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2008年02月28日

戸沼幸市 「小さな公園の大きな役割」(日本都市計画学会誌270号)

(社)日本都市計画学会の学会誌「都市計画」270号(Vol.56/No.6)に、このあいだまで文京区の都市計画審議会の会長だった戸沼幸市先生(早稲田大学名誉教授)による、文京区が都市計画変更しようとした件の(審議会会長としての?)総括的な論考が掲載されています。

タイトルは、「小さな公園の大きな役割-震災復興元町公園の保存問題」 です。

お読みになりたいですか?
そうですよね。

2008年02月26日

江戸博:「昭和の広重」川瀬巴水の展覧会開催中!

両国の江戸東京博物館で、「昭和の広重」とも謳われる川瀬巴水(かわせ はすい 1883‐1957)の版画展を開催しています。 この展覧会では、数多い作品のなかでも、東京を描いた風景画が中心に取り上げられています。

みどころの一押しは、震災後のシリーズ「東京二十景」の原画(水彩)でしょうな、やっぱり。

戦前の貴重な映像フィルムも公開されています。

詳しくは↓こちらへ。
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/about/josetsu/dai2/2008/0219/0219.html

2008年02月18日

総合体育館建て替え地検討協議会、本日で協議おしまい。

本日午後6時半から、第5回文京総合体育館建て替え地検討協議会が開かれました。
今回は、委員にも事前の資料等の配布はなく、当日会場で答申の案文が事務局から提示されました。今夜もすったもんだありましたが、協議会は提示された下記の案文を承認するかたちで修了。

来月の予備日を残して協議はおしまい。

答申(案)
文京総合体育館の建て替え地については、旧第四中学校跡地が適地と考える。

註:この答申には、 〈答申にあたって〉 という付記があります。

〈答申にあたって〉
 平成19年10月に成澤区長から諮問を受け、協議会は検討を開始した。まず、総合体育館の現状について委員の共通認識を図った上で、4か所の候補地について個別の検討を行なった。検討にあたっては、各候補地で体育館を建設した場合の比較考量を行い、協議会として候補地を選定したものである。
 この比較考量の過程では、元町公園等の安全性や文化財的な価値、旧第四中学校跡地に係る学校跡地活用協議会での検討の経緯、など各候補地に関して様々な意見が出されたことを付記する。

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【拍手なーし】
会が修了したのに、この協議会は拍手がありませんでした。
副会長からは型通りとは言え、委員と傍聴者と事務局に労をねぎらい礼節ある発言が
ありました。いやはや皆さん本当にお疲れ様でしたよね。
毎回、会の運びがよろしくなくて、後味の悪いじゃりじゃりした気持ちを抱えて
家路に着く協議会でした。
最初から「4中跡地」って決まってたみたいな進行ぶりにも、辟易。
残念。
今後の都計審の質を危ぶむ声多数、頼むよ事務局~。
区の職員のみなさま、傍聴席から(も委員からも)拍手がなかったことをキビシク
受け止めてくださいませ。お願いです。
傍聴席の反応は、正直です。

【付帯意見をつけるならこれからまだ何年もかかる? それは虚言でしょ】
答申に付帯意見をつけるつけないということで(他にも、ね)ちょっと紛糾した
今夜でしたが、「つけたい」とする意見を退けるために会長ほか数名が、
「だったらまだ何年もかかる」とか「数十ページにも及ぶものになる」とか言っていましたが、
これは非常にナンセンス、虚言です。
だって、「つけたい」と言っている委員のそれはつまり、これまでの四回の協議会の様子が
もっと区長や区民に伝わるように、これまででた意見を要約したものをつけてください、
という希望でしょ!? 
これからまださらに何か言うのとは全然違います。
あまりにもアサッテで強引なご発言内容に傍聴人一同、顔を見合わせて眼を白黒。

【正しかったぞ~、ヤマサキ公募区民委員】
本日の終盤のヤマサキ委員の意見に対してアオヤマ企画政策部長は
「そんなことは申しておりません、記憶違いである。」とおっしゃいました
が、ヤマサキ委員の指摘どおり、第1回目の協議会でたしかに、4つの
候補地以外でもいいところがあれば・・・という内容のことをご発言なさっ
ていたんだそうです、部長。
詳しくは会議録をお読みください。
事務局から会議終了後にヤマサキ委員に詫びが入ったそうですが、
ご本人以外は、「それは記憶違いです。言ってません(きっぱりー)。」と
書かれた会議録を読むしかないのですか! 
後に、当時を振り返るときには記録は会議録しかないのですから、ちゃんとしていた
だきたい。・・・前にもこういうことがありましたよね。
わたし達が体験したものだけでも昨年度の総務区民委員会と景観審議会の2件を
あわせて1年間で3件。
間違った内容の答弁をしたのにそれが公式に訂正されない体制って改善していただ
きたいと強く願います。
だれにも記憶違いとかそういうことはあるのですから、それをとやかく言っているのでは
ございません。 
例えば、こういう場合には会議録には付記がつくとか、スマートな方法はあると思います。

【微調整は、OK?】
「てにをは」等の微調整があるかもしれませんが、それは会長に一任
ということでよろしいですね。と言われていました。
えっ、会長に一任? 会長と事務局に、かな。 ま。
あー、ちょっといいですか?
「てにをは」的なことなのですが、〈答申にあたって〉の文章の中に気に
なることがあります。いえ、ちょっと、ほんのちょっとしたことデス。
「等(とう?)」なのか「など」なのか、それから、
「行い」と「行なった」ではこれまた、不統一なの。
意外に気になっってしまうのですよ、こういうの。スカッと、かっこよくいきましょう!
会長、よろしく。

2008年02月07日

廃校になった小学校活用事例

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大変ご無沙汰しています。ぱぱっとの亀です。
旧元町小学校の活用を検討するにあたり、台東区の事例をご紹介します。
ご興味のある方は、現在「GR展」という写真の展覧会が2/11まで開催していますので、視察かたがた見に行かれてはいかがでしょう?これはGRというカメラを愛用しているアーティスト10名のグループ展で、体育館壇上が会場です。サインがあります。(11時~19時)

私は今日夜7時ギリギリに行ってきました。大江戸線・つくばエクスプレス「新御徒町駅」A4出口を出て右。すぐ右折すると1分程で左側に旧小島小学校が見えてきます。ここは、「台東デザイナーズビレッジ」という小さなデザイン・アパレル企業やアトリエの集落システムで、芸大油画のアトリエなども。写真はエントランス部。それぞれ企業の商品を展示する什器があり、情報掲示板や交流サロンもあります。

台東デザイナーズビレッジ(小島アートプラザ) →  http://www.designers-village.com/