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-連続まちづくり座談会-『下田 再創生塾』


■第二回『下田 再創生塾』

テーマ:まちをかえる出来事-アートプログラムから考える-
伊豆下田では、なまこ壁の民家や産業遺産など、歴史的な価値を持つ建造物の多くが放置され解体の危機に瀕している。このまちをフィールドに、講師の話を核としながら地域再創生のアイディアを参加者全員で考え広く地域再創生の知の集積を生み出していくことを目指す連続座談会。今回の会場は大正時代に建てられた旧製氷所跡。

講師
阿部仁史、五十嵐太郎、田中豊(下田TMO株式会社社長)他

会場
南豆製氷所跡(静岡県下田市一丁目6-18)
※講演会場にはストーブ等を用意する予定ですが、外部環境に近い遊休施設を利用しますので、暖かい服装でお越し下さるようにお願いいたします。

日時
3月19日(土)14:00~17:30

定員
70名程度(当日先着順)

参加費
1,000円

お問合わせ
下田 再創生塾実行委員会(NPO地域再創生プログラム)

主催:NPO地域再創生プログラム
後援:下田市 積水ハウス株式会社
協賛:下田商工会議所 伊豆急行株式会社 小泉産業株式会社 セイキ工業株式会社

南豆製氷所

■プログラム

開場
13:30

開会の挨拶/清家剛(当NPO理事長)・大川好雄(下田市商業協同組合)
14:00~14:20(20分)

阿部仁史「卸町での試み -ドメステックアーバニズム-」
14:20~15:05(45分)

五十嵐太郎「アートとリノベーション」
15:05~15:50(45分)

休憩
15:50~16:00(10分)

田中豊(下田TMO株式会社社長)
16:00~16:20(20分)

フリーディスカッション
16:20~17:25(65分)

第二回『下田 再創生塾』のまとめ、閉会の挨拶/新堀学
17:25~17:35(10分)

交流懇親会
18:00~

■講師略歴

阿部 仁史(あべ・ひとし/建築家/東北大学教授)
▽略歴
1962年 仙台市生まれ
1985年 東北大学工学部建築学科卒業
1989年 SCI-ARC、M-ARK3課程修了
1988~92年 CoopHimmelblau勤務
1992年 阿部仁史アトリエ設立
1993年 東北大学大学院博士課程修了
1994年 東北工業大学建築学科講師
1998年 同助教授
2002年~東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻教授
▽主な受賞
1992年 宮城県陸上競技場設計競技最優秀賞(共同設計)
1998年 第14回吉岡賞(読売メディアミヤギゲストハウス)
2000年 ヴェネツィア・ビエンナーレ第7回国際建築展招待展示
2003年 日本建築学会作品賞(苓北町民ホール 共同設計)
Business Week/Architectural Record賞(関井レディースクリニック)
▽著書
建築巡礼48 『ロスアンゼルス・ローカルズ』(丸善/1999年)、『a-book』(IFAフランス建築協会出版/2000年)、『Office Urbanism』(新建築、共著/2003年)など

五十嵐 太郎(いがらし・たろう/建築史家・建築批評家/中部大学助教授)
▽略歴
パリ生まれ
1992年 東京大学大学院修士課程修了
2000年 博士(工学)
現在 中部大学助教授、東京芸術大学・横浜国立大学非常勤講師
▽著書
「終わりの建築/始まりの建築ポスト・ラディカリズムの建築と言説」
「新宗教と巨大建築」
「近代の神々と建築」
「戦争と建築」
「ビルディングタイプの解剖学」(共著)
「過防備都市」他
五十嵐 太郎(いがらし・たろう/建築史家・建築批評家/中部大学助教授)

大川 好雄(おおかわ・よしお/下田商業協同組合理事長)
▽略歴
1937年10月 東京四谷3丁目誕生
1945年07月 下田に疎開して永住する
1956年 19歳の時下田2丁目において総合衣料品店開店する
1966年 この年より婦人服専門店「ミセス専門店 大川洋品店」に切り替え支店「ヤングマリモ店」を開店
1973年 「L.LLショップの店 ひまわり店」開店
1975年 「学生服・作業服の店 新田支店」開店 現在に至る
▽各組合および協会での役職
1989年-1996年 下田クレジット専務
1990年-2002年 下田観光協会副会長
1997年-現在 下田商業協同組合理事長

田中 豊(たなか・ゆたか/下田TMO株式会社社長)
▽略歴
1953年 東京生まれ
1975年 慶應義塾大学経済学部卒業
1989年(社)下田青年会議所 理事長
2000年 新世紀創造際下田市実行委員会第二部会長(海関係)
2003年 下田開港150周年記念事業推進委員会委員長
2004年 下田開港150周年記念事業実行委員会運営委員/下田TMO株式会社代表取締役社長
現在 丸三工業株式会社代表取締役社長/下田商工会議所副会頭/NPO伊豆理事(下田街道交流会議会長)

■下田 南豆製氷所アートプログラム <融点-fusion point-> vol.1 (同時開催)

テーマ
下田市街地入り口の南豆製氷所(なんずせいひょうじょ)跡地は、海と共に生きてきた下田の歴史を刻み物語る貴重な産業遺構である。
現在、将来的活用が模索されているこの歴史的リソースのまちとの新たなる接続を求めて二つのアートプログラムをインストールする。
写真家の黒川未来夫は、氷が作られていたというこの場所性をテーマに作品を展開、メディアアートのRE[ ]は、この空間自体との対話をテーマに、シリーズ作品を展開する。
サイトスペシフィックなアートを体験しつつ、この歴史と文脈に満ちた空間の持つ可能性を模索してみたい。

参加アーティスト
黒川未来夫(写真家)、RE[ ](メディアアーティストユニット)

日時
3月19日(土)-3月21日(月)10:00~18:00

会場
南豆製氷所跡(静岡県下田市一丁目6-18)

入場料
500円(申し込み不要)

お問合わせ
NPO地域再創生プログラム

主催:NPO地域再創生プログラム
共催:下田市商業組合
後援:積水ハウス株式会社
協賛:小泉産業株式会社 セイキ工業株式会社

■アーティストプロフィール

黒川 未来夫(くろかわみきお)
■略歴
1965 東京生まれ
1990 東京芸術大学美術学科絵画科卒業
1990 フリーランス写真業を始める

■個展・グループ展等
1986 「写真で語る」/東京芸術大学陳列館(東京)
1991 「写真で語る2」/東京芸術大学陳列館(東京)
1992 「現代日本の版画と写真の展開~今ヨコハマから」
     /ヨコハマ市民ギャラリー/コンスタンツァ美術館(ルーマニア)/コレクション美術館(ブカレスト)
1994 「桐生再演」森山芳平織物工場/(群馬県桐生市内)
1995 「桐生再演2」街における試み1995 賀茂神社境内/(群馬県桐生市内)
1996 「桐生再演3」街における試み1996 西方寺沢用水ポンプ小屋/(群馬県桐生内)
1997 「桐生再演4」街における試み1997 川内町5丁目560/(群馬県桐生市内)
1999 ~「リアルライフ」/鳥取市立博物館常設展示(鳥取)
1999 「桐生再演5」街における試み1999 森山家「温室」/(群馬県桐生市内)
2000 「2 P」平塚鉄矢(詩人) 、黒川未来夫(写真家) コラボレーション/Space Kobo & Tomo(銀座・東京)
2002 「オ・アザールの庭」展/AU HASARD(東京)
2004 「夜想リターンズ」/HIGURE17-15 CAS(東京)

RE[ ]/Responsive Environment
RE[ ]/Responsive Environmentは、建築、音楽、ダンス、映像、デザインという様々な領域をクロスオーヴァーするコラボレーションにより、空間表現を行うユニットである。
1993 年の結成以来、これまで様々なパフォーマンスやインスタレーション作品の制作、プロジェクトの発表を行ってきた。
普段、異なる分野で活動を行うメンバーがコラボレーションを行なう際の共通言語は、「空間」である。建築家、作曲家、振付家やデザイナーは全て、本来的に空間を媒体とした表現者であるといえる。こうしたインターディシプリナリーな場で相互に空間について語るとき、そこには必然的に時間や動きが重要なファクターとして介入してくる。
このようなファクターによって常に変容する空間/Responsive Environment を共通のオープン・プラットフォームとした表現活動を行うことを目的として、ユニットは構成された。