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2007年03月30日

昨日も今日も元町公園 015 サクラサク

sakura.jpg scala.jpg

今日は見事にさくらが咲きました。とても嬉しかったので神田川の向かいの専門学校に行って、窓から写真と撮らせていただけないかお願いしてみました。とても快く許可をいただきました。元町公園と神田川とのつながりなどとてもよく見え、小学校と公園の関係もよくわかります。というわけでとても良かったのだけれど、後ろに最近できた東洋学園大学の校舎が板のように立ちはだかっているのはちょっといただけないなぁ。

2007年03月29日

階段工事完了?

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階段工事が終わったようです。けど、仕上がりはちょっとお粗末かな。
まぁ、今日は桜が見事に咲いたことに免じて‥‥。

2007年03月29日

本日の一札 「お」

「鬼ごっこ、どろけい、カンケリ、かくれんぼ、斜面は子どものパラダイス。」
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【解説】
坂の多い文京区であっても、自由に遊ぶことのできるところは少なかったそうです。斜面の公園は珍しく、ドキドキワクワクでとってもおもしろかったそうです。

【コメント】
やりました、やりました。「どろけいって何?」とご老人に問われました。「泥棒」と「刑事」の鬼ごっこのようなものでしたが、正確なルール、忘れてしまいました。これから良い季節ですねぇ。今度皆でやってみますか?これらは禁止されてませんよね、確か。

2007年03月28日

昨日も今日も元町公園 014

sakura.jpg wasi.jpg

明日辺りからはしっかり花見ができそうな勢いです。
今日はさくらの季節らしい花曇りでした。

2007年03月27日

元町公園:階段の一部補修がはじまりました!?

今日の朝から、大きな広場と滑り台のある広場をつなぐ階段の補修工事が始まりました。何にも知らなかったので、ちょっとびっくり。
工事の人は「壊すって話が出てるのは知ってるよ。でもまだ決まったわけじゃないでしょ。こっちは上の人が言うとおりにやるだけだから‥‥」。

「大事にして遺すことにしてくれたのなら万々歳なんだがね~」とご近所。
ほんとに、ね。 そうだといいな。

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元町公園の桜は、二~三部咲きといったところでしょうか。
こういう頃合いが、いちばんワクワクます。

元町公園で会いましょう。

2007年03月23日

本日の一札 「な」 の秘密

【追加コメント】
スクープですっ! 「南国土佐をあとにして」のロケ地は、間違いなく「元町公園」でした。証言者現る・・・実は私の父です。当時の様子を覚えてました。数日前から櫓のようなものが組まれ、「祭りか?」と思っていたら夜中のロケが始まったそうです。ちなみに、青いカーテンがかけられた我が家の2階が数秒ちらっと映ってるらしいです。これは見逃せないっ!!・・・・今回の事がなければ探りあてられなかった記憶の断片ですね。元町公園のおかげです。
*******
「南国土佐をあとにして」

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【解説】
小林旭の出世作、映画「南国土佐をあとにして」 クライマックスの乱闘シーンのロケ地?どこだかみんなで探ってみませんか。

*私の親戚がこの事を教えてくれました。皆で慌ててビデオ鑑賞。「ここだぁ」と盛り上がっていたのですが、実は本当のところはわからず。でも若き日の麗しい小林旭とともに、元町ファンには必見映画です。
(画像の無断転載を禁ず)

2007年03月22日

昨日も今日も元町公園 013

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東京でさくらの開花宣言が出ました。
元町公園はどうか‥‥というとまだこんな感じです。
もう少ししたらお花見で会いましょう!

パーゴラから自動車かな電車かな~「のりもの」を眺める男の子。
甥っ子も、大好きです。彼はこの春、小学校二年生。ずっと会っていませんが、元気かな?

わたしは、「のりもの」の窓から景色を眺めるのが大好きな子どもでした。電車から見る神田川と元町公園は、友人に東京自慢をするときのわたしの「とっておき」のひとつです。

2007年03月21日

噂のビル

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みなさま、これが外堀通り沿いにある噂の高層ビルでございます。
文京区の方々が事あるごとに引き合いに出しています。
元町公園に建てようとしている新しい複合施設のイメージだ、とのことです。
こちらの会社にとってはとんでもなく、はた迷惑、かもしれませんが。

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一階がガラス張りで向こうの緑地が透けて見えるところが部長のお気に入り。
緑地の地下が駐車場、というのもお気に入りの理由でしょうか。

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これが高層ビルの北側の緑地のひとつの例です。
ここは非公開なので中には入れませんでした。

2007年03月20日

第三回文京区都市計画審議会 速報!

みなさまおなじみになってしまいました都市計画審議会速報です。三回も継続審議になるとはまったく本邦初ではないかというぐらいの異例の事態で、本来はこんな形でおなじみになどなってはいけないものなのですが。
   ま、気を取り直していつものように。
   あくまで速報ですので、正確には 会議録 が出るのをお待ちください。

以下、どうぞ。

第三回文京区都市計画審議会 2007年03月19日 14:00~

まずは戸沼会長の要請を受けて、小野参事から、前回の第二回都市計画審議会で出された情報請求などに対する資料提出についての説明。

1.景観審議会と文化財保護審議会の意見
2.今までの経過
3.イメージ写真
4.審議委員3名(笠原委員、国府田委員、鹿倉委員)連名の要望書について

1-1.景観審議会の意見について 02月06日の景観審議会の最後に西村会長が総括した部分を事務局がまとめたものと会議録全文を資料として添付。事務局によるまとめを小野参事が読みます。なかなか景観審議会では意見はまとまりません、という内容。
(ここで、今回資料の見どころ! この部分に事務局の注がついています。「この主な意見は、景観審議会の最後に西村会長が会議の内容をまとめられたものを会議録に基づき、まとめたものです。」さて、ここで、西村会長もお忙しいのによくまぁ、おまとめになる時間が取れたものだ、と思ったあなた、事務局の思う壺です。よく読んでくださいね。ついでにもうひとつ、すぐ下の注「なお、主な意見の11の表現が会議録とは異なっておりますが、会長の発言趣旨がそのようなものであったことを西村会長に確認しております。」ってことは何だ、他の1から10までは会長の確認を取ってないってことか。と、このように資料の行間に書かれている「真実」を探求するのもまた楽しからずや、です。)

1-2.文化財保護審議会の意見について 02月10日に区長宛に提出された要望書が文京区文化財保護審議会の委員全員によるものであり、意見として聞くべきだろうというもの。表題は、「元町公園・元町小学校の保存・活用に関する意見および要望書」で、区による現況調査報告書が不十分なものであり、前回パースで提示された区の検討案に賛同することはできない、元町公園・元町小学校を一体として考えた際に小学校の詳細な調査と評価が必要である、元町公園・元町小学校の文化財としての価値を減じることなく保存・活用の措置を強く要望する、というもの。

2.経緯について 昨年の02月から12月の第二回都市計画審議会継続審議までの経緯。

3.前回の景観審議会にも提示された、白いぬーっとしたヴォリュームと元町公園との合成写真 何だかよくわかりません。

4.連名の要望書について ひとつは国の文化審議会第三専門調査会名勝委員会からの文化庁長官に宛てた意見書を資料として配布すること、もうひとつは参考人招致について。

4-1.名勝委員会の9名の委員の先生方が連名で元町公園の文化財指定をして保存に尽力をと訴えているもの 文京区景観審議会の会長である西村幸夫先生のお名前も見えます。

4-2.「参考人招致」 と言われて、ふと傍聴人席を見ると、造園学会元会長の進士五十八先生、文京区文化財保護審議会の委員である谷川章雄先生(考古学)と内田青蔵先生(建造物)がいらっしゃるではありませんか!皆様お忙しい方ばかりなのになんと素晴らしいと思うのも束の間、戸沼会長から今回は手続きが不備のため参考人の招致は致しません、とのお言葉。参考人を呼ぶからには、事前に十分な手続きを取り、賛成と反対の両方のご意見を伺うべきだ、とはごもっともなお話。小野参事も昨年09月04日の専門家との会合でご意見を伺っており、既に十分、と後押しをします。

ここで、戸沼会長から、02月22日の会合の報告なるものがありました。出席は、今回の都市計画審議会の学識経験者(専門家は「学経」といいます。知ってるとちょっと自慢できる?)3名(戸沼先生、大方先生、梶島先生)と区の 川北都市計画部長、松田土木部長、神野特命担当課長 と もうおひとり。学経の先生方から、これだけ明確に文化財的価値が示されている以上は部分的な保存ではいけない、9月4日の専門家との意見交換会で造園の赤坂先生も残すべきであるとのご意見、景観審議会の会議録をみても時間をかけて内容をつめたほうが良いとの意見が多い、などのことを考慮すると、案を取り下げてはどうか、と意見をした。ところが区は今年度内に三回目の審議会を開いて欲しい、と申し入れ。再度学経から、今回の諮問に対しては臨時委員として造園の先生を入れるべきであったこと、かなりの反対が多いようで賛成の意見が聞こえてこない、一ヵ月後に区長選を控えており、元町公園が争点になっていることから選挙後に今回の都市計画公園の変更についての審議の続きとするのはどうか、今採決をしてしまうと大事な区民の意見を逃してしまうように思う、などの意見が出された。それでも区としては会長のいう資料も一所懸命揃えたのだし、是非やってくれという要望。
さて、今回の審議をしていく中で思ったより重要な議事だということがわかった、提案者の区長がおやめになるというのは大きな変化であり、その後の区長候補の報道記事を見るとひとりは反対で、もうひとりも慎重な意見。こういう状況を踏まえた中で今日は議論をしていただきたい。

と、ここで山本委員がこれまでの汚名挽回!とばかりに、すっくと立ち上がります。

山本委員 これは区政にとっても重要な決定だと思う。選挙が近いことと区長が変わることは関係ない。どのように区民の意見を聞くのか。

戸沼会長 区民の意見を集めることは審議会長としてはできない。区民のそういう意見こそ区議であるあなた方のところに来るのではないのか。

とばっさり切り替えされて、山本委員、汚名を雪(そそ)ぐことに失敗。これを受けて、

岡崎委員 使い勝手が悪いなどの意見は聞いている。区の都市計画として今のままでよいのだろうか。

鹿倉委員 学経の意見に賛成。区民の意見として公式なものは、縦覧に対する意見書。反対が75通で賛成なし。今年の2月の体育館に対するアンケート調査の集計結果でも、体育館は四中跡に、という意見がほとんど。説明会を地元で開いていないのはおかしい。

国府田委員 同じく学経の意見に賛成。元町公園にも密接にかかわりのある学校統廃合問題は見直しという状況。様々な検証が不足していること、教育委員会が文化財保護審議会に諮問しないことも疑問。日影や風の影響についても検証不足。

戸沼会長 確かに検証不足という点では、どこを残すかなどの議論はしたが、北側については平らであることなどしか言っていない。

雲行きが怪しいと見た東村委員、鼻息も荒く、

東村委員 区長が辞めるのは別問題。諮問を受けた以上決めないのは責任放棄ではないか。審議委員の中に次の区長候補がいるのは利害関係者として問題ではないのか。町会で説明をしたように経緯に書いてある。議論は尽くした。

と、ぎゃんぎゃん噛み付きます。以下今まで余り活躍が見られなかった委員も含めて順番にご意見をたまわります。

藤野委員 昨日の昼に元町公園に行ったが子どもが遊んでいないのが問題。安心して遊べるところが必要。

角野委員 政治的な立場に影響されるということになるのは良くないと思う。ここで決を採るべき。

梅原委員(警察署長) 都市計画として判断すべき。

(消防署長は欠席)

吉田委員(都第6建設事務所長)行政の立場から考えると、こういう事業計画のときには概ね反対意見ばかりが出るもので、できる限り耳を傾けて現実的な妥協をすることが行政判断である。文化財については区が都市計画的な判断の中で決めるべき。ただ審議会の意見としては僅差で意見が割れてしまうようでは良くない。

服部委員(東京中小建築業協会名誉会長)今の区の提案は公園を南北に分割してしまっており賛成しかねる。公園を一体につなぐように西南の角に建物を建てるのが良いという地元の意見があるが、そうした声が入ってきていない。とはいえ、ここで決を採るべきで、区長勇退の花道を用意すべきだ。

設楽委員 ここまで審議が長引いているのは、区のプロジェクトとしての全体像がよくわからないからではないのか。区が考えている筋道をきちんと示して欲しい。

笠原委員 公園に人がいないというが、それは大事なものがありながら、それを宣伝しない区の責任だろう。文化財をなくしてしまおうという区の考え方はおかしいと思う。

梶島委員 1. 区長選後にこの重大な採決をしたい。まだ様々な意見が出ている中で決を出してしまうと次の行政執行上の混乱をまねく可能性がある。
 2. 公園を保存するということが、現状のまま十分な管理もされないということなのではない。
 3. 様々な専門家の意見を見ると、元町公園が文化財であると考えざるを得ない。その上では文京区がその去就を勝手に決められるようなものではあるまい。この公園には東京の震災復興の祈りが込められていると思う。機能を越えた存在である。きちんとした保存をしたい。

この梶島委員の言葉にあまりに感動した傍聴席からは嗚咽の声がもれました(ほんとです)。

大方委員 政治とは独立したものと考えたい。ただし、区民の意見がまだ見えていないように思う。今までの都市計画審議会の中で着実に議論は進められて来ている。そのなかで文化財保護審議員の方々が反対要望を出している以上は都市計画審議会で押し切ることはできないだろう。個人的には区のこの検討案はベストではないかと思うが、この検討案がだめだというからには、体育館をここには建てられないということではないか。今回の都市計画審議会の進め方が逆だったように思う。きちんとした案もなく、縦覧をし、知事同意も取ってしまった。この1年で状況が大きく変わった。調べてみたらよいものだということがわかった以上、区は再検討をすべきだろう。少なくとも数十億円規模のプロジェクトなのだから準備に3年はかけるものだろう。まだ1年なのだから、これからアイディアコンペなどを実施してはどうか。ここで賛否を採るべきではない。とるとなれば反対せざるを得ない。

ここで戸沼会長がひとりの委員としての意見であるとして、お話になります。

戸沼会長  今日この会議の前に元町公園へ行きました。若い方たちが食事をしたりしていました。審議を進める中で途中でこれは重要な議題であることに気づいた。防災という点で重要なものだと理解した。このパースの絵はうそですよね、これでは車が地下に入れない。また、先ほどの公園を三分割してしまうというご意見は正しい、おかしいものである。
 手づくりでつくったものには風情があるものだが、そこへこのようなものが建つと全てが失われてしまう。東京駅や日本橋の話など時代の流れは古くても良いものは遺そうというもので、今回の話は逆行するものである。この都市計画審議会の場での判断は歴史的なものとなる。大局的に見てとても重要なものである。都市計画審議会に造園と文化財と景観の専門家を臨時委員として加えなければならないという思いである。次回の決を採る際には入れたいと思っている。

鹿倉委員 美しい日本の歴史的風土100選にも入っている。また1,000人以上の保存要望の署名が集められ、今朝区長宛に提出された。

設楽委員 ここで文化財としての価値を決めるのか、よくわからない。

戸沼会長 都市計画公園を今の元町公園から解除して北へ移すというのが本題。今の公園を廃止するのが良いかどうかということ。歴史性の継続という議論もある。

設楽委員 一定の条件を付すということか。ただ、最初の審議会でも尋ねているように、どうなるかが見えないと決は採れないと思う。

このあたりでもう大きな流れは見えてきています。ここで小野参事の悲痛な叫び。

小野参事 専門家の意見を聴き、パースをつくり、現況調査もした。区側としては出し尽くした。後は審議会の方々に委ねたい。

角野委員によるちょっとした茶々は入るものの、大きな流れがまとまって行きます。 (今回の角野委員はいつものような、ちょっと焦点をはずして肩を脱臼したような絶妙の独特の冴えが見られなかったなぁ~、残念。)

国府田委員 情報は出し尽くされてはいないと思う。ふるさと歴史館だよりの廃棄事件にからみ、3月16日付けで訴訟も起きている。区の動きは異常としか言いようがない。造園、文化財、景観の専門家を審議会に入れることに賛成である。

角野委員 大塚女子アパートも専門家の保存意見は出たが結局取り壊しになった。文化財の先生方が個人的なご意見をお持ちになるのは構わないが。

鹿倉委員 大塚女子アパートを取り壊したことについては、東京都は訴えられて負けてますよ。

梶島委員 政治的関与というのは通常は、区長の様子などを窺って委員の意見が変わるような場合のことを言うもの。今回ここで決を採らないというのは、そうしたものを切り離そうということ。

国府田委員 小学校がもっと生きた形で活用されていけば公園もいきるだろう。

戸沼会長 審議会の宿題は事務局は確かによくフォローしてくれた。事務局を信頼している。ただ、ここで文化財保護審議会としては反対であることははっきりした。最初に見たように景観審議会の西村会長も反対のご意見を出しておられることもはっきりしている。この場で決を採るにはメンバーが足りないと思う。造園と文化財、景観の3人の臨時委員を入れた形で選挙の後に審議を続けたい。

(事務局、いよいよ慌てて)議会構成も変わってしまいますが‥‥、の声にも戸沼会長、やはり毅然として動ぜず。

戸沼会長 任期はいつまでですか?区議は4月、他の方は9月ですね。やむを得ないのではないですか。区民とも意見を共有したい。会長権限としてそのようにしたい。

山本委員ここでまだ食い下がります。

山本委員 臨時委員はどうやって決めるのか。

戸沼会長 臨時委員は事務局とも協議すべき事項であり、権限は区長にある。

小野参事の最後のあがき。そして、あっさりと、しかし厳かな幕切れへ。

小野参事 公園の専門家が審議会にいないということで意見を伺ったのですが。

戸沼会長 採決に専門家である臨時委員がかかわるということが大事なこと。以上で今日の会を終わります。 

2007年03月19日

廃案を求める緊急署名、今朝提出:合計1115筆!

急なお願いにもかかわらず、多くの皆様に参加していただいた、区長に廃案を求める「緊急署名」。おかげさまで、昨夜でいったん締切りました。

合計で1115筆の署名は本日、区の始業時間に文京区広報課に提出されました。ありがとうございます。
午後2時からの都計審席上においても、鹿倉区議委員から、この署名が提出されたことについて、審議会として尊重するべきであることが指摘されました。

元町公園に関する都市計画変更は、本日、もう一度審議延長となりましたが、まだまだ「廃案」という第一段階のゴールには、到達していません。
「廃案」になるまで署名ほか様々な活動が続きます。
今後とも、ご厚誼のほどよろしくお願い申し上げます。

「緊急署名」の要望内容は、次の通りです。

                        ◇◇◇

文京区長 煙山 力殿

    私たちは、元町公園と旧元町小学校の校舎を壊して跡地に高層ビルを建て、公園をその北側に移そうとする計画に反対し、以下のことを要望します。

1. 元町公園都市計画変更案は直ちに廃案にしてください。

2. 元町公園を末永く継承するため、区民と協議しながら再生計画を立ててください。

3. 旧元町小学校校舎は解体せず、区民と協議しながら新たな利・活用の計画を立て、元町公園とともに再生・継承を実現してください。


2007年03月19日

都計審、第三回目も採決なし!

本日の都市計画審議会で、再び審議は延長となり、心配されていた「採決」にはいたりませんでした。
採決を求めたのは、以下の方々です:東村区議委員(新生クラブ)、山本区議委員(新生クラブ)、岡崎区議委員(公明党)、藤野区議委員(公明党)、角野区議委員(無所属、自民系)。

戸沼会長の手腕に区職員は、今日はついに、一言も口を挟めず硬直。
この様子に、ふと思い出されたのが、先日の猪瀬直樹氏による 「行政の私物化」 という言葉です(『週刊文春』最新号)。区の方針というよりも、何やらどこかで誰かが 「行政の私物化」 を・・・と勘ぐりたくもなる異常事態。この都市計画変更案が本当に区民のためを思ったものである、ということをこれまでどなたも筋を通して説明できていないのですから。

元町公園は少なくともこれで約一ヶ月、延命いたしました。
しかし、旧元町小学校解体の予算は既に通されてしまっています。みんなでしっかりと、眼を光らせていましょう。

2007年03月19日

廃案にしてください:元町公園に関する都市計画変更案

本日、午後2時から24階の第一委員会会議室にて都市計画審議会が開催されます。関係するすべての人に心からお願いします。
審議会に諮問されている「元町公園に関する都市計画変更案」を廃案にするために、一人一人が今日、できることを行動に起こしましょう。

委員の皆様、きちんと公正な審議をお願いします。質問にちゃんと答えてもらうまで次に進まないでください。事務局の皆様、正しい判断ができるように十分な資料を準備してください。審議会に出席する課長さん部長さん、質問には誠実に答えてください。ごまかしや嘘はもう、たくさんです。会長さん、採決を急がないでください。半休を取れる文京区職員の皆様、傍聴席はもう定員いっぱいですが、会場の外に仲間が集まります。一緒に駆けつけてください。こんなの間違ってる、と大きな声で言ってください。文京区がこれ以上踏み外さないように。
煙山区長さん、今日は入院ですか? 代わりに来るのは助役の関さん、あなたでしょうか。もう、やめてくださいませんか? 急でもけっこうです。わたしたち、決して「無駄足だったね」なんて、申しませんから。

元町公園の問題を今日、決めてしまうのは愚の骨頂です。シビックセンター建設のときのような、悲しい歴史を刻まぬように、アクションを起こしましょう。

2007年03月18日

昨日も今日も元町公園 012 「対話」実行委員会からの報告

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03月17日土曜日の夕べ、シビックセンター地下1階で開催された「元町公園と元町小学校をめぐる対話」:受け継いで行くこと 失ってはいけないもの に、お集まりくださった皆様と、残念ながらお集まりいただけなかった皆様へ

おかげさまで大変盛況、満員御礼でした(着席120)。
なんと、100名を越す区民が集まりました。遠く横浜や中野区、江東区、世田谷区、台東区など文京区以外からのお客様も多数おいでくださいました。ありがとうございました。ぎりぎりまで資料印刷をしたり、あいかわらずのばたばた準備で、ご迷惑をおかけした段もありました。どうか、ご容赦ください。
楽しく、有意義な夕べを共に過ごせたものと確信しております。
聴衆をすっかり魅了した進士先生、ありがとうございました。映像との戯れも「ひとり漫才」みたいでとっても面白かったです。
森まゆみさん、すばらしいコーディネートをありがとうございました。さすが、「趣味は人の話を聞くこと」。

本当ならば、ご一緒できたはずの皆様、残念です。でも、あきらめていません。また今度ね~。
そうだ、今度は、元町公園で会いましょう。もうすぐ桜が咲きます。

2007年03月18日

朝日新聞 03月17日付記事に元町公園と新大塚公園が

03月17日の朝日新聞の朝刊、統一選挙に向けた特集記事【民意と自治】に、二つの公園、存続の願い託す票 「行動してくれる人に」 という見出しで、元町公園と新大塚公園の問題が大きく取り上げられました。

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2007年03月16日

教育委員会:年度内に臨時開催、の怪

区の公式HPによりますと、文京区は、教育委員会の臨時会!を、下記の日程で開催そうです。
何をそんなに急いでやらなければならないことがあるのでしょうか。
年度内に承認してしまわなければマズイことがあるのですね。
文京区政、ここまで なりふりかまわず暴走 するのは、いったい、ナゼ???

日時と傍聴等のインフォメーションは下記のとおりです。

【日時】平成19年第1回臨時会 3月30日 (金曜日)午前11時00分
【場所】教育委員会室(シビックセンター20階北側)

【傍聴希望の場合】
当日、庶務課窓口(シビックセンター20階南側)で受付。
傍聴定員は 10人(受付は、委員会開会の1時間前から。受付開始時点で10人を超えた場合は抽選)です。

但し! 「都合により日時や場所を変更することがありますのでご了承ください。」(文京区HPより)だそうです。忙しいのに、日時を変更されたら困ります。ただでさえ急な、臨時委員会なのですから。


問合せ先
〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
庶務課庶務係
電話番号:03-5803-1291
ファックス:03-5803-1366



2007年03月16日

骨格予算になぜ、しない!

すでにご存知の方がほとんどでしょうが、宮崎県も、アノ台東区でさえ、区長が代わる時の予算は、骨格予算だったのに、文京区議会は03月14日、こまかに計上した予算案を通してしまいました。これで、元町小学校校舎の解体費1億余円が正式に立てられてしまいました。大変なことになってしまいました。文京区の議会というところは、こんなにまで常識はずれがまかり通るところだったとは。

クリック↓
http://gakkou-chiiki.net/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=81&forum=2&post_id=691#forumpost691

2007年03月16日

情報公開請求に応じるより、新聞報道が早いのはなぜ?

予告した去年の06月21日付の建設通信新聞記事をめぐるお話です。
この問題は、建設通信新聞の記事の書き方がどうこうというのではなく、「体育館建替え」や「体育館移転」「新体育館はどこに建てる?」「東洋文庫との密約のウワサ」等々について、情報公開請求をかけてもなかなか出てこなくて、いろいろな請求の仕方を工夫してようやく出てきた文書も、「公開できない」、とされたヶ所だらけで、結果、紙は真っ黒け・・・。 という状況、つまり、情報公開にまつわる問題。
真っ黒けやらがしばらく繰り返された後、06月21日に、建設通信新聞に「文京区体育館跡地、東洋文庫が取得申し入れ 図書館・研究所を移設」という見出しの記事と、「文京区体育館の共同事業者、秋に提案競技募集」という記事のふたつが出たら、突然、これまでダメだったものが、公開OKに。新聞に出た後だから当然でしょ、とおっしゃいますか? そうかなあ。それまでの情報隠し、そりゃあすごかったのです、「非公開」、「不存在」。 

この件でやっとこさっとこ出てきた文書に、東洋文庫からの「依頼」と文京区長の「回答」というものがあります。時系列でいうと、東洋文庫が先ず、区にお願いの「手紙」を提出(「依頼」文書、平成18年05月17日付)して、煙山区長の名前で区がそれにお答えしている(平成18年07月13日)というカタチになっています。この区長名義の「回答」が情報公開請求で出てくるまでにも、すったもんだありました。
さて、「回答」文書の日付は、07月13日ですので、新聞記事よりあとなのです。
新聞報道の方が先というのは、ちょ~っと変ではないですか? 

「総合体育館敷地と貴財団敷地との土地交換に向けて、今後、協議を進めさせていただきたいと存じます。何卒、ご高配の程よろしくお願いいたします。」と締めくくられているこの「回答」文書・・・。そういえば、ここに書いてある 「今後の協議」 についての情報は、もうそろそろ公開していただけるのかしら。 まだまだ、マル秘でしょうか。
それとも、
文京区お得意の、「会議録」「報告」も「打ち合わせメモ」も存在しない! のでしょうか。

2007年03月15日

本日発売の 『週刊文春』 03月22日号に元町公園が

本日発売の 『週刊文春』 03月22日号に元町公園の問題が指摘されています。
どこに載っているかというと、62-63ページ。 猪瀬直樹氏 による 「ニュースの考古学」 というコラムです。今回のテーマは:地方分権における 「東京問題」 -税収の偏在をどうするか です。

「行政の私物化」である。 なーんて、 叱られて ます。

週刊誌なので、お買いそびれのないよう、本屋さんへ走れ~。

2007年03月14日

誰が、コノ新聞に、ウソの情報を、流したのでしょう:建設通信新聞

建設通信新聞という業界紙があります。昨日この新聞に元町公園について、まったく不正確な事実と異なる内容の記事(03月13日付)がでました。
「前回の都市計画審議会でプランが固まっている。」という、法螺もホラ、会議録を確認していれば、こんなことを書けるはずはなかろう、という内容です。

あまりのことに、問合せの電話をいたしました。
その結果、先方から事実確認をして報告していただけることになっています: 電話の応対をなさった方は、「基本的に取材した内容を記事にしている」とおっしゃいました。もしも、そういうカタチで書かれた記事だとすると、誰が、コノ新聞に、ウソの情報を、流したのかな?

建設通信新聞は、昨年の06月21日、元町公園への体育館移設とその跡地を東洋文庫が取得する見通しである、との報道をしています。これにまつわる話は、あらためてまた、取り上げましょう。

法的には、何も、決まっていません!
そこのところ、お間違いなさらぬように報道していただきたいものです。教育委員会では、というならまだしも、都市計画審議会、と書くとは、ねぇ。

2007年03月14日

都市計画審議会の健全化を求める会:イベントのおしらせ

『都市計画は誰のためにあるのか? NO!土建行政』
ナニカが変われば、東京もカワル、ニッポンもカワル、地球もカワル。

東京都中野区のオトモダチからのニュース。
03月21日(祝日)開催のイベントのお知らせです。
詳細は、↓をクリックしてお読みください。

(仮称)中野区都市計画審議会の健全化を求める会

   **      **
警察大学校跡地開発の反対意見書253 / 390通を活かす会。Presents

STOP! 街こわし、緑こわし、地球こわし vol.1


『都市計画は誰のためにあるのか? NO!土建行政』
ナニカが変われば、東京もカワル、ニッポンもカワル、地球もカワル。

東京にはびこる『街こわし、緑こわし、地球こわし』を憂えるヒトたちが新宿の『トークライブハウス』に集まり、対処法と今後の展開を模索します。そし て、ゆくゆくは皆さんと大きなネットワークを築けたらイイナぁと思っています。当日は、会場からの『飛び入り!アピールタイム』も予定しています。ま た、ビラ置き、署名などの情報交換のスペースもつくります。東京エリア限定ではありません。みなさま、奮ってご参加ください!!

日 時:2007年3月21日(水・祝) Open 11:30 Start 12:00 ~16:30
出 演:(仮称)中野区都市計画審議会の健全化を求める会
警大跡地をまるごと緑と防災の広場で残す会 
     まちの力
      Save the 下北沢 
      小田急高架と街づくりを見直す会
ゲスト:杉並区都市計画審議会 学識経験者委員
     井上赫郎氏(早稲田大学芸術学校講師)

プログラム:
1. 各地問題アピール 『下北沢再開発』 『中野・杉並警察大学校跡地』 他
2. ザ・インタビュー
             『今、都市計画審議会は機能しているのか?』(予定)
3. トークセッション
             『土建行政にモノ申す!』
             『抵抗運動としての継続&形態とは?』
4. 夢のご当地バンド競演 
             『下北沢と杉並・中野を結ぶバンド』
             『志田歩』
             『デリシャスウィートス 中野分隊』

■司 会:デリシャスウィートス 中野分隊
■主 催:警察大学校跡地開発の反対意見書253 / 390通を活かす会。
■問 合: PHS 070-5228-9311 池田 /mail k-iあっとまーくmoon.nifty.jp

■入場料:1000円(飲食代別 ご飯類もお酒もあります。ランチ可)
■場 所:新宿ロフトプラスワン(約150席) 
       http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/
■地 図:http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/map.html
■問 合:電話 03-3205-6864(営業時間にご注意ください)
     *内容は変更になる可能性があります。あらかじめご了承ください。
■関連HP:
(仮称)中野区都市計画審議会の健全化を求める会。 ブログ鋭意作成中! 警察大学校等跡地利用計画問題 http://homepage3.nifty.com/-miko-/keidai/keidaitop.htm   
Save the 下北沢 http://www.stsk.net/index.html   
デリシャスウィートス http://www.derisya.com/

『警察大学校跡地開発の反対意見書253 / 390通を活かす会。』とは:
はじめまして。私たちは東京の中野・杉並にまたがる『警察大学校等跡地(国有地)』の開発を憂い、4月6日に東京都より都市計画決定をされるのをこのま ま黙って見ているわけにはいかず、そして、 今の東京には『下北沢』をはじめ、あらゆるところで乱暴な『都市計画』が進められていることをナントカしたく、今回このイベントを企画した、中野・杉並の超団体有志の実行委員会です。名称にある『253 / 390通』とは、この2月に中野区に提出された『警察大学校等跡地』の都市計画公園案の都市計画法17条に基づく意見書、『総数390通』のうち、計画 の『反対253通』(区が分類)を 意味しています。どうぞ、よろしく!

2007年03月13日

「美しい歴史的風土100選」の選定を受けて:尾道市などのHPでは

03月02日(金)に記念シンポジウムが開催された 「美しい歴史的風土100選」 、選定を受けた 広島県尾道市、鹿児島県知覧町、兵庫県篠山市 などでは、早々に公式 HPに広報が掲載されています。
東京の文京区、新宿区、千代田区、台東区では???

広島県尾道市HPはこちら↓
http://www.city.onomichi.hiroshima.jp/100sen.html

兵庫県篠山市HPはこちら↓
http://edu.city.sasayama.hyogo.jp/tiikibunka/rekishi100sen/rekishi100sen.html

鹿児島県知覧町HPはこちら↓
http://www.town.chiran.kagoshima.jp/cgi-bin/hpViewContents.cgi?pID=20070223105316

2007年03月13日

昨日も今日も元町公園 011

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ハナニラが満開の元町公園。南斜面には、季節ごとにいろいろな花が咲くのですね。ご近所のあちらこちらのおうちの桜草なども見ごろです。

文京区予算委員会:平成19年度予算案が、新生クラブ(民主)・公明・自民という与党一致の賛成多数で通されてしまったようです。元町小学校校舎解体費1億余円という予算も、いよいよ本会議で決定されてしまうのでしょうか。
ポーズだけ、口先だけの人ではなく、本当にストップさせようと努力してくれている人が誰なのか、区議さんたちのご発言、会派の動きから目が離せません。
がんばれ、元町小学校!

2007年03月11日

本日のもう一札 「や」 (再)

「やだよ、こわしちゃ、私の公園。保育所もありました」

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【解説】
心にしまい込まれた大事な思い出を取り出すには「きっかけ」が必要です。公園には、元町で育った人のたくさんの思い出が詰まっているんです。

*七夕の短冊にこっそり書かれていた想い・・・「やだよ、こわしちゃ、私の公園」。さあ、皆さんもご一緒に!!

2007年03月10日

本日の一札 「そ」

「走塁も、おとな顔負け 「パークフレンズ」」

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【解説】
元町公園をホームグラウンドにした子供たちの野球チームがありました。その名は「パークフレンズ」。

*「球技を禁ず」サインだらけの最近の公園事情。かつては野球がつなぐ友情もありました。実は我が父が「パークフレンズ」メンバーだったと最近知りました。今回のかるたづくりは、私(や家族)の想い出の扉を開くひとつの鍵となりました。
(画像の無断転載を禁ず)

2007年03月09日

「ぱぱっとかるた」について:ご購入に際してのお知らせ

ぱぱっとかるたの購入をご希望の方は、先ずはメールをお送りください。アドレスは「motomachikaruta」と「@yahoo.co.jp」をつなぎ、タイトルは「かるた購入希望」と明記してください。お返事いたします。お値段は、一箱千円でございます。

2007年03月09日

03月17日(土):地域が手をつなぐ ほんとうのまちづくりとは

元町公園と元町小学校のことをもっともっと沢山の人に知っていただきたいと願っています。かるたづくりもその一環です。

壊してしまっては二度と元には戻りません。
「知らなかった」ではすまされません。いろんなことを知った上で、それでも体育館をここに建てることがいいのか、どうなのか話し合えるきっかけをつくっていければと毎日思っています。そんなわけで、これまでたくさんの人のご協力を得ていろいろやってまいりましたが、 

みんなで力をあわせて、03月17日(土)に参加型シンポジウムを開催します。
今現在、反対の人も賛成の人も、ぜひ、ふるってお集まりください。小学校のOBの方、町会長さんも区長さんも助役さんも教育長さんも、部長さんも課長さんも区議さんも、教育委員さんも、もちろんフツーの人も大歓迎。本郷の人も小日向の人も千石の人も小石川の人も千駄木の人も、、、世界中の人みんな集まれ~!!!みんな来ちゃったら入れませんけど。

*****
地域が手をつなぐほんとうのまちづくりとは -受け継いでいくこと 失ってはいけないもの
「文京区元町公園と元町小学校をめぐる対話」

【日時】 2007年03月17日(土) 18:30~
【お話】 進士 五十八(しんじ いそや)東京農業大学教授
【トークセッション】 コーディネータ:森 まゆみ氏(地域雑誌『谷根千』編集人、作家)
【会場】 シビックセンター地下1階、レクリエーションホール
【参加費】 資料代として300円、事前申し込みは必要有りません。

詳しくは下記をクリックしてご覧ください。

フライヤ表

フライヤ裏


2007年03月09日

ぱぱっとかるたが文京区観光協会でご購入いただけます? 

ご好評をいただいている「ぱぱっとかるた」が、シビックセンター5階の文京区観光協会に置かれています。 ここで購入できるようになっているのか、じつは私たちもまだよくわかっていませんが、とりあえず、お知らせしておきます。急いで調べてみましょう。

2007年03月09日

本日の一札 再開 まずは「て」

「電車から緑の森におしゃれなゲート」

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【解説】
神田川の風致地区に連なる元町公園は、中央線の車窓から通勤通学の人もとっても楽しみにしている緑の一つです。

*大変ご無沙汰しました。カルタ続編を再開します。まずはこの札。これを読んでいる方は、明日から中央線水道橋ーお茶の水間で車窓を見ずにはいられなくなります。・・・鬱蒼とした一角って、ほんと癒されますよね。

2007年03月08日

昨日も今日も元町公園 010

ハナニラの元町公園10.jpg

公園の南斜面には、ハナニラが咲いています。桜の蕾もふくらんでいます。人間達があたふたしている間にも、春は確実に、もうそこまで来ています。
がんばれ、元町公園。

2007年03月08日

国の専門調査会名勝委員会から文化庁長官に宛てた意見書

02月13日づけで「東京都文京区元町公園の保存に関する意見書」が文化庁長官宛てに提出されていることを、文京区職員の関係者諸氏がご存知なかったようです。というわけですので、以下に公開された文書の写しを掲載しておきます。

文京区教育委員会のみなさま、また、区議のみなさま、区職員のみなさまもぜひお読みください。そして、03月19日に都市計画審議会で審議される、元町公園を体育館用地にするという都市計画変更(案)を廃案にするようご尽力ください。現区長から諮問されているこの「案」を、このまま受け入れてしまうことは、シビックセンター建設時の法違反に匹敵する愚かな結果を招きます。
文京区史上、最低の選択となることを何としてもストップさせてください。

*****


平成19年2月13日
文化庁長官 
近藤 信司 様

東京都文京区元町公園の保存に関する意見書
 
貴職の文化行政へのご尽力に対し、深く敬意を表します。
 さて、標記の件につきましては、すでに平成18年7月21日付で意見をお伝えしたところですが、新長官がご就任になられ、また本件をめぐる地元の諸情勢もその後に大きく変わってまいりましたので、改めて意見書を提出させていただきます。

 本公園は、ご承知のとおり、関東大震災の復興事業のひとつとして公園と小学校を隣接してつくり両者の相互の利用によって地域のコアをつくる、いわゆる学校小公園と呼ばれるものであり、その発想のユニークさは当時の世界の都市計画関係者を驚かせたものです。しかし、当初52箇所ありました学校小公園も現在では元町公園のみとなり、その優れた敷地選定と公園プラン、ならびに昭和初期のモダニズムのデザインは今日では貴重な文化遺産となっております。そのため、東京都の「史跡等整備検討委員会報告(平成16年3月31日)」では名勝として指定すべき第一の候補にあげられ、さらに、昨年、都市公園法施行50周年を記念しておこなわれた「日本の歴史公園100選(平成18年10月27日)」では、日比谷公園とともに元町公園が選定されました。
しかしながら、地元文京区はこの公園の歴史および文化財としての価値を評価することなく、公園を移転させたうえで敷地に区立体育館を建設する計画を立案して、昨年、区の都市計画審議会に付議いたしました。区の都市計画審議会では、貴重な文化遺産と考えるので区の文化財保護審議会の意見を聴く必要があるという意見が出されて継続審議となっております。しかし、いまだに文化財保護審議会は開催されておりません。区は公園の施設の一部だけを残して、公園を移転させ、区立体育館を建設する計画案を示しておりますが、公園から切り離された施設は公園の施設ではなくなり、名勝としての価値を消滅させるものです。

私どもは、この問題が浮上する以前から、近代の造園遺産として芸術・鑑賞上および都市計画学上も高い価値を有するこの公園は国の名勝に相応しいものと考えておりましたが、今回の事態を踏まえて、その保存について格別のご尽力をくださいますよう文化庁に再度、お願い申し上げるところであります。
その後、地元住民からも文化財指定の要望が文化庁長官に提出され、また周辺住民の意識も大きく変わりつつあります。本年は公園開園から77年の年であるため、地元の人たちは1月25日の公園開園日に喜寿を祝う会を開催するなど、大きな関心が寄せられつつあります。このような機運のなかで文化財指定をすることは絶好の機会であると考えられます。
 つきましては、本公園の保存に関して、一層のご尽力を下さいますようご意見申し上げます。

文化審議会第三専門調査会 名勝委員会 委員長 □□ □□ 
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■ ご存じない方のために、国の専門調査会名勝委員会から文化庁長官に宛てた意見書は、これだけではございません、ってことも申し添えておきましょう。

2007年03月08日

元町公園にならんで新江戸川公園も「歴史公園100選」に

都市公園法施行50周年記念事業 「日本の歴史公園100選」の追加選定について

都市公園法施行50周年等記念事業実行委員会から発表がありました。
全国で大好評の”日本の歴史公園100選”について、11月22日から12月22日までの期間で第二次募集を行ったそうです。
その結果、たいへん多くの応募が寄せられ、これら第二次募集分について、去る2月5日に選定審査会を開催し、あらたに138公園が追加選定されました。

■ これでめでたく、文京区新江戸川公園も歴史公園100選に選ばれました。
■ 区報の次号には、元町公園と新江戸川公園等、区内の歴史公園100選の紹介記事が載るのでしょうか? 区長以下、広報課辺りの対応に注目しましょう。 

http://www.posa.or.jp/op/50year/2007021901.html(←クリック「新たな選定について」)

2007年03月06日

都市計画審議会直前!第16回景観審議会ぱぱっと解説

次回の都市計画審議会が迫ってまいりました。その予習復習を兼ねて、昨日の第16回景観審議会議事録をぱぱっと解説付きでお読みください。ちょっと長いですけど、目からウロコが落ちる人もいるかもしれません。

2007年1月22日 第16回文京区景観審議会 ぱぱっと解説(文京区発表議事録対応版)

[全体について]
 前半は、「第6回 文の京 都市景観賞表彰式」です。受賞なさった方々おめでとうございます。
ちょっと話はそれますが、応募をした人間のひとりとして、事務的な面についての感想です。
後日、文京区から参加賞がひそやかに送られてきました。まったく想像だにしていなかったもので面食らったのですが、こうした参加賞目当てに応募なさる方もそうはいるまいと思います。それなりの費用がかかるでしょうから、次回からは参加賞を廃止してその分を受賞なさった方々の顕彰のための費用に回したほうが有意義ではないかと思います。

 それはさておき、後半ですが、やはり例によって、文京区側のゴリ押し的な側面が前面にあぶりだされた感じです。都市計画審議会で景観審議会の意見を聞きたいとの話になったのだから、とあくまでも「ご意見」を伺うだけで、正式に諮問はするつもりはない様子。景観審議会で何がしかの意見を得たという事実が欲しいだけ、手続きとしての宿題は終わらせましたよという態度を示したいだけ、なのです。文化財保護審議会の中村会長のご意見を区に都合の良いように捻じ曲げて報告をするような今の区の立場では、景観審議会の「ご意見」をどのように扱うものやら知れたものではありません。

 島元委員と田中委員がその辺りの機微を突き、柳澤委員もそういう状況では意見は言えない、との流れをつくります。区側は景観審議会に意見を聞こうというにもかかわらず、先日実施された現況調査のなかの景観に関する情報さえも提示しないという粗雑さ。しかし、白石委員や野生司委員などから内容を説明してもらわないことには何ともわからないとの意見、西村会長もせっかく集まっているのだから話を聞いてみようということになります。

 ここからは今までの都市計画審議会でも行なわれていることの繰り返し。委員からの的確な質問と頑迷な区側の各幹事たちの迷答弁。
 A3一枚の「元町公園の都市計画変更に伴う建築計画について」に基づき、小野幹事が概要を説明。次いで徳田幹事から湯島の総合体育館は移設されなければならないといういつもの判で押したような説明。
 数名の委員から、小学校側に建物を建てる案は検討しているのか、との質問が出るが、区の今の提案を変えるつもりはないことを強調するばかり。
 元田委員より、この提案は合意形成ができていないようだ、この場で審議するには熟していないとの意見があり、まとめに入る。
 宿題として、湯島の総合体育館の前面道路の資料、建物ができた場合の風の問題、眺望の問題、文化財としての価値の問題などを知りたいとの意見あり。

 いつものようにまとめようがない中での、西村会長のまとめの意見・要望。次回は情報共有のために資料をまとめておいていただいて、きちんとした形でもう一回議論をさせていただきたい。
 これを、事務局の方々のためにわかりやすく書き直すと、形ばかりの資料ではなく、景観審議会としての積極的な議論ができるような情報ならびに資料をまとめて提示してもらいたい、その前提として、正式な議論ができるように諮問をしていただくなどの手続きを踏んでもらいたい、と仰っているのです。これも結局、次回で裏切られてしまうことになるのですが。

 詳しい内容をお読みになりたい方は次へどうぞ。

[詳細解説]

p.6までは景観賞関連なので、この部分の解説は割愛させていただきます。

p.7-8:島元委員からこの審議会は正式な答申に基づくものなのか?という質問がありましたが、小野参事は言を左右にしてなかなか返事をせず、最後にようやく、景観審議会の皆様のご意見をいただき、それを次回の都市計画審議会に報告する予定だ、と述べています。
 (ぱぱっと解説)これは正式な諮問ではないので審議内容はきちんと都市計画審議会に申し送られることはないが、景観審議会の皆様のご意見をいただいたという事実は最大限利用させていただきます、という意味になります。

p.9-11:景観審議会条例の手続きについての議論になっています。話題の第22条は以下の通り。

第22条 景観づくりに関する重要事項について調査し、又は審議するため、区長の附属機関として、文京区景観審議会(以下「審議会」という。)を置く。
2 審議会は、区長の諮問に応じ、次の各号に掲げる事項について審議する。
一 景観基本計画の策定及び変更に関すること。
二 景観形成地区の指定に関すること。
三 景観重要物件の指定及び解除に関すること。
四 表彰及び支援に関すること。
五 第二十四条に規定する公表に関すること。
六 その他区長が景観づくりについて、必要があると認めた事項に関すること。
3 審議会は、前項に定めるもののほか、景観づくりに関し区長に意見を述べることができる。
(ぱぱっと解説)第2項の正式な諮問とするか、第3項の審議会の意見となるのかというあたりのせめぎあいです。島元委員と田中委員が危惧をなさっているのは、正式な諮問でなければ、景観審議会の意見を今までのようにいい加減に扱われてしまわないかということ。区側としては正式な諮問ではなく意見として出してもらって、好きなように取り扱いたいこと、といったところでしょうか。

p.14:齋藤委員からのご意見 
(ぱぱっと解説)既に先約の会議が入っていてこの回の景観審議会に出席できなかった齋藤委員は7ページにわたりかつ付録資料付の大部の意見書を審議会に託しました。読み上げて議事録に載せて欲しいとのご希望だったのですが、読み上げられる機会がなく、議事録には掲載されませんでした。内容は景観審議会でこの問題を取り上げる手続き上の位置づけの問題から、現状と計画を模型で検討するべき、審議会としての意見のまとめ方の難しさなど多岐にわたるもの。かつ元町公園が、東京の歴史的公園遺産としての希少性を持つこと、その設計が独特のものであることを踏まえて、公園と小学校の新しい魅力を持つ将来像を探るべきだ、と書いておられます。詳しくは、1月22日付けの当ブログに全文掲載をさせていただいていますので改めてご覧ください。

p.17-18:教育委員会が、元町公園問題をなぜ文化財保護審議会に諮問しないのか。
(ぱぱっと解説)理由のひとつ目として、区は元町公園が以下の条文に適合しないといっていますが、

文京区文化財保護条例
第2条この条例で「文化財」とは、次に掲げるものをいう。
六 名勝 庭園、橋りょうその他の名勝地で芸術上又は鑑賞上価値の高いもの

島元委員もこの後で指摘なさっているように、文化庁は2006年春、名勝としての公園の中で関東大震災の復興を契機として開設されたものへの注目を言明しています。本来は文京区としては文化庁の方針に従うべきでしょう。

理由のふたつ目として、区の方針を了承してきたことを挙げるのはまだ理解できます。が、それに続く区の検討結果に対する教育委員会の判断に関する部分は支離滅裂。まず文化財保護審議委員の皆様は区の検討結果を認めずに保存要望書を出しておられます。文化庁の意見というのも曖昧な表現ですが、おそらく公園の地割に配慮する工夫、前面の左右対称性を維持すること、小学校の壁面をいかすことなどの意見をいただいているという内容だと思われます。この内容については区の検討結果にはまったく反映されていない(地割は改変している、左右対称ではない、小学校の壁はいかされていない)としか言いようがなく、区が何を踏まえ、何をもって歴史的な継承を図っているかという根拠がまったく理解できません。その上、元町公園の残存物を登録文化財にだけはしたいという手前勝手な主張をしているだけです。

p.19:西郷委員「齋藤先生が‥‥わけていただいて‥‥」
(ぱぱっと解説)今回は元町公園に関する意見を聞いて(2)、次回できちんと手続きを踏めば(1)よいのではないか、ということです。

p.21:小野参事「左右対称の構成は遵守する」
(ぱぱっと解説)区の検討案で区域Bと呼んでいる場所は一度取り壊して復元をすると言っています。ただし、地盤面を上げる予定だそうで、この時点で左右対称ではなくなります。同じく地割に関しても変更してしまうということになります。

p.21-22:小野参事「‥‥通常、出入り口を設けて、そこで使う通路については、自分の建築敷地の中で処理するというのが原則でございますけれども、例えば、その通路部分を公園部分を利用して処理するということも可能にすると。それによって仮想ですが、建築敷地が一部北側に伸びたような形、それの計画も許容していこうということで、新設公園の一部分を建築計画のオープンスペースの一部とすることができるというのはそういう意味でございます。‥‥」
(ぱぱっと解説)これは、とんでもない発言です。隣接する公園を建築敷地に組み込むことができる、つまりその部分は公園ではなくなるということを平気で言っておられる。このようなことがまかり通れば、今後、文京区内の各所公園の横で
建物を建てようとしている誰もがその公園を敷地に取り込んでしまうでしょう。だって「新元町公園」で実績があるのだから、区の立場としてはそれに反する指導(実質は命令)はできないだろうから。

p.22-23:徳田課長「湯島では、東京都建築安全条例に抵触している関係で体育館が建ちません。」
(ぱぱっと解説)東京都建築安全条例第4条の規定により、建物の延床面積が3,000?以上かつ建築物の高さが15mを超える場合には、その敷地は幅員6m以上の道路に長さ10m以上接していなければならない、とされています。ただし、この規定は建築物の周囲の空地の状況とその他の土地及び周囲の状況により知事が安全上支障がないと認める場合においては、適用しない。ということで、空地などを工夫して安全性を考慮すれば可能性はあるということです。もう一点、第10条の2、ほぼ同様で、「体育館」の敷地は、幅員6m以上の道路に接し、かつ、当該道路に面して当該敷地の自動車の出入口を設けなければならない。これも前掲条文と同じく知事が安全上支障がないと認めれば、その限りではないそうです。つまりは区の担当者にやる気と能力がなければ都知事の認可をもらえないということなのだとすると、徳田氏が言っているのはそういうことか?

p.28:徳田課長「東洋文庫とのやりとり」
(ぱぱっと解説)2004年10月28日に区長、教育長、幹部職員をメンバーとした政策調整会議が行なわれたようです。そのときの議題のひとつが「校地拡張に伴う諸課題について」。東洋文庫が移転先を探している、東洋文庫に隣接する昭和小学校の校地を拡張したい、総合体育館の機能を移転、東洋文庫との換地など、今後、検討を行なうことを了承する。2004年の時点で秘密裏にそんなことを画策していたなんて、今更、口が裂けてもいえないですよね。

p.29:小野参事「10階前後程度の建物にはなってくるのかな‥‥」
(ぱぱっと解説)これだけの空地を建物の周囲に取る場合には、通常は容積率の緩和も受けられます。話を単純にすると1.5倍の面積を建てることができる可能性があるということ。少なくとも1.5倍の15階建てにはなるということです。

p.33:小野参事「知事同意はとっているんです」
(ぱぱっと解説)現行の制度では都市計画変更をしようとする際には、事前に東京都知事の同意を取らなければならないのです。少々変な制度であることはひとまず置いておいて、それにしても、縦覧の際の意見書の75通全てが反対であ
り、これだけ地元をはじめ様々な学術団体や識者からの保存要望が出ているのにもかかわらず、自分たち(区)の立案のまずさを棚に上げて、いまだに「都知事の同意」を引っ張り出すとは、都知事もいい迷惑ですよね。

p.35:小野参事「容積が目いっぱいいらないところであれば、」
(ぱぱっと解説)冗談ではありません。相手は民間の共同事業者です。区と一
緒に遊んでいる余裕はありません。数十億では済まない資金を出す事業であるからには目いっぱい使える限りの面積を有効利用するのが当然です。小野さん夢物語はいけません。下手をすると嘘になりますよ。

p.36:松田部長「トヨタビルがそうなんですけれども」
(ぱぱっと解説)この話題は他の審議会などでも持ち出されています。小石川後楽園の南側にある外堀通り沿いのトヨタのビルのことだと思います。ただ、この話を伺うまでは普通のガラス張りのビルだと思ってました。ガラスに南からの日光が反射して向こう側など見えなかったですから。最近ようやく意識をして向こう側が透けて見えるようになりました。人間、知識と努力で世の中を見る目が変わってきます。

p.38-41:西村会長のまとめ
(ぱぱっと解説)これを読んでおられる行政のご担当者の方々へ。西村先生のまとめを注意深く繰り返しお読みください。せっかく日本で初めてのことをやりましょう、と呼びかけていただいているのです。ただ「文化財」を破壊した担当者として記録が残るよりも、日本で初めての事業を成功させた行政担当者としてきちんとした仕事をして名を残しませんか。

2007年03月05日

第17回景観審議会の議事録:02月06日異例の「夜」会議、鳥越委員の苦言光るの巻

前回の議事録も出ないうちに開催された異例の第17回景観審議会(02月06日)。こちらの会議録も、今日、気がついたら公開されていました。

強引に開いた会議で新たに追加された資料は、なんとA4一枚だったという話、ご記憶にあたらしいと思います。われわれの傍聴速報が不十分でやきもきしていた方におわび申し上げます。島元委員(区議)またもや冒頭から飛ばします。斉藤委員が胸のすくようなきっちり厳しいご意見を述べています。鳥越委員の冴えた苦言にもご注目。公募区民委員もがんばっています! 答弁する文京区側はというとまるで誠意がありません。特命課長のオトボケも見逃すわけにはまいりませんが、きわめつけは、会議終了間際?の庶務課長の意味不明な早口発言です。何をいいたいのかまったくわかりません。がんばって読みましょう、但し、頭痛覚悟。

第17回景観審議会:文京区また宿題やってないよ(←クリック)

注:議事録中の不規則発言のアンダーライン氏は、白石委員(区議)です。

2007年03月05日

第16回景観審議会の議事録:01月22日、斉藤委員苦渋のご欠席の巻

01月22日に開催された景観審議会の議事録が公開されています。当ブログで速報を一度流しましたが、その後つづきが出せずにごめんなさい。
テープ起こしされた正式の議事録が出ましたので、こちらをお読みください。

冒頭の、島元委員(区議)による手続き論の辺りに迫力あります。田中委員(区議)のたたみかけるような意見と質問も出色です。

第16回景観審議会:斉藤潮委員苦渋のご欠席(意見書提出)の巻
(↑クリック!)

2007年03月05日

行政財産の貸付、私権の設定OK?:新生文京いきいきプランの見直し案への疑問

文京区では、03月15日締め切りで、「新行財政改革推進計画(新生文京いきいきプラン)の見直し案」に対しての意見募集を行っています。先日、この「見直し案」の24頁に元町公園のことが書かれていて、しかも「旧元町公園跡地」だなんて書いてあることを怒りをもって指摘いたしました。このヶ所のついては翌々日だったかに「慌てて」訂正がされていました。

今日は、この24頁というのが何について書いてあるのかご紹介して、わたしの意見を述べておきたいと思います。
24頁はこちら

■ 文京区はこれからは、行政財産を貸したり、私権の設定をしたり、定期借家・借地権の活用を取り入れていきます、と宣言しているのです。そこのところ、どんなふうに書いているかというと、「本区では、介護施設において定期借家権や事業用定期借地権制度を活用することとしました。」とあり、その次の文章が、「今後は元町公園等の活用など、本制度の有効な活用を検討してまいります。」です。

疑問と意見1: 「貸付」と「私権の設定・定期借家権や事業用定期借地権」とを区別して記述していますが、この差異が不明瞭ですので、何をしたい、する、といっているのか理解に苦しみます。用語の解説を付記して、さらに記述の訂正を願います。

疑問と意見2: 「介護施設に定期借家権や事業用定期借地権制度を活用すること」もまだ見直し案なんですよね。まだ、決まってないのですよね? 意見してもいいんですよね?
現在わたしたちに提示されているこの「案」の書き方では、元町公園のことに関心をそらしながら介護施設のことをごまかして「するっとやっちゃおう」というきたない意図がみえるのですが、わたくしの深読みでしょうか。
この頁の記述は全体的に訂正していただかないとグレイ過ぎです。いわゆる資産運用のやりかたについて抜本的な方針見直しを述べているとても重要なところであるにもかかわらず、このままでは意味がよくわからない文章の羅列です。
もっと趣旨をわかりやすく正確に伝えてください!
加えて申し上げると、わたしは、ハードである施設について、民間の所有している施設を上手にリースするというのならともかく、介護施設(ってこの場合、何を指しているのでしょうね。介護施設とする場合の行政財産である建物のことでしょうか? 理解に苦しみます)に定期借家権や事業用定期借地権制度を活用することは反対です。区有財産に私権を設定するのには基本的に反対します。
公園に対しても同様に思っています。区立公園を誰かに貸付けたり、私権を設定したり、定期借地したりすることを基本方針として許しては絶対にいけません。

***
元町公園が万が一、その前例になれば、文京区内のすべての公園は、民活の餌食となってしまいます。
元町公園は旧元町小学校とペアで文化財です。有識者の評価はみな一致しています。それを無視してビル建設のためにつぶしてしまってもいいだろう、という考え方に立った「案」なのですよ、これって。
あなたの地域の公園、学校も、彼らにとっては財政負担の縮減ツールでしかないのです。公園や学校をそんなふうにしか見ない行政なんてまるっきり信じられません。

これから区長が代わるから、そんなに心配せんでもよろしい、という人は楽観論過ぎると思います。なぜならば、区長が代わるのに「骨格予算」にしないで平気なのが文京区議会だからです。

■ はっきり言って、めんどうくさいです。いちいち意見を言わなければならないなんて。もっと一人一人の区議さんや区議会がしっかりしてもらわないと本当に、地方税をお支払いしている甲斐が感じられません。まだ、ぜんぶ読んでいないのですが、読むのが怖いです。

2007年03月05日

都計審:今回の傍聴申し込みは抽選では有りません。

文京区HP、広報の不親切をおぎなうために以下、傍聴申し込みについて
お知らせいたします。

傍聴の申込みは電話で下記へ(先着順で定員25人に達した時点で締切り)
【問合せ先】03-5803-1239

ご注意!!!
今回は、抽選では有りません。早いもの順ですのでお気をつけくださいね。


■ 平成18年度第3回文京区都市計画審議会(継続)
平成19年3月19日(月)午後2時~4時
文京シビックセンター24階区議会第一委員会室
議題:東京都市計画公園(元町公園)の変更について

2007年03月05日

文京区HPの謎:どこに注目すればいいの?

本日、突然に文京区HPの「注目情報」のトップに都市計画審議会、というのが掲載されています。何に注目してほしいのか説明がなにもないのでわかりませんが、わたくしからの推薦は、会議録です。都計審委員の国府田区議と鹿倉区議のご活躍ぶり、新生クラブと公明党の区議の無関心・怠惰ぶりをみることが出来ます。

日頃の議会や委員会活動の様子で区議を正当に評価したい方は、労を惜しまずさまざまな会議録に目を通しましょう。本当に大事な場面で誰がどんな発言をしているのか、誰がどんな態度なのかを知ることが出来ます。

http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_keikakutyousei_keikaku_toshikeikakushingikai.html

2007年03月03日

緊急署名活動にご協力ねがいます

元町公園の都市計画変更についての第3回目の都市計画審議会が開催されてしまいます。
煙山区長以下の現区政は、元町公園の場所にビルを建てると誰かと約束してしまっているのでしょうか。こんなに反対意見が出ているのにそれを無視して突き進もうとしています。どうして、元町公園に体育館を移転させるのがベストチョイスなのか、いまだに説明してくれていません。 みんなのためを考えてこれが一番だ、と決めたわけではないから説明できないのです。いったい誰と約束しているのでしょう。なぜ、こんなにゴリ押しするのでしょう。文京区には、まともな政治家と行政マンはいないのでしょうか。
こんな行政は、まっぴらご免です。

文京の文化環境を活かす会の方々が中心となって03月03日から、緊急署名活動がはじまります。 ご協力をお願い申し上げます。

2007年03月02日

4中跡地か現地湯島にしてね:体育館アンケート第3報

文京区の体育館アンケートについて、いくつかのブログに興味ふかいご意見とご感想がでています。下記をクリックしてご覧ください。

■ 駒本小学校の存続と未来を考える会
http://blog.goo.ne.jp/komamotomirai/e/544b6fd933cf496581fe500e933d4b06

■ 子どもたちのために -学校・地域が大好き
http://gakkou-chiiki.net/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=79&forum=2&post_id=596#forumpost596

2007年03月02日

文京区は「100選」授与式に参加、不参加?:美しい日本の歴史的風土100選

「美しい日本の歴史的風土100選」記念フォーラム開催のお知らせ

古都保存法施行40周年記念事業として選定された日本全国の歴史的風土。
先日、このブログでも一度ご紹介いたしました。

本日、03月02日午後1時半から霞ヶ関の弁護士会館大講堂にて、記念講演会とパネルディスカッションがあります。美しい日本の国土の源である歴史的風土が次世代に守り伝えられることを願い、まちづくりについて考える機会になれば、という趣旨で企画されたようです。参加は入場無料ですが申し込みが必要です。
講演の前には「選定書授与式」もあります。
新宿区や千代田区、台東区等と共に選に入ったわれらが文京区の対応が気になります。どなたが式典にお出になるのでしょうか。恥ずかしいことのないようにしていただきたいものです。それとも「歴史公園100選」のときのように、「ありがた迷惑だ」と知らんぷりを決め込むおつもりでしょうか。

詳しくは下記をクリック。
歴史的風土100選記念フォーラム

2007年03月02日

区民の希望は4中跡地か現地建替え、アンケート結果について

「ぱぱっと」眺めてみました、アンケート結果。

新しい体育館の施設内容についてのアンケートだったのですが、自由記述欄には建替え場所についての希望や意見が多数寄せられました。区が有効とした回答の40%以上の人が、建替え場所について各自の意見を記述しています。

「新しい総合体育館は現地で建替えてほしい」 という意見の数は、そのなかの 27%でした。 「現地が無理ならばなるべく近いところを希望、例えば四中跡地」 という意見 + 「四中跡地を明記」している意見の総数は、全体の58%に達しています。 

「区の端っこは嫌」という意見 + 「元町公園を壊さないで」と明記した意見も、22例も寄せられています。

都計審委員の方々へお願いです。3月19日の都計審では、ぜひこのアンケート結果を「じっくりと」分析して、検討材料のひとつにしてください。区の呼びかけに応じてアンケートに参加し、自発的・積極的に行政参加の労を惜しまない区民の声に応えないというのでは 「協働協治」 のスローガンが地に落ちます。

アンケート結果(←クリック)

2007年03月01日

緊急のおしらせ:03月19日(月)次回都市計画審議会

次回の都市計画審議会の日程が決まったそうです。
標記の通り、03月19日(月) 午後02時~。まだ、区のHPには載っていません。
傍聴の予定を入れておきましょう。