« 昨日も今日も元町公園 029 | メイン | 日建新聞に »

2007年08月02日

カウントダウン都計審:4回目まで、あと4日

文京区都市計画審議会の みどころ&おさえどころ

■ ポイントその3: 傍聴席

都市計画審議会にしろ、景観審議会にしろ、傍聴希望者に対してこのところ、抽選方式をやめて先着順を採用している文京区。抽選の不透明さよりは、早いもの順の方がまだ、ましな気もします。でも、傍聴席を獲得するのはとても大変です。定員25名というのは他区と比べて少ないんです。何とかなりませんかね。わたしたちと報道の人が苦情を言うまでは、報道関係者と 25しかない席 を分け合っていたのです。
さて、傍聴席の「おさえどころ」です。

先ずは、いつもの傍聴王(翁)がどちらにあらせられるかを確認すること。王様は何せ、傍聴大好き。議題が何であろうと必ずおいでになる(そうである)。毎回、ぶつぶつ小さな声で感想や意見を呪文のように間断なくうなりながらご堪能。ついつい王様の世界に引きずり込まれそうになるのだが、そうなると本来の審議を聴く能力が著しく低下するおそれあり。
王の存在感を跳ね返して 「よし、集中するぞ!」 と、身も心も引き締めた後、王とのバランスを熟慮して席を決めるのが肝要です。
というわけで、この筋金入りの「傍聴さん」を拝んでからはじめるのが、たのしい傍聴タイムを過ごすための心得。

王様、好機と見るや、事務局の不手際を叱り飛ばしたりして、魅せてくれます。

このホンモノの傍聴さん、一部では、「リア王」と呼ばれるナレアイを好まぬ名物、いえいえ傑物です。

或るサイトのスレッドが沸騰した「バイトの傍聴さん」の姿をさがしてみるのも一興です。

メモもとらず、資料も読まず、話を聞いている風でもなくただ黙って一人ですわっている人。存在感がほとんどなく、終わるとさびしい背中を向けて、ひゅるる~っと会議室を後にするおじさん。あ、女性のそれらしい人をみたことがないのでうっかり性別を限定してしまいましたが、もしかすると女性もいるかもしれません。
王様のように毎回のおでましではないようですが、王様と同様に、「群れない人」がソレらしい、との噂。でも、見分けはけっこう難しいので傍聴歴5回以上の人にそれとなくアドバイスをもらうのがよろしいかと思います。
アルバイトとしては、つらいんだか楽勝なんだか判断はそれぞれですよね。2時間黙って寝ないですわっていると、時給でいくらもらえるのでしょうね。でも、議会のはじめから終わりまで寝てる議員さんもいます。議員さんの月給の1/100くらいはもらうんだろうか・・・って、本当にいるならば、、、の話ですよバイトの傍聴さんが。
目星をつけておいた人にまた次の傍聴席で会える・・・と心をときめかす。二度と再会できないかもしれないし、また、会えるかもしれないし。そんな風に後を引く楽しみ方をするのが、「バイトの傍聴さん探し」の醍醐味ではないでしょうか。「この人」っていうお目当ての人ができるようになれば、もう、あなた自身がはたから見れば立派な「傍聴さん」???

余談ですが、後部座席にすわると、ほほえましくも飴ちゃんが袋ごと廻ってきたりして 「ここは何処・・・!?」とクラクラするようなこともあります。文京区ってひとくちに言っても、いろいろよ。