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2007年06月12日

工事着工は延期:「新大塚公園を守る会」、抗議文提出!

既に読売新聞 (読売0612新大塚) をお読みの方は、概ねご存知かとも思いますが、「新大塚公園を守る会」のある方から昨日の「抗議集会」の様子について報告をいただきましたので、ご紹介いたします。

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当初は抗議文を読んで手渡すだけの予定でしたが、
・解体工事の説明会がまだ地元にきちんとなされていないこと、
・公園の植栽を養生囲い設置のため移動することについて聞いていないこと、
・教育センターの樹木の伐採についてもどのような予定か知らせて欲しい、

と言った内容をその場で申し入れ、回答を求めました。

参加者は30名ほどでしたが、飛び入りの発言もあり、とてもこのまま着工と言う雰囲気ではなく、今日のところは着工延期ということになりました。

今日(12日)に現場を見に行った方のご報告では今日も工事は着手なし、という様子(午前中の時点)で、森閑として何もしていませんでした。 とのことです。

「新大塚公園を守る会」は、区からの回答待ち。

抗議文を下に貼付いたしましたので、クリックしてご覧下さい。

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文京区長 成 澤 廣 修 様

抗 議 文

 文京区は旧教育センター敷地に区立第五中学校と第七中学校の統合校を建設する計画に基づき、旧教育センター建物の解体工事を業者に発注し、このたび、解体工事が着手されることになりました。

 両校の統合計画は、『区立小・中学校将来ビジョン』の先行として一昨年秋に突然区民に提示され、今日まで進められてきました。しかし、新しい統合校を教育センター敷地に建設することは、煙山前区長のいわばトップダウンで進められてきた計画で、開かれた区民参画のもとに策定された計画とはいえません。さまざまな説明会の場で多くの疑義が呈されただけでなく、第五中学校あるいは第七中学校での建設の可能性についても区民の納得できるような十分な検討・説明もなされませんでした。しかし、区の計画は若干の変更のみで、今ここに専用の隣接校庭もない学校が敷地一杯に建てられ、新大塚公園は大きくその姿を変えられようとしています。
 さらに、旧教育センターの建物のうち新館は未だ築20数年であり、十分使用に耐えるものです。にもかかわらず、それを無為に取り壊すことは区民の税金の無駄遣いに他なりません。
 
 私たちは、新大塚公園の分断・縮小をもたらす変則的な学校建設のために旧教育センターの解体に着手しようとすること、また、それによって区民の税金を無駄遣いすることに対して、文京区行政の責任者である成澤廣修区長に強く抗議をいたします。

2007年6月11日

新大塚公園を守る会
  代表 ■■  ■

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