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2006年12月26日

区が提示したパース図面

「たてもの応援団」 が12月22日の第2回都計審で回覧されたパース図面を
インターネット上で公開しています。
http://www.toshima.ne.jp/~tatemono/page050.html

やっぱり、大変なことではありませんか。

パース図面(鳥瞰図)というのは、不思議な、というか、きわめて作為的なものでして、見せたいところを強調して、見せたくないところを目立たないように描くことがほとんどです。で、この図面も、「残すよ~」と言っているところがうんと大きく見えるよ~に、描いてある。外堀通りの並木も一緒に同じタッチで仕上げてあるから、相当なみどりが残るように見える、一見ね。
今回区の案で残すと言っているのは、正面の入り口の所とかカスケードの部分だけ。正面入り口をあがって右側のパーゴラの辺りは、大型バスが駐車場に入るルートをつくるために一度壊して、復旧するようです。でも、復旧されるのは上ものだけ。バスの車高がたかいので、地盤高は今よりずっとたかくなるように大改造されることになります。
ひそかな愛好者の多い(公園横のレトロな)財団法人聖母美術院も危うし、なのです。

ところで、どうして区の体育館に大型バスが乗りつけられるようにしなければならないのでしょうね!? 歩いて来て下さいよ、自転車で来て下さいよ、電車で来てくださいよぉ~。