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2007年10月17日

戦災資料センター、シンポジウムのお知らせ:お茶の水

ちょっとぼんやりしていたら、秋もどんどこ、あちこちでイベントが目白押しです。
元町公園は今日も暢気にのんびりこですが、近いうちにまた、楽しいことを企画中です。

さてさて、今日は、元町公園から歩いて10分、神田川の向こう側にある日大歯学部2号館にてのシンポジウムのお知らせです。

「戦災資料センター」(江東区)が主催する「戦略爆撃」!に関する研究シンポです。
以下が主催者からの広報です。

日時は、10月20日(土)13:30~です。 よろしく!

■今年はゲルニカ空襲、本格的な中国都市空襲が開始されてから70周年にあたります。
20世紀の前半に登場した「戦略爆撃」と呼ばれる攻撃手法は、その後、ドイツ・日本諸都市への爆撃、原爆投下へとつながり、現代のアフガニスタン・イラク戦争においても、一般市民に多くの被害を出し続けています。

■開館から5周年を迎えた東京大空襲・戦災資料センターでは、このような空襲による戦争被害の実態を解明し、その成果を社会に広く発信する目的で2006年、「戦争災害研究室(戦災研)」を設立しました。

■今回のシンポジウムでは、「無差別爆撃の源流」とされるゲルニカ・中国諸都市空襲をテーマに、 それぞれの専門家、戦災研研究員による最新の研究成果を発表します。
第2部では、今年9月、中国の西南大学で重慶爆撃をテーマに開催される国際シンポジウムの最新報告、戦災研による現地調査報告なども行います。
このシンポジウムが、「戦略爆撃」の問題への関心を高め、研究者や幅広い市民による研究・議論をより一層深めていく、きっかけになれば幸いです。

会場そのほか詳しくは、↓をクリックしてご覧ください。

戦災資料センター、2007年10月20日(土)シンポジウム

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戦争中、元町公園で防空訓練をするみなさまの古い写真を拝見したことがあります。

元町公園を廃止する区の計画に反対する意見書のなかには、
こんな言葉も綴られていました。

「当時23歳の母は、奥の藤棚のある展望台に立って、神田三崎町・神保町方面を
真っ赤に染めた夜空と、礫川公園の方から放たれた高射砲の弾が命中して墜落
する米軍機、夜空を引き裂くサーチライトの巨大な光の柱を眺めていました。」

「戦争を生き残った公園。平和の象徴としてここを訪れる意味があると思います。」