<% Server.Execute("/motomachi/db/log.asp") %> 元町公園・ぱぱっと会議 活動日記: 元町公園について アーカイブ

メイン

2006年12月15日

区報ぶんきょう 昭和60年4月10日号!再び

みなさん!!
文京区だって、気がついた人が頑張れば、ちゃ〜んと、元町公園のことを大事にできるんです。

当時の新聞は、「昭和57年の暮れから4千万円がかけられた」と報じています。

最初は、当時の「今風(いまふう)」に、つまり、昭和初期とは全然違う姿につくりかえられるはずだったのだそうです。
しかし! 設計もお金の計算も殆どできあがっていた頃に、この公園の由来や大切さ、多くの人の思い入れの深さに強くこころを動かされた区の担当者が、上司のOK(工期も予算も動かさないのだったらという条件だった、と伝聞)をもらって、ねじり鉢巻・大車輪で設計から何から、ぜーんぶやり直したのだそうです。
古い図面や文献を探したり、地元の人に何度もお話を聞きにいったり写真をお借りしたりして、連日徹夜でがんばった。(お正月も徹夜だったのかしら・・・と心配。)

そんな苦労をして、あらためて開園したのが、昭和60年の春のことでした。


区報のトップ記事をぜひ、クリックしてご覧下さい。
区報ぶんきょう昭和60年4月10日号


2006年06月28日

元町公園について

元町公園(昭和5年開設、文京区本郷1-1)は、関東大震災復興事業の一環として、東京市(当時)が設置した52か所の小公園のひとつです。防災と罹災者救護に大きな可能性を示した公園の数を増やし、同時に、近所の子供たちが遊び・学ぶ場所として公園を小学校に隣接させる新しいアイディアを実現させたものです。しかし都心の再開発がすすむ中で、この特別な空間を体験できる場所は、元町公園(と旧元町小学校)ただ一つだけとなってしまいました。本郷台地から神田川へと下る崖線の地形を巧みに活かし見事にデザインされた緑の空間は、カスケードやテラス状の広場、パーゴラなど大正・昭和初期モダニズムの造形美にあふれています。