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2007年07月25日

「美しい日本の歴史風土100選」:パンフレットができました

昨年度は、 「歴史公園100選」 に続いて 「美しい日本の歴史的風土100選」 という事業が実施されました。風土・・・の方はちょっとわかりづらいのですが、元町公園は、このふたつの100選のどちらにも選ばれています。

このたび、 「美しい日本の歴史的風土100選」 のパンフレットができましたので、事業主体の財団法人のHPをあらためて、ご紹介いたします。

「美しい日本の歴史的風土100選」は、平成18年が、「古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法(以下、「古都保存法」という。)」(昭和41年施行)の40周年に当たる年であるということで、開催された催しで、その目的は、古都保存に関する理念の普及啓発と歴史的風土の次世代への継承、地域の観光振興です。

京都、奈良、鎌倉など古都における歴史的風土は、古都保存法に基づく取り組みにより、概ね良好に現在まで保存・継承されてきました。
しかし、わが国には、古都以外にも歴史的・文化的資産が山丘、河川などの自然的環境と一体となった美しい「歴史的風土」を形成している地域が沢山あります。これらの歴史的風土は、わが国の自然、歴史や伝統の積み重ねに裏打ちされた美しい日本の国土の源であり、次世代に継承されるべき国民共有の文化的資産ですが、住民の日常生活の場であるために、残念ながら近年、生活様式の変化や、土地利用の変化などにより消失する例が生じてきており、価値の再認識につながる取り組みが必要となっています。
また、現在、政府において推進されている観光立国施策においても、地域の魅力を向上させ、国内外からの観光客を誘致し、国際的相互理解を深めるうえで、わが国固有の歴史や文化を保存・継承し、地域づくりに活かすことが重要な課題となっています。

このため、古都保存法施行40周年を記念するとともに、観光立国の推進に資するため、次世代に継承すべき美しい日本の歴史的風土が良好に保存されている全国の事例について、それらの魅力を国内外に広く伝える事業が実施されることとになったのだそうです。

この事業は、わが国固有の文化的資産としての歴史的風土の保存と継承、観光振興、風格ある美しい活力に満ちた地域社会の実現等に資することを目的として、国土交通省所管公益法人等10団体によって実行委員会を設立し、(財)古都保存財団を事務局担当として実施されました。

(以上、財団法人古都保存財団HP より引用要約)
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