通崎さんが今回展覧会を開くのは、東京の目白台にある和敬塾本館。有名な細川家の16代目である細川護立によって昭和11年(1936年)に建てられました。昔の状態を保ったまま現存する昭和初期の代表的華族邸宅で、建築的にも貴重な建物です。周囲の豊かな自然環境も併せて残されており、さながら「昭和初期にタイムスリップした」ような気持ちになれる、そんな居場所です。

 

英国チューダー様式を基本としている和敬塾本館は、法隆寺の高欄をもとにした卍崩しのモチーフや、サラセン風のデザインを取り入れるなど独特の意匠が考えられています。

 

現在では主に、音楽会、演劇、絵画・彫刻展やシンポジウム・講演会の会場として、また隣接する和敬塾寮の塾生の教養講座を主とした知育・徳育の場として、財団法人和敬塾によって積極的に活用され、文化財として保存ざれています。

 

そんな昔の東京にタイムスリップしたような空間に「京」の通崎さんが出会う時、どんな事件が起きるか今からわくわくしませんか?

 

財団法人和敬塾のホームページはこちらより
通崎好み meets 和敬塾