「私的なメモなので公開できません」:情報公開拒否について
先にご紹介した教育委員会(01月16日)の傍聴メモに関連して、少し追加して述べておきたいと思います。
「私的なメモなので駄目(公開できる文書は「不存在」)です。」
というのはこれまで複数のセクションの方々が、元町公園のことや体育館のことで情報公開のお願いをしたときに、「不存在」として請求を退けるときに使ってきた言い訳です。
でも、「おかしいぞ」という気持ちがだんだん積もりに積もってきました。
その「私的なメモ」は、公的な情報に則って作っているはずであり、メモの背後には、公的な取り決めがあるわけです(よね、それとも無いのですか?)。そこには、公的な文書が存在するはずです。
でも、それでは例えば、「関連するものすべてを公開してください」と要求しても、その手の文書が出てこないことが多いのは何故なのでしょうか?
仮に、「私的メモ」なるものの正式な元ネタ、そういうものすら「庁内に不存在」ならば、「その時点でのその言説には、何の根拠もない」ということではないでしょうか。
意味のない、責任のとれない発言を公的な場で行い、あたかも、正式なもののように積み重ねていくという不誠実なことをやっていると思われてもしかたありませんよ、文京区。