教育センターの解体に着手しようとすること、また、それによって区民の税金を無駄遣いすることに対して、文京区行政の責任者である成澤廣修区長に強く抗議をいたします。

2007年6月11日

新大塚公園を守る会
  代表 ■■  ■

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2007年06月08日

新大塚公園:統合校は5中に!要望書と請願

地元12町の町会長&副町会長さんたちが連名で「5中と7中の統合校を5中にしてほしい」という要望書を出したそうです。
別途、同趣旨の請願書も区長と教育委員会に宛てて出ています。

11日からの議会は、波乱の幕開けとなるのか。

2007年06月07日

地震と木造の建物:能登半島地震で損壊した建築や街並みを保全する活動

金沢をベースに活動している知人からメールが来ました。

彼らが取り組んでいる 能登半島地震で損壊した建築や街並みを保全する活動 の様子を刻々と伝えるブログをご紹介いたします。

クリックしてね → http://wajimareno.exblog.jp/

損壊している木造住宅の家主は、これをどうやって復旧したらいいのか、
またいくらぐらい費用がかかるのか、誰に相談したらいいのかわからずに困っています。

この活動は、相談相手がいなくて困っている家主を支援すると同時に、輪島地区の設計士と大工職人が手掛けた在来工法による木造住宅の耐震性を客観的に評価しアピールするために、本プロジェクトを実施するものです。

「木造在来工法とりわけ蔵造りは地震に弱い」という間違った認識(一種の風評)が市民の間で広がっています。このまま放置すると、木造住宅は次々に取り壊され、ハウスメーカーの外来工法などが侵入し、都市の重要な資産である街並みが崩壊する危険をはらんでいます。

今回の地震では、同程度の震度の阪神淡路大震災と比べて倒壊住宅が極めて少なく、倒壊した建物で亡くなられた方はいませんでした。これは、在来工法による木造住宅が激しい揺れを吸収して倒壊するのを免れたことの現れと考えられます。木造住宅は、景観面のみならず、耐震性にも優れていると言えます。

(上記のサイトより)


■ ぜひ、アクセスしてください。
 

2007年06月07日

場合ニヨッテハ、スハリコミ!?:新大塚公園/取り壊し

「新大塚公園を守る会」の方から以下のようなお知らせをいただきました。
みなさん、11日の朝8時に、教育センターだった建物(文京区大塚1-9-22、新大塚公園のとなり)の前に集合しましょう。

6月11日、5中・7中の統合校建設のために、「教育センター」の解体工事が着工されます。

(以下*マークまで、いただいた「お知らせ」のママ)
今回の着工は、開かれた区民参画のもとに策定されたのではない不合理な計画を
区が区民との望ましい合意形成を計らないまま強引に推し進めるもので、
座視するわけにはいかないものです。
このような区の杜撰、拙速なやり方に抗議の意思表示を行うことになりました。

5・7統合校建設は区が見直すとしている「将来ビジョン」の一部でありながら、
先行して着手されます。
教育センターの機能についてはまだきちんとした検討は何もされていません。
着工は多くの区民が存続を願う新大塚公園の分断・縮小につながるものです。
教育センターの新館は築20数年で、まだ十分使用に耐える建物です。

私たちは工事着工を見守り、抗議文を読み上げて、手渡そうと考えています。
工事を実力で阻止すると言うものではありませんが、
区への抗議を表すために、できるだけ多くの方のご参加をお願いいたします。

6月11日午前8時に教育センターに集まってください。(早朝で恐縮です!)
工事開始予定は8時半です。  *

■ 月曜日の朝は、新大塚公園でお会いしましょう。

■ 「新大塚公園を守る会」のHPは、こちら → http://sakura.web5.jp/index.html

2007年06月07日

活かそう、使おう! まちの文化資産 :イベント開催のお知らせ

本郷元町パブリックデザイン連考02/「壊(こわ)すより、工夫を凝らそう! 再生ワークショップ vol. 1」

建築学の学生さんたちがつくったコンヴァージョン・プランの模型を囲んで、ワイワイ楽しく考えてみませんか? 21世紀に活きる震災復興小学校と小公園!


コンヴァージョン とは?:建築の分野でコンヴァージョン(conversion)という場合は、おもに、建物の用途転換のことを意味します。ある用途のために建てられた建物に別の用途を与えて再生させる技術やその行為のことをコンヴァージョンといいます。


■ 日時 2007年06月11日(月) 18:00-20:00
■ 場所 本郷交流館(文京区本郷2-21-7三河稲荷神社ヨコ)、二階和室A     
       水道橋駅~徒歩8分、御茶ノ水駅・本郷三丁目駅~徒歩12分。
■ 申込不要・無料(老若男女どなたでも大歓迎。当日18:00にお集まりください)

詳しくは(そんなでもないけど)こちら→ フライヤ

2007年06月06日

昨日も今日も元町公園 019

06061331ohin.JPG

桜蔭のみなさんが避難訓練をしてました(もちろん、写真の奥の方)。

2007年06月06日

赤いノートブック

06061334notebook.JPG

元町公園に、赤いノートブックが出現!

元町公園や界隈のこと、何でもいいから書いてね。
というメッセージがついています。
どなたがどういう願いをこめて設置したのかなど、詳しいことは不明ですが、、、
面白くなってまいりました。

2007年06月05日

建設通信新聞06月05日

本日の建設通信新聞に成澤新区長のインタビュー記事が載っていました。

元町公園活用へ次なる提案 という見出しになんだ何だ!!!と心躍らせて読んだら・・・。
記事はこちらから↓(ちょっと紙面が黒くて読みにくくて、ごめんなさい)
建通新聞2007年06月05日


この記事についてのコメントはまた後ほど。
それにしても、この建通新聞ってほんとに「おさわがせ」な新聞です。じつは、この新聞について、以前もちょっと申し上げましたが( 03月14日と16日のブログご参照 → http://www.npo-rprogram.jp/motomachi/blog/200703/ )、昨日たまたま発見した記事を読んで、わたくしは、またあきれていたところです。そのおはなしも、後ほどまとめて~。

文京区は11日から議会がスタートします。
区長の初心、いえいえ所信表明(自らの信念を述べること)が楽しみです。
どなたが副区長になるのでしょうね、それから、、、教育長も!

2007年06月05日

区長に質問、その回答の中身は

「文京の文化環境を活かす会」のみなさんは、05月末日に要望書を提出する際に成澤新区長に面談を申し込み、5つの質問を投げかけたそうです。

要望書を提出するときには、できるだけ手渡しでおめにかかって、、、という丁寧なお仕事ぶりは、見習わねばなりませんね。さて、区長への質問とその回答について、会のメンバーの方による記録を以下に公開いたします。

【Q1.】 私たちは毎年恒例として、文の京に相応しい文学者の顕彰のための文学館の設立を要望して来た。家並みなども含む文京区にたくさんある歴史的文化財全般に対する区長の考え方は?
-【区長の回答1.】 保存できるものは保存する。行政の支援の仕方については、所有の形態や保存状況に応じて個別に対応を考える。

【Q2.】 元町公園・小学校の保存についてはどう考えているか?
-【区長の回答2.】 都市計画変更案は都計審を通らない状況にあるので、対応を充分検討する。そもそも湯島総合体育館の老朽化・改築問題から発していて、 建て替えの候補地として元町公園が上がってきた。体育館用地をどこにするかということから
検討し直す必要がある。

【Q3.】 旧元町小校舎取り壊し予算が1億円と決定したがどうするのか?
-【区長の回答3.】 体育館建て替えのための都市計画案を前提とする取り壊し予算なので、建て替え用地を元町にするという結論が出るまでは予算を執行しない。

        〈 さて、ここで、区長から質問者にけん制がかけられます 〉

-【区長の回答3’.】 今日の面談はあくまで文学館設立の要望を受けるために設定したので、その趣旨に添った話だけにして欲しい。文学館の設立に関しては、鴎外記念館のような単独のものか、総合的な文学館かも含め、まず文京区にとっての文学館の必要性を検討し、その後に適地検討、というように順を追って総合的な検討をする。
旧元町小学校校舎を使うかどうかは次の問題である。

【A3’.を受けて】 (前区長の)煙山氏は鴎外記念館はともかく、一葉に関しては単独の施設を考えていると仰っていて、腹案があるようでもあった。しかしお金がないから文学館はできないと言われるので、既存の施設を探して、昨年の要望で初めて旧元町小の校舎という案を提案した。その後の折衝で元町公園の土地に体育館が移設されるという計画を知り、びっくりして今回の要望につながった経緯がある。
区民が知らない間にこのような計画が出てくる状況で、順を追って総合的にと言われても(回答が不透明で納得できない)・・・。
-【区長の回答3’’.】 今の案が通るとは考えていない。恐らく難しいだろう。元町の場所に体育館移設が可能か、他の選択肢があるか、区民の意見も聞き、選択肢の幅を広げて検討する。

【Q4.】 他の選択肢と文化的価値のある元町は同列に考えて検討するのか?
-【区長の回答4.】 検討の過程で、プライオリティを何に置くか、文化的価値をどう考えるかも検討する。税金と資産をどう使うかという問題であり、総合的な検討が必要である。
鴎外記念館も老朽化していて、今後の活用が課題である。点在する文化遺産を総合的に一箇所にまとめるのか、点在のままにするのか、また総合するとしたら観潮楼のあとなのか、元町なのか、検討課題がたくさんある。もし一葉だけ単独に顕彰するとしたら、ふるさと歴史館を有効活用する方がよいと考える。

【Q5.】 最後に検討の場をどうするお考えか?
-【区長の回答5.】 中長期で考えるという方向か。もし平成20年度からの3ヶ年計画で考えるとしたら、今年度から教育委員会で検討というのもあるが、23年度からの10ヶ年基本構想の枠組みで考えるとしたら、21年度(あるいは20年度の終わり頃)から22年度まで2年間かけて、区民参画のやり方も大幅に変えてじっくり検討することになるだろう。どちらにするかまだ検討中。


                       *****
会のメンバーからのひと言コメント:「区長さんは、とにかく湯島の体育館の建て替え地を決めることが第1ということのようでした。」

2007年06月05日

文京の文化環境を活かす会、新たな要望書を提出!

晩秋の一葉忌にはいつも、菊坂で楽しく心やすまるイベントを切り盛りしてくださっている 「文京の文化環境を活かす会」 が、05月31日に区長ほかに新たな要望書を提出しています。


内容はこちらから↓(クリックしてね)
旧元町小学校校舎を文学館に・・・2007年05月31日

2007年06月05日

昨日も今日も元町公園 018

kiri200.jpg

今年で77歳、めでたく喜寿を迎えた元町公園より「ひとちゅ」お兄ちゃんのボクちゃん(当時2歳)の写真です。
ボクちゃんの後ろには、今はなき飼鳥舎が見えます。ここに、白いオウムがいた、という逸話も、カルタをお楽しみのみなさんには有名なお話ですね。 おお、ちらっとですが、白い生き物が巣箱のところに見えるではありませんか。 ぬおお、なんと、公園と小学校の間にあった小さな門柱も見えますぞ! 

2007年06月05日

元町小学校80周年記念テレカ

創立80周年記念のときに校友会が作成した記念のテレフォンカード2種類を大公開します。上のテレカに使われている写真は、現在の所在地に移転する前の木造校舎の写真です。

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2007年06月04日

仮称文京区立目白台運動公園整備予定地の既存樹木について

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グラウンド西側の隣接地は、旧T.□A邸で物納地だそうで、この約570坪の土地も公園化の予定だそうです。写真でみておわかりのように、大きな既存樹とその奥には都心では二度と手に入らないであろう広大な明るい草地が広がっています。

区のプランではここは舗装をした駐車場になってしまい、樹木の殆ども伐採の対象になっているとのことです。樹齢40年を超える樹木が約70本、そのうちの45本が伐採だそうで、これに反対する人たちが署名を集め始めたというお知らせをききました。
その方々の要望に応えて、文京区は、06月01日と02日の両日に現地公開を開催しました(写真はそのときに撮られたものです)。

Oモノ?政治家のT夫妻が率先して運動をはじめたことに慌てたのか、文京区も駐車場の位置を移転する等の検討をするそうですが、プランが出来る前に現地調査もしているはずなのになあ、と思ってしまいます。

区民からは、草地を使って「野草公園にしてみたら」、「新手の草刈手法の導入」や「草刈→堆肥化で、土を元気にするワークショップを運営してみたい」といった声もあがっています。子ども達に安心して駆け回れる広~い原っぱを! と願う人も少なくありません。
新区長には、これらの声をぜひ聞いていただきたいと思います。

仮称目白台運動公園についての基本的な情報は、区のHPをごらんください。↓(クリック!)
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_kouen_topic_mejirodaiseibi.html

2007年06月04日

「ふるさと歴史館だより」廃棄事件の裁判:次の展開は?

次回の法廷は07月6日となっていますが、その前に法律事務所で勉強会があります。
参加ご希望の方は、下記をごらんになって集合してください。時間厳守ですので、よろしくお願いします。なお、あんまりにも多数お集まりの場合等には、全員のご参加がかなわない場合もございます。


■ 06月06日(水)午後5時50分
神田須田町一丁目交差点、神田セントラルビル1階コンビニエンスストア前
(会議は午後6時~、所要時間は1時間半前後の予定です)

「ふるさと歴史館だより」廃棄事件って、何? という方は先ずはこちら →声明文をご覧ください。

2007年06月03日

元町って?:「ぶんきょうの町名由来」(文京区教育委員会)昭和56年編より

ふるい町名にはまちの歴史が刻まれています。
元町公園のある、旧元町について「ぶんきょうの町名由来」(文京区教育委員会)昭和56年編から抜粋してご紹介いたします。
             
■ 元町一、二丁目
 徳川家康の江戸入りに従って三河から来た者が、初め神田橋外にいたが、慶長年中(1596-1615)三河町及び駿河台辺に土地を与えられた。同じ頃元町から神田川岸の辺は、御弓同心の組屋敷であった。その後この組屋敷は大塚辺に移された。そこで、三河町あたりの者たちは、場所が御城に近く、多年聞き慣れた太鼓の響きが気になり、少しでも遠い所と、元町辺が空き地となったので、幕府に願ってここに移転した。時に元禄四年(1691)であった。元禄九年町屋を開いたが、その場所は昔本郷村に属し、この辺の拝領地としては、最も早いほうなので元町と名づけたという。古くは四か町に分かれ、又南北に分けて上町下町と称した。
 明治二年(1869)東西に分けて上町を一丁目とし、下町を二丁目とした。同五年、高松藩松平氏邸及び付近を合併し、東を一丁目、西を二丁目と改称した。明治四十四年本郷をとり元町とした。
 現昭和第一高校の前の神田川に、神田上水の懸け樋が通って、江戸っ子に飲料水を送った。それで近くに橋に水道橋の名がついた。

2007年06月03日

都市計画審議会と景観審議会の区議委員

新編成になった文京区の都市計画審議会と景観審議会の区議委員の構成をお知らせいたします。以下、ごらんください。
なお、「新風会」というのは新しい会派で、「市民フォーラム」とは別の無所属の区議さんの集まりだそうです。前都計審委員だった角野区議(元自民党)は、今期からこの会派の人になります。

■ 都市計画審議会
自民党:白石英行、菊見直広
共産党:国府田久美子
民主クラブ:山本一仁
公明党:松丸昌史
市民フォーラム:村越まり子
新風会:前田くにひろ

■ 景観審議会
自民党:武澤房吉、田中としかね
共産党:板倉美千代
民主クラブ:高山泰三
公明党:渡辺智子
新風会:上田由紀子

「市民フォーラム」は、前期は田中和子区議ががんばってくださいましたが、今期は委員の席がとれませんでした。残念です。